テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」第27話~第30話:先王の死に関わる陰謀の証人、女官が現れるが…

テレビ東京で地上波初放送中の「朝鮮心医ユ・セプン」(全62話)はヒューマン・医療・時代劇。2025年9月13日(土)からの第27話~第30話のあらすじを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】(ネタバレあり)
心を癒す“新しい医師”の物語
「朝鮮心医ユ・セプン」は、2022年に韓国tvNで放送されたヒューマンドラマ。今回、テレビ東京ではシーズン1(全12話)とシーズン2(全10話)のシリーズ全話22話を全62話に編集して放送する。今回紹介する第27話~第30話はオリジナル全22話版の9話終盤~11話序盤まで。⇒href="https://navicon.jp/news/92159/" target="_blank">【第12話(S1最終回)ネタバレ】、【第22話(S2最終回)ネタバレ】
この回では、ウネのセプンへの想いも膨らむ。また徹夜で医書を読んだり、鍼治療のために手を血だらけにして肉に鍼を打ったりと、医術に向けても励む。その一方で、マンボクを通してセプンが神鍼と呼ばれた名医だと聞く。
また、可愛そうな庶子(側室が産んだ子)ソクチョルを通じて、チャングンとジハンの胸が温まる出会いと、チャングムがオコゲのおやつに執着する理由も明かになる。
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ばあちゃん役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
原題:조선 정신과 의사 유세풍(朝鮮精神科医ユ・セプン)
■第27話
断邪草について調べるジハンは、これが先王を毒殺した薬草だとのうわさが広まった、危険な花だと言う噂を聞く。そしてセプン(セヨプ)の父がどこまでの事実を知っていたのかと考える。そんな中、ウヌの父で県令のソ・ヒョンリョン(キム・ハクソン)が、薬草採りの男ムヨン(イ・ギュヒョン)を逮捕する。男は自分が逮捕されたことをヨンファに知らせないでほしいと頼む。
セプンはシヌ(チョン・ウォンチャン)に頼み込んでムヨンを一時釈放させる。ウヌはヨンファ(チョン・ヘヨン)を連れ出し、ムヨンに対する胸の内を吐き出すよう伝える。ためらうヨンファに代わってウヌが、セプンへの気持ち「行かないでください。今のようにそばにいてください」と見本を閉めす。この言葉に背中を押されたヨンファも月に向かって本音を話す。セプンに連れ出されたムヨンがこれを聞き、二人は互いの愛を確かめ合い去っていく。
遅れて駆け付けたシヌは、二人が去ったと聞きセプンに怒りをぶつける。ウヌも二人を引き離すと死んでしまうとシヌを説得し、理解しないシヌは「あなたは恋慕の情をわからない」と言い切る。
同じころ、先王が毒殺された決定的な証拠の披鍼をシヌが持っていることを知った左議政チョ・テハク(ユ・ソンジュ)は、スンマンを呼ぶ。
■第28話
ウヌと帰路に就くセプンは、先王の命を救えなかったことで王宮を追い出されたこと、それがトラウマで鍼が撃てなくなり、命も狙われていることを明かす。真相を突き止めるために行かねばならない。待っていてくれますか?というセプンに、ウヌは、「いいえ。先生は前に進んでください。そして真実を明かしてください。私もご一緒します」と笑顔で答えた。セプンたちと別れたシヌは、左議政が送った刺客とスンマンに刺される。逃げるシヌは証拠の披鍼を落としてしまい、スンマンの手に渡る。セプンとウヌは瀕死のシヌを見つけ山小屋で看病する。一命を取り留めたシヌは、変色した披鍼はセプンの父ユ・フミョン(チャン・ヒョンソン)が持っていたことをセプンに話し、姿を消す。
その頃、王(オ・ギョンジュ)が行幸に出ることが決まる。御医(イ・ソファン)から先王の死に関わる女官ウォル(パク・セヒョン)が王の手の内にあることを知った左議政は、王の行幸の目的を理解する。
一方その夜遅く、温陽に行ったはずの王はケス医院にいた。戻ってきたセプンは王を見て平伏するも、王は旧友に会い来たと言い、水刺間の女官を連れて来るので治療してほしいと頼む。セプンは王が先王の死と父フミョンの死について調べていたと知り驚く。ウォルは恐ろしい目に遭って心を病んでいた。
■第29話
先王の死に関わる陰謀の証人である女官のウォルを守るよう、王から託されたセプン(セヨプ)。心を閉ざしていた。ウォルの胸のホクロから彼女がかつてセプンが命を救った女官だと気づく。そんな中、左議政は、ケス医院に小娘が来たかどうか座首イ・スンマン(キム・ヒョンムク)にすぐに調べて報告するよう指示。スンマンは左議政に人を惑わす妖しい薬(阿片)を渡し、金儲けを持ちかける。但し披鍼が手に入ったことは明かさなかった。そして、ケス医院にウォルがいると確認したスンマンが左議政に報告する。
ウォルはセプンを憶えていた。セプンはウォルが話せなくなった理由を知ろうと故郷に誘う。故郷で起きた恐ろしい光景を思い出したウォルは、取り乱してしまう。セプンはウォルに優しく寄り添いケス医院の家族たちと出発する。
到着したウォル家は滅茶苦茶に荒され、血痕などもあったが、ナメ(ヨン・ボラ)たちがきれいにしてウォルを迎えた。みんなで楽しく食卓を囲んで、ウォルも少しずつ落ち着いてきた。その夜、ウォルは耳の聞こえない父親と絵で会話したことを思い出す。
セプンは、自分が先王に鍼を打ったせいで父を死なせてしまったと、罪悪感を口にする。そしてウォルに起きたことも自分のせいかもしれないと謝る。ウォルはセプンの方にそっと手を置く。その頃、チャングンがウォルが書きなぐった紙をつなげてそれが「蝶」を描いていると気づく。何伝えたいのかと説くセプンにうなずくウォルは、やっと口を開き、「先生は悪くない。先生お父上は蝶々飾りの黒い紐をした男に殺されました」と、涙ながらに話す。セプンは、それがシヌなのかと考える。ウヌも「シヌ様ではないはず」ですと言う。
■第30話
ウォルから父の最期を聞いたセプン。そんな中、左議政とスンマンがウォルを殺しにやって来る。セプンはウヌに家族を託し、ウォルを連れて逃げる。怪我をしたウォルを匿い、囮になる。しかし、追っ手を撒いて戻ってきたときウォルの姿はなかった。ケス医院の家族と別れて戻ってきたウヌと二人で彼女に家に戻ると、シヌがウヌの遺体を担いで姿を見せる。飛び出そうとするセプンをウヌが止め「誰がウォルの仇を取るのですか!」となだめる。
「なぜ、ユ・セヨプ(セプン)を生かしておいた」と聞かれたシヌは、最後の機会を下されば必ず命を奪い、披鍼も取り戻すと約束する。スンマンと二人になったシヌは、私の物を返せと刀を突き付けるが、スンマンは「よほど大切なものですね」と白を切る。
一方、セプンはウヌの足の傷に気づき手当をしてやる。そしてまた人を死なせてしまったと涙を流す。ウヌは罰を受けるのは罪を犯したものだとセプンを慰める。
ひと足先に医院に帰った家族たちは、戻ってきたセプンたちからウォルが死んだと聞き泣きじゃくる。
セプンはジハンに漢陽に行くために馬の用意を頼む。すると、ウヌが現れ、都を追われたセプン一人では都に入れないと、一緒に行くと申し出る。
◇テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」ページ
2025年6月14日スタート 土・日6:00~6:30
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】
