<わたしの完璧な秘書>イ・ジュニョク、秘書から検事に復帰?「良いが悪い、ドンジェ」11月6日WOWOWで放送
第54回百想芸術大賞のテレビ部門で大賞を受賞した大ヒット・サスペンス「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」のスピンオフ、「良いが悪い、ドンジェ」が、WOWOWプライムで11月6日(木)午前8時30分より放送、オンデマンドで配信する。全10話構成で、初回は無料放送となる。
「良いが悪い、ドンジェ」は、善と悪のどちらにも偏らない魅力的なキャラクターであるドンジェが、検事の世界で生き残りをかけ新たな課題に立ち向かう姿を描く。
大ヒットサスペンス「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」のスピンオフ作品。この作品で印象的な存在感を放った検事ソ・ドンジェ(イ・ジュニョク)を主人公に据え、彼の知られざる過去と“正義”の行方を描く。
あらすじ
出世に失敗し、地方検察庁へ左遷されたドンジェは、くすぶった日々を送っていた。そんな中、女子高生殺害事件の捜査を担当することになり、再開発をめぐる利権や薬物取引の闇に巻き込まれていく。表では軽薄に見えながらも、内には確固たる信念を抱くドンジェが、再び検事としての矜持を取り戻していく姿が描かれる。
キャストとスタッフ
「わたしの完璧な秘書」で多くの女性を癒やしてくれたイ・ジュニョク。彼が再びソ・ドンジェ役を演じ、これまで脇役として見せてきた“したたかさ”の裏にある人間的な苦悩と成長を体現する。宿敵となる建設会社の社長ナム・ワンソンを演じるのは、重厚な存在感を放つパク・ソンウン。ふたりの対立構図がドラマ全体の緊張感を生み出す。脚本・演出には「秘密の森」シリーズを手がけた制作陣が再集結し、世界観を継承しながらも独立した物語として完成度を高めている。
見どころ
■“脇役から主役へ”の変貌
ソ・ドンジェが主人公となり、これまで見えなかった彼の信念や弱さが鮮明に描かれる。機会主義者の仮面の裏に潜む“正義の再定義”が最大の見どころとなる。
■緻密なストーリー展開
殺人事件を軸に、再開発利権や薬物取引が絡み合う社会派サスペンス。伏線と回収のテンポが絶妙で、視聴者を飽きさせない構成になっている。
■「秘密の森」ファンも満足の世界観
シリーズ未視聴でも理解できるが、前作を知る人には小さな“リンク”が随所に仕込まれており、思わずニヤリとする仕掛けが用意されている。
野心と正義の狭間で揺れる人間の本質を鋭く描いた社会派サスペンス「良いが悪い、ドンジェ」。イ・ジュニョクの緻密な演技と、重層的に構築された脚本が生み出す緊迫感は圧巻。スピンオフという枠を超え、一人の男の再生と覚悟の物語として心に残る。
「良いが悪い、ドンジェ」は、「タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!」の後続作として11月6日よりスタートする。
◇WOWOW「良いが悪い、ドンジェ」HP
2025年11月6日スタート 月-金 8:30-9:45