今週末、Disney+「北極星」 vs Netflix「ウンジュンとサンヨン」ジャンルを超えた真剣勝負

Netflix「ウンジュンとサンヨン」9月12日よりNetflixにて独占配信
韓国ドラマ界にこの週末、新たな話題作としてDisney+(ディズニープラス)の「北極星」とNetflixの「ウンジュンとサンヨン」が同時に登場し、熱い視聴者争奪戦を繰り広げる。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】 / ●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「北極星」(북극성)は国連大使として国際的な名声を築いたムンジュ(チョン・ジヒョン)が、大統領候補銃撃事件の背後に迫りながら、謎めいた特殊要員サノ(カン・ドンウォン)と共に国家の危機を解き明かしていく政治サスペンス。各エピソードは分割公開され、緊迫感あふれるストーリーと映画のような繊細な演出が視聴者を惹きつける。政治的陰謀と個人の葛藤が交錯する姿は、冷徹な国際情勢の中で揺れる人間ドラマとしても胸を打つ。

対して、「ウンジュンとサンヨン」は、一気に全15話が公開されるヒューマンドラマ。10代から40代まで、互いを最も好み、憧れ、そして嫉妬や恨みを抱きながら一生を通じて絡み合う二人の友人、ウンジュン(キム・ゴウン)とサンヨン(パク・ジヒョン)の人生を描く。長編構成ながら二人の演技力が作品のテーマ性をより深く際立たせ、心に刻まれる物語となっている。

視聴スタイルも対照的で、「北極星」は全9話のうち、すでに序盤の3話が配信され、以降毎週水曜日に2話ずつじっくり楽しむ分割配信。➡第1話あらすじ、第2・3話あらすじ
一方「ウンジュンとサンヨン」は一気見向きの全15話公開だが、そのボリューム感は週末を活用しながら少しずつ味わう“マラソン視聴”スタイルが合いそうだ。
また、「北極星」のスタッフが、キム・ゴウン主演のヒット作「シスターズ」を手がけたキム・ヒウォン監督、ジョン・ソギョン作家の新作ということにも注目が集まっている。制作発表会でキム・ゴウンは、「ヒウォン監督を応援していますし、本当に尊敬しています。『北極星』もすごく素敵な作品ですし、ソギョン作家も大好きです。でも……勝ちたいです」と語っていた(【制作発表会まとめ】より)。
どちらも異なるジャンル、異なる世界観、異なる視聴体験を提供するが、現代社会の人間模様に迫る点で共通しており、週末に心と頭を揺さぶるドラマ体験を求める視聴者にとっては見逃せない選択肢となるだろう。プラットフォームの特性も絡み合い、今週末の話題の中心がどちらになるか注目されている。
9月は他にも魅力的な作品が続々と配信・放送される。➡【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】
なお【2倍楽しむ】では、配信にあわせて全話あらすじと見どころを紹介していく。ここではドラマの見どころやキャストの魅力、制作発表会などまとめている。
【「北極星」を2倍楽しむ】 / 【「ウンジュンとサンヨン」を2倍楽しむ】
※navicon韓流コーナー(韓国ドラマ2025年9月現在1500作品以上の紹介、ドラマの深掘りする【2倍シリーズ】、時代劇に役立つ【年表・王朝系図・地図】など図表などまとめています⇒
