「テプン商事」イ・ジュノの人生が一晩で一変！演技力と演出に相次ぐ称賛【第1話第2話】

10月11日、12日に配信されたNetflixシリーズ「テプン商事」第1話第2話では、1夜にしてあまりにも多くのものを失ったテプン（イ・ジュノ）が立ち上がる様子が描かれた。こちらではあらすじと見どころ、視聴者の声を紹介。（ネタバレあり）

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「テプン商事」は、1997年のIMF危機という激動の時代を舞台に、不器用だが懸命に生きる若者や家族たちの熱い人生ドラマだ。【「テプン商事」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころや【制作発表会】動画＆レポートまとめ、視聴率、視聴者の反応、関連動画などをまとめている。

■キャスト⇒キャスト、キャラクターを画像・相関図付きで徹底紹介
カン・テプン役：イ・ジュノ（2PM）
オ・ミソン役：キム・ミンハ
ワン・ナムモ役：キム・ミンソク
コ・マジン役：イ・チャンフン
チャ・ソンテク役：キム・ジェファ
カン・ジニョン役：ソン・ドンイル
チョン・ジョンミ役：キム・ジヨン
ピョ・バクホ役：キム・サンホ
ピョ・ヒョンジュン役：ム・ジンソン
　ほか

■第1話「台風の季節」あらすじ
画像：tvN「태풍상사」公式HPより 「テプン商事」Netflixで独占配信中
テプン（イ・ジュノ）は中朝企業テプン商事の社長の父・ジニョン（ソン・ドンイル）のスネをかじり、自由奔放に遊んで暮らす。ダンスも上手く、カリスマ性がある彼はクラブでも注目の的。そんなテプンは自身に嫉妬するヒョンジュン（ム・ジンソン）に売られた喧嘩を買い、暴力騒動を起こす。

騒動を起こしても謝罪1つしないテプンに冷たい眼差しを向けるジニョン。自身を情けないと語り、頬を打つ彼にテプンは背を向け、夜の街に姿を消した。その後、温室へと向かった彼は父に初めて殴られた、と愛する花たちに報告。気分を切り替えるため、音楽をかけたテプンは水やりをしながら踊った。

母・ジョンミ（キム・ジヨン）への花を手土産に帰宅したテプンは、自室で眠りこける。息子の寝顔を見たジニョンは笑みを零し、布団をかけ直した。その後、出社した彼は仕事の悩みに表情を固くする。

バラの開発を夢見るテプンは、寝る間も惜しんで花の研究を続ける。夜遅く帰宅した彼は、ふと父の靴が汚れている事に気付き、丁寧に靴を磨いた。翌日、テプンは友人・ユンソン（ヤン・ビョンヨル）宅の破産を知る。ユンソンに会いに行った彼は「他人は信じるな」という警告に眉をひそめた。

初めての韓国産のバラの開発に成功したテプンはこれをジニョンに報告しようと思っていた。その頃、ジニョンの会社は危機に陥り、従業員への給料の支払いも出来ない状況に。これに頭を抱える彼は突如倒れてしまう。知らせを受け、病院に駆けつけたテプンは母を宥めながら、父の傍を守る。

そんな時、ユンソンの危機を告げられたテプンは、慌ててクラブへと向かう。しかし、これはヒョンジュンの罠で、テプンはそこで彼から家の破産を告げられる。ヒョンジュンの言葉に耳を貸さず、父の元に急いでもどるテプン。しかし、時既に遅く、ジニョンは息を引き取っていた。その一方で世間にはIMF危機のニュースが流れる。

■第1話「台風の季節」見どころ
テプン一家を襲う悲劇に胸が痛んだ1話。家の破産、そして父の死に絶望するテプンの姿には「最後のテプンの表情を見て一緒に泣いた・・・（涙）」、「イ・ジュノのエンディングの表情演技がすごかった」と、テプンと彼を演じるイ・ジュノの演技に胸を抉られた視聴者の声が聞かれた。
また、1話でIMF危機の絶望を物語った演出にも称賛の声が聞かれている。それと同時に「あの愉快で温かい人々がIMF絶望をどう生きるのか気になる」、「2話からのテプンがどう変化していくのか期待！」と大きな期待が寄せられている。

なお、本作は韓国ではtvＮで放送されており、第1話の視聴率は全国5.9％、首都圏5.7％だった。⇒【10月11日視聴率TOP10】

●すべてを失った夜―「テプン商事」初回視聴率5.9％スタート



■第2話「アスファルトの男」あらすじ
画像：tvN「태풍상사」公式HPより
「テプン商事」Netflixで独占配信中
思いもよらない環境に置かれた台風、しかし一文無しになったと思っていた彼にたった一つの希望が現れるが！ しかし、努力の末、ついに秘密の扉を開いた台風を待っていたのは、意外な真実だった。

ジニョンの急逝に従業員達が悲しみに暮れる頃、テプンもまた深い悲しみの中にいた。そんな彼はジュンソの葬儀に借金を取り立てに来たテプン商事の取引先の対応をする。香典を借金代わりに持っていこうとする取引先を止めたのは、会社の経理・ミソン（キム・ミナ）だった。

後日、テプンは父の荷物を取りに会社へと向う。その時、またも取引先が借金の取り立てにやってくる。ミナを初めとする従業員が対応に困る中、前に進み出るテプン。本日付けで社員、そして父の保証人となると語りその場を収めた彼は、会社の契約書を担保にする事でその場を収める。

社員になる、というテプンの入社手続きを行ったミソンは、彼の世間知らず度合いを知り、愕然とする。一方、帰宅したテプンは家の電気が止められていること、借金取り立ての電話が鳴り止まない状況を目の当たりにし、会社のみならず家までもが金銭的に追い詰められていることを実感した。

一文無しになったと思う中、テプンは父が隠していた金庫を見つける。これに希望を見出し、暗証番号の解読に乗り出す。彼が会社にまつわる重要な4つの数字を探していると知ったミソンは、心当たりのある数字を彼に伝える。

ミソンから教えて貰った数字で金庫を開ける事に成功したテプン。金庫の中からは社員全員分の名前が書かれた通帳、そして「テプン　夢実現用」と書かれた通帳が入っていた。

翌日、ミソンを昼食に誘ったテプンは彼女に助けを求める。父が会社を大切に思っていたことを知り、真の社員になりたいと望むテプン。ミソンはそんな彼に「テプンは必ずやり遂げる」と、テプンが病床で言い残していたことを告げる。

ジョンソクの思いを知ったテプンは、通帳に預金額と共に刻まれた父からのメッセージに涙する。その翌日、テプンは心と服装を改め出社。これにミソンは笑顔を浮かべ、他の従業員たちは驚いた。

早速ミソンと共に仕事に乗り出したテプンは、父が最後に契約した会社へと向かう。その会社の電話線が抜かれているのを彼は、続々と他の違和感にも気付く。何か隠されている、と感じた彼はミソンに印鑑つかないようにと釘を刺し、納品に来ている車を止めに走った。身を挺して車を止めるテプンは、降る雪を見て、父と共に見た桜を思い出す。

■第2話「アスファルトの男」見どころ
ジュンソクの不器用なテプンへの愛が印象的だった2話。彼がテプンに残した愛情は多くの視聴者の胸を打ち「社員と息子のための通帳を残していた最高の社長で最高のお父さんじゃん・・・泣かずにいられないよ・・・」、「息子の通帳に一緒にとった写真を挟んでいたのが更に泣けた」とお茶の間を涙の海にした。
また、納品トラックを止めるため道路に寝そべったテプンが雪を見て父を思い出す演出に涙した視聴者も多い様子。「雪を桜に変える演出が本当に良かった・・・」、「イ・ジュノの演技と演出が完璧で感動が倍増した」と、称賛の声が多く聞かれている。

なお、本作は韓国ではtvＮで放送されており、第2話の視聴率は全国6.8％、首都圏6.3％だった。⇒【10月12日視聴率TOP10】

●2PMジュノ、父ソン・ドンイルの死で覚醒－視聴率6.8％に上昇

「テプン商事」はNシリーズ、Netflixで2025年10月11日から独占配信された。

◇ tvN「태풍상사」HP

◇YouTube｜tvN「태풍상사」3話予告（日本語字幕なし）


【作品詳細】【「テプン商事」を2倍楽しむ】