「復讐代行人3～模範タクシー～」シリーズ初の海外ロケ舞台は日本・福岡･・・日本語台詞から始まる第1次ティーザー公開

11時29分ドラマ

韓国の人気ケイパードラマ「模範タクシー」が帰ってくる。11月21日にスタートするSBSの人気シリーズ「復讐代行人3～模範タクシー～」（모범택시3/模範タクシー3）の第1次ティーザーが公開され、よりスケールアップした世界観の拡張を予告している。

「復讐代行人3～模範タクシー～」（脚本：オ・サンホ／演出：カン・ボスン）は、同名のウェブ漫画を原作とするシリーズで、正体を隠したタクシー会社「虹（ムジゲ）運輸」とタクシー運転手キム・ドギが、不当な被害者に代わって復讐を遂げる“私的復讐代行劇”だ。前シーズンは2023年に放送された地上波・ケーブルドラマの中で視聴率5位（21％）を記録し、韓国型シーズンドラマの成功例として名を馳せただけに、メガIP「模範タクシー」シリーズの帰還に期待が高まっている。

シーズン3の第1話の舞台は日本・福岡。シリーズ初の海外ロケ。竹中直人や笠松将らが出演する。本日公開されたティーザー映像も日本のセリフ「希望っていうのはしがみつけばしがみつくほど…どんどん首が閉まっていく」というセリフから始まる。

画像：YouTube｜SBS「모범택시3」1차 티저より

映像では「虹運輸」の助けを必要とする時代の中で苦しむ被害者たちの姿が描かれ、胸を締めつける。彼らに「死なずに、一緒に復讐しましょう」と手を差し伸べるチャン代表（キム・ウィソン）の台詞は緊迫感を高め、新たな復讐劇の始まりを知らせている。

さらに、グローバル化が進む中で国際犯罪が横行する現実を反映し、キム・ドギ（イ・ジェフン）がインターポールと接触する場面も描かれ、物語への期待を一層高める。前シーズンではベトナムを舞台に、海外就職をエサに若者たちを誘い出して暴行・監禁した違法ギャンブル組織を壊滅させ、痛快なカタルシスを与えた。新シーズンでは海外人身売買と繋がった違法金融組織を狙い撃ちにし、国際的な共助まで展開される壮大なスケールでアドレナリンが全開になるという。

また、復活した“タクシーヒーロー”キム・ドギの存在感も健在だ。迫力満点のカーチェイスや肉弾戦などのアクションシーンはさらに進化し、多彩な変装プレイも強烈な印象を残す。グローバル連携によって進化した「ムジゲ5人組」のチームプレーが冴え渡り、ケイパードラマならではの爽快感を倍増させる。

さらに、「これまで一度も姿を見せなかったもう一人の加害者」というドギの意味深な言葉、新たな事件と冷酷なヴィランたちの登場、そして「模範タクシーの始まりと終わり」というコピーまでが重なり、物語への好奇心を最高潮に引き上げる。

暗い現実に立ち向かい、スリリングなカタルシスを与える「模範タクシー」シリーズの第3の運行に熱い関心が集まっている。

◇[1차 티저] "528’3’ 운행 시작하겠습니다”（第1次ティーザー）

なお、「模範タクシー3」は2025年、科学技術情報通信部と韓国放送通信電波振興院（KCA）の制作支援作品に選ばれており、「私と結婚してくれますか？」（우주메리미）のあと、11月21日（金）よりSBSで放送開始予定だ。日本での配信は未定。

◇SBS「모범택시3」HP