「かけがえのない私のスター」から「カマキリ」へ…イエルの圧巻の演技力が話題に

08時14分ドラマ
画像:ENA「금쪽같은 내 스타」、SBS「사마귀: 살인자의 외출」

女優イエルはその類まれな演技力で、2025年の韓国ドラマ界を席巻している。彼女は単一のジャンルにとらわれることなく、幅広い役柄を見事に演じ分ける「オールラウンダー俳優」として評価を確立している。

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ジニーテレビオリジナルドラマ「かけがえのない私のスター」では、もともと助演の立場から、カンヌ国際映画祭受賞経験を持つトップスター・コ・ヒヨン役に抜擢され、その繊細かつ複雑な心情を丁寧に表現した。

一方、SBSの犯罪スリラー「カマキリ:殺人者の外出」では、昼夜を問わず事件に奔走する熱血刑事キム・ナヒを演じ、冷静かつ鋭いカリスマを見せている。これらまったく異なるキャラクターを自由に行き来し、演技の幅を存分に魅せている。

これまでにもイエルは、映画『インサイダーズ/内部者たち』で短時間ながら強烈な印象を残したり、『彼女が死んだ』では粘り強く事件に挑む刑事役で高い評価を受けている。さらに、ヒューマンドラマの領域でも存在感を発揮し、ENAの「ハピネスバトル」で不安と執着に揺れる女性を、JTBCの「私の解放日誌」では三きょうだいの第一子として現実的かつコミカルな演技を見せた。

ファンタジージャンルでは、tvN「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のサムシンおばあさん役として観る者を惹きつけ、「花遊記(ファユギ)」のマ秘書役で独自の個性を強調し、「悪魔が君の名前を呼ぶ時」では鮮やかなビジュアルと人間的葛藤を併せ持つキャラクターで新たな緊張感を創出した。

このような多彩な作品群を通じて、イエルはスリラーの冷静さ、ヒューマンドラマの共感性、ファンタジーのカリスマ性を自在に行き来し、作品ごとに異なる顔を見事に演じ分けている。多面的な魅力と確かな存在感により、「オールラウンダー俳優」としての地位を確実なものにしていると言えるだろう。

現在、イエルが出演する「かけがえのない私のスター」はENAチャンネルで毎週月・火曜22時に、「カマキリ:殺人者の外出」をSBSで毎週金曜21時50分、土曜22時に放送中。両作品ともU-NEXTで配信中だ。

今後も多様なジャンルで新たな魅力を見せ続ける彼女の活躍から目が離せない。

■イエル プロフィール
本名:キム・ジヒョン。1982年8月26日生まれ(現在43歳)で、韓国ソウル出身。身長168cm、血液型はAB型。成均館大学で演技芸術を学び、2009年に映画『シークレット』でデビューし、同年にはMBCドラマ「よくできました!」にも出演した。

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