「キム部長の物語」リュ・スンリョン、リアルな50代大企業サラリーマン像を見事に表現…2.9%スタート
Netflixにて独占配信中
Netflixで独占配信開始した新ドラマで俳優リュ・スンリョンが、リアルな50代大企業サラリーマン像を見事に表現した。
25日に初放送されたJTBC新土日ドラマ「ソウル自家に大企業勤務のキム部長の物語」(서울 자가에 대기업 다니는 김 부장 이야기、以下「キム部長の物語」)第1話では、大企業に25年勤める部長キム・ナクス(リュ・スンリョン)のジェットコースターのような一日が描かれた。第1回の視聴率は、ニールセン・コリア全国有料世帯基準で2.9%、首都圏3.1%だった。
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前作「100番の思い出」(백번의 추억)の初回(全国3.3%、首都圏3.5%)よりはやや低いが、まずまずのスタートを切った。➡【10月25日視聴率TOP10】。U-NEXT(P)配信中のこの回のあらすじと見どころを紹介する。
作中でリュ・スンリョンは、大企業ACT営業チームの部長「キム・ナクス」役を務め、現実の会社員の姿をユーモラスかつ生き生きと描き出した。
この日の放送では、キム・ナクスが登場と同時に、韓国の中年の父親であり会社員のリアルな日常をそのまま見せた。上司ペク・ジョンテ(ユ・スンモク)の部屋にこっそり入ったところを見つかり、「ただ謝って終わらせよう」と言われた後、同じ言葉を部下のクォン・ソンヒ(ハ・ソユン)社員にそのまま使う場面では、「憎めないパワハラ上司」としての一面をリアルに演じた。
続くシーンでも、彼の“パワハラぶり”は健在だった。日常のすべてを金銭的価値で測るナクスは、高級外車に乗るチョン・ソング(チョン・スンウォン)代理をけん制し、上司と部下の間でバッグの価格帯を気にするなど、笑いを誘うと同時に、ほろ苦い共感を引き出した。
しかし、放送終盤にはナクスが予期せぬ事件に直面し、雰囲気が一変する。昇進競争で押されて地方のウルルン島に左遷された同期のホ・テファン(イ・ソファン)課長が、極端な選択をしようとするのだ。この事実を後から知るナクスのショックと虚しさが余韻を残し、今後の展開への関心を高めた。
リュ・スンリョンは初回から「キム・ナクス」という人物を立体的に描き出し、視聴者の共感を呼び起こした。昇進競争、家族の葛藤、生き残るための処世など、中年の父親としての現実的な悩みをユーモラスかつ真摯に描き、“人間キム・ナクス”の魅力を最大限に引き出している。
なお、「キム部長の物語」第2話は本日27日22時30分から放送、そのあとNetflixを通じて独占配信される。この回の詳しいあらすじと見どころは、に【全話あらすじと見どころ】で紹介する。
◇ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語 | オフィシャル予告編 | Netflix
◇Netflix
◇JTBC「서울 자가에 대기업 다니는 김 부장 이야기」