「100番の思い出」キム・ダミとシン・イェウン、友情と嫉妬が交錯…忍び寄る7年前の恐怖【第11話】

18日放送したJTBC「100番の思い出」(백번의 추억)第11話では、ヨンレ(キム・ダミ)とジョンヒ(シン・イェウン)の固い友情に亀裂が入り、避けられない運命の対決が訪れた。
この結果、視聴率は前回第10話で記録した7%台の最高視聴率には届かなかったが、全国視聴率は6.7%、首都圏も6.3%を記録した。(ニールセンコリア提供、有料世帯基準)。➡【10月18日視聴率TOP10】
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「100番の思い出」は、1980年代の100番バスの案内係ヨンレ(キム・ダミ)とジョンヒ(シン・イェウン)、そして二人の間で芽生える切なくも輝かしい初恋を描くニュートロ(New+Retro)青春メロドラマだ。【「100番の思い出」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめ、配信にあわせて全話あらすじと見どころを紹介していく。
■キャスト
➡キャスト、キャラクター画像・相関図付きで徹底紹介コ・ヨンレ役:キム・ダミ
ソ・ジョンヒ役:シン・イェウン
ハン・ジェピル役:ホ・ナムジュン
マ・サンチョル役:イ・ウォンジョン
チョン・ヒョン役:キム・ジョンヒョン
コ・ヨンシク役:チョン・ソンウ
ほか
■第11話「ミスコリア」
(※ネタバレあり)
ジョンヒは、親友ヨンレと初恋の相手ジェピル(ホ・ナムジュン)が愛を確かめ合う瞬間を目撃する。ヨンレとジェピルを心から大切に思うジョンヒにとって、その光景は純粋に喜べない複雑な嫉妬心となって胸を刺した。
ヨンレはミシェル美容院のオーナー(ウ・ミファ)からミスコリアへの出場を打診される。ナチュラルな美しさに惹かれたオーナーの勘が働き、「真=1位」に選ばれれば奨学金も手に入ることから、ヨンレは一度はためらいながらも母親の後押しで挑戦を決意する。母はこれまで何度も「やめなさい」と言ってきた自分を反省し、今度こそ娘を全力で応援することを約束する。
一方ジョンヒも、ヨンレの兄コ・ヨンシク(チョン・ソンウ)を通じてヨンレがミスコリアに出場することを知ったジョンヒ。自身の長年の夢のためにミスコリア出場を決意し、養母ミスク(ソ・ジェヒ)を説得した。
二人は久しぶりにソウル予選会場で再会。ヨンレは友人の予想外の登場に驚き、ジェピルと付き合っていることを話せず心苦しさを抱える。しかしジョンヒは、もう察していたかのように祝福し、ヨンレの大学進学の夢が出場の理由だということも理解を示した。とはいえ「今回は絶対に手加減しない」と語るジョンヒの目には、ヨンレを越えたいという強い決意が表れていた。
予選会の結果は、ヨンレが1位、ジョンヒは2位だった。二人は本選に進み合宿に入るが、運命のようにまた同じ部屋に割り当てられる。過去のバス寮とは違い、二人の間には目に見えない微妙な感情が入り混じっていた。ジョンヒは参加者代表を名乗り出て、完璧な振り付けと態度で注目を浴びる。一方、ヨンレはダンスが苦手な自分を克服しようと夜遅くまで一人で練習を続けていた。
その間、ジョンヒの実兄ソ・ジョンナム(チョン・ジェグァン)とバス会社の元労務課長ノ・サンシク(パク・ジファン)が日雇い労働市場で偶然出会い、同じ人物を追っていることを知る。二人はテレビでミスコリア大会のニュースに映ったジョンヒの存在を見て、彼女に強力なバックがあると直感し、養母ミスクを訪ねた。
しかしミスクはジョンヒが殺人未遂の前科を持つことを暴露されても屈せず、彼女の過去に対し怒りをあらわにする。ジョンヒの頬をビンタし、絶対に優勝するようにとプレッシャーをかける。
この現場をヨンレが目撃し、ジョンヒを慰めようとするが、ジョンヒは自分の苦しい人生と友人との差に屈辱と恥ずかしさを募らせる。ヨンレから「なぜそんなに卑屈なのか」と責められ、ついに7年間押し殺してきた感情が爆発。幸せだったバス運輸時代を手放した理由やジェピルに別れを告げざるを得なかった事情をヨンレに吐き出し、涙を流す。ヨンレも友人の犠牲に涙し、深い悲しみを共有する。
■見どころ
最終回前話となったこの回で、ついにジョンヒが7年前に職場も初恋も失ったのがヨンレのためだったと告白した。そして激しい心の嵐を越え、ミスコリア前夜祭を迎えた二人は、運命の舞台で全力を尽くす。退場の際、ジョンヒの視線は観客席の中央に止まる。そこには7年前の過去を握るノ・サンシクがいた。まるで死神のような視線にジョンヒは凍りつき、この危機が二人の運命にどう影響するか緊迫感を増している。
放送後、視聴者からは「キム・ダミとシン・イェウンの繊細な演技に感動」「ジョンヒの嫉妬や葛藤、ヨンレとの複雑な関係性に胸を打たれた」「最終回の展開から目が離せない」などの声が聞こえた。
「100番の思い出」最終回の第12話は、10月19日(日)22:30から放送、その後U-NEXTで独占配信される。
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