テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」第35話~第38話:キム・ミンジェとキム・ヒャンギ別れ、再会と幽霊騒ぎ

テレビ東京で地上波初放送中の「朝鮮心医ユ・セプン」(全62話)はヒューマン・医療・時代劇。2025年10月11日(土)からの第35話~第38話のあらすじを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】(ネタバレあり)
心を癒す“新しい医師”の物語
「朝鮮心医ユ・セプン」は、2022年に韓国tvNで放送されたヒューマンドラマ。今回、テレビ東京ではシーズン1(全12話)とシーズン2(全10話)のシリーズ全話22話を全62話に編集して放送する。今回紹介する第35話~第38話はオリジナル全22話版の12話後半~13話まで。⇒【第12話(S1最終回)ネタバレ】、【第22話(S2最終回)ネタバレ】
この回では、ウネのセプンへの想いも膨らむ。また徹夜で医書を読んだり、鍼治療のために手を血だらけにして肉に鍼を打ったりと、医術に向けても励む。その一方で、マンボクを通してセプンが神鍼と呼ばれた名医だと聞く。
また、可愛そうな庶子(側室が産んだ子)ソクチョルを通じて、チャングンとジハンの胸が温まる出会いと、チャングムがオコゲのおやつに執着する理由も明かになる。
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ハルメ(ばあちゃん)役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
原題:조선 정신과 의사 유세풍(朝鮮精神科医ユ・セプン)
■第35話
王(オ・ギョンジュ)はセプン(=セヨプ/キム・ミンジェ)に精神科医としての功績を称え、御医の地位を授ける。シヌ(チョン・ウォンチャン)も朝鮮は離れ、琉球国(沖縄)か西域(中国・インド)に行くという。セプンは、シヌの助けがなければ左議政の不正を暴くことはできなかったと、謝意を伝える。シヌは「一族の罪を償っただけだ」と王の恩赦に感謝し、養子となった左議政の下で生きるのが辛く、無意味に人を殺してはいないと告げた。そして「ウヌをよろしく頼む」と去っていく。
ジハン(キム・サンギョン)にも勧誘が届くが、彼はソラク村で医院を続けることを選ぶ。ウヌは、御医に任命されたセプンに鍼筒を返そうとするが、セプンは王から新しい鍼筒をもらったと、それをウヌにもらってほしいと頼む。そして「まだ王の体調が悪く、心配なので漢陽に残る」と伝える。ウヌはソラク村へ去って行き、2人は離れ離れとなる。
3か月後、セプンとマンボク(アン・チャンファン)がソラク村のケス医院に帰って来る。王の健康が回復したので御医の職を退き、村に帰ってきたのだという。
しかし、セプンはまだ鍼は打てない。その夜、改めて『心医 セプン』として生きる覚悟をきめたセプンは、初めて診た患者だったウヌとの出会いを思い出す。そして玉の指輪を持ち出しウヌの寝室へ向かう。彼女を呼び出し、「明日の正午に会いたい」と告げる。
眠れぬ夜を過ごした二人。翌日、ウヌの父である県令ソ・ヒョンリョン(キム・ハクソン)がウヌに会いに来る。配置換えがあったので準備をしなさいという。ウヌはセプンに想いを讃えるために約束の場所へと駆けつける。一方。約束の木の下でウヌを待つセプン。振り返ったセプンの前にいたのは王命を受けた兵士たち。駆け付けたウヌと向き合うセプンに、王命が下される。
【これより第2シーズン】
■第36話
左議政チョ・テハクの謀反から1年。ジハンたちも漢陽に移り住んで「ケス医院」の分院を開いていた。しかしウヌは、父ソ・ヒョンリョと共に離島の黒山島に行っていた。セプンは心医としてケス医院の面々と診療をしつつ、王宮に出入りして王の相談役を務めていた。王は死んだテハクの幻覚に苦しんでいた。ジハンと共に王を診察したセプンは、人間不信に陥っている王を案じる。そんな中でも翡翠の指輪とかんざしを交換して別れたウヌへの想いが日増しに募る。
イップンは漢陽に来てファッションに興味を持ち始めていた。セプンはウヌから届いた文に心をときめかす。しかしウヌはケス医院の全員に文を出していた。
一方、王宮には幽霊が出ると噂になっていた。
■第37話
王宮では幽霊の噂が広まり、幽霊を見たという女官たちは体調を崩し、疫病のようなものが流行しはじめる。王はさっそく朝会を開き、セプンを呼ぶよう命じる。内医院では面目を潰されたと憤慨する。セプンとジハンは女官たちを診察し、「雀乱」という内医院の見立ては間違っていると王に進言する。王は幽霊のせいだと怯えながらも、これを公表し、セプンたちに調査と女官たちを助けてほしいと頼む。
すると新御医(ソン・ノジン)や医官チョン・ガンイル(カン・ヨンソク)が反発する。王は双方力を合わせて奇病の原因と治療をするよう命じる。
その頃、父と共に漢陽にやってきたウヌは、船着き場で倒れた男を診断する。そしてすぐに鍼を打って男は意識を取り戻す。そんなウヌを見て父は感心しながらも慎重になれと忠告する。
一方、ジハンは女官たちの吐しゃ物から毒であると診断を下し、解毒剤の調合をしようとする。しかし御医に薬材の提供を拒否される。その間にも倒れる女官が現れ、セプンはそのひとりに緑内障を診とめる。そばにいたチョン医官も緑内障を確認しながらも内医院の誤診を認めない。仕方なくセプンとジハンはケス医院に戻る。
翌日、セプンたちはケス医院の仲間と薬材をもって王宮内に仮設の診療所を開く。わがままな翁主がセプンを見かけ、かつて憧れていた医官だと気づく。翁主お付きのチョン尚宮もまた、かつて医官だったジハンを見て頬を赤らめる。
そんな中、御医は女官ドッキ(イ・ミンジ)が調理した料理のせいで女官たちが中毒を起こしたことにしようとする。ドッキに自白を強要するが、セプンが彼女を救い出す。そして幽霊が目撃された中宮殿へいった理由を聞く。しかし、ドッキは通りがかっただけだと答える。
■第38話
誰もいない漢陽のケス医院にウヌがやって来る。その頃、王宮内の仮設診療所にやってきたチョン・ガンイル医官は、ジハンが自分のことを憶えていないことに憤慨して戻っていく。中毒症状の原因究明がはかどらず意気消沈のセプンは、ウヌの幻覚を見て思わず手を伸ばす。しかしそれは本物のウヌだった。セプンはウヌを抱きしめ歓喜する。口づけをしようとしたとき、マンボクに邪魔され、ケス医院の皆とにぎやかな夕餉を囲む。
食事のあと、ウヌと川辺に向かうセプンは、「本当に美しいです」と告げて預かっていたかんざしを髪に挿す。そしてウヌに渡した翡翠の指輪を彼女の指にはめてやり、1年の再会を喜ぶ。
そして、王宮内で起きていることを聞いたウヌは真相解明のために、今すぐ二人で王宮へ向かうことに。
同じとき、王宮では王がテハクの幽霊を目撃していた。セプンと共に幽霊が出るという中宮殿に着いたウヌは、かすかに百合の香りがすると気づく。しかし近くに百合の花はない。その時、翁主が幽霊を見たと悲鳴を上げる。駆けつけたセプンにしがみつく。幽霊が逃げた方向に駆けだしたウヌは、チョン医官とぶつかり倒れそうになったウヌは抱きとめられる。
◇テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」ページ
2025年6月14日スタート 土・日6:00~6:30
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】
