「終幕のロンド」草彅剛と中村ゆりは二人だけの秘密を持ってしまった【第3話ネタバレと第4話予告】

09時21分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

樹(草彅剛)の息子・陸(永瀬矢紘)のいじめ問題は解決。樹は、生前整理中のこはる(風吹ジュン)との約束を破り、娘の真琴(中村ゆり)にこはるのことを話した。「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年11月3日、第4話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」とは
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」は、シングルファーザーで、遺品整理人が仲間とともにときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマだ。その第3話が27日に放送された。

樹(草彅剛)は真琴(中村ゆり)と二人だけの秘密を持つ

樹は、生前整理を頼まれているこはる(風吹ジュン)の病気の件をついに真琴にうちあけた。そして、こはるの気持ちの整理が付くまで“二人だけの秘密”にしようとする。真琴の夫・利人(要潤)は、真琴の担当編集者である森山静音(国仲涼子)と不倫していることもわかった。真琴の心がどんどんと樹へ向かってしまう。

息子の陸(永瀬矢紘)のいじめ問題は無事に解決

樹の息子の陸が学校でいじめにあってしまう。樹から「されて嫌なことは人にもしない」といわれ、それを守っていたのだが、学校の友達からは樹が反撃しないのでやられ放題だった。真琴の言葉で反撃してしまい、相手に怪我をさせてしまったが、学校の担任や児童の母親が理解がある人だったので、事は重大にならず、陸と相手の子も仲直りをしていた。ドラマ内でほっとできる瞬間となった。

ゆずは(八木莉可子)は親の虐待を受けていた!

『Heaven’s messenger』に派手目の服装の女性(雛形あきこ)がやってきたが、それはゆずはの母だった。やってきた目的はただ一つ。ゆずはから金をふんだくることだった。子どもの頃は暴力でゆずはをしばり、大人になったゆずはからは金を巻き上げる。ゆずはがどこかおどおどしているのはこの母親が原因となっている。

11月3日に放送される第4話で、真琴の夫・利人(要潤)を樹が出会う

こはる(風吹ジュン)が倒れて入院した病院に利人がやってきて、付き添った樹と対面するが、遺品整理人と聞くと見下した態度をとる。真琴に対する尊大な態度や自分よりも下と思える人間に対しての酷い態度は改まって行くのか?

特別対談コーナー開設

番組公式サイトには、出演者たちによる特別対談のコーナーがある。まずは、“樹”を演じる草彅剛と、樹に生前整理を依頼する“こはる”役の風吹ジュンの対談が実現した。2011年の映画『僕と妻の1778の物語』以来の共演となる二人は互いの印象について、草彅は「相変わらず可愛らしくて素敵で優しい方なので、風吹さんと一緒にいるとすごく安心します」と語り、同じ役者としてリスペクトしていると話す。また、風吹ジュンはほめられて照れちゃうと話しながらも、草彅が若いころから応援しているといい、「実は今回も、最初にお話をいただいたときはタイミング的にお引き受けするのが難しいかなと思っていたんですけど、主演が草彅さんと聞いて、「それは何としてもやらなきゃ!」と。久しぶりにご一緒できて、本当にうれしいです」と打ち明けた。対談内容全文については番組公式サイトに掲載されている。

■第3話ネタバレあらすじ

ある日の朝、樹(草彅剛)が朝食の準備をしていると、陸(永瀬矢紘)が浮かない表情で腹痛を訴える。病院ではなく学校にいくことを選択した陸は渋々登校するが、学校へ送り届けた樹は、いつになく小さな息子の背中に心配を募らせる。

真琴(中村ゆり)がこはる(風吹ジュン)の体調に疑いを抱き、不安を感じていることを悟った樹は、こはるにもう一度2人で話し合うよう勧めるが、こはるは固辞する。

そんななか、読み聞かせのため再び陸の通う小学校を訪れた真琴は、陸がいじめを受けている現場に出くわす。なぜ自分だけ嫌なことをされるのか分からないと涙を見せる陸に、真琴は思わず自分と利人(要潤)の関係を重ね、嫌なことをされたら「反撃する、相手に言う、逃げる」のどれかだとアドバイスする。陸はさらにいじめられた時、反撃してしまい、相手に怪我をさせてしまった。病院に行った樹は相手の親に謝る。親も自分の子が先に手を出したのを理解して納得してくれる。子ども達二人は謝り合っている親の元、変顔をして互いに遊んでいた。

磯部(中村雅俊)の元には、10年前に息子の文哉が自殺した一件について話を聞かせてほしいと、再び波多野(古川雄大)が訪ねてくる。過去の苦い経験からマスコミを一切信用していない磯部はすぐさま波多野を追い返そうとするが、波多野は、そんな磯部に、磯部がだまっていることでさらに自殺者を増やしていると煽り、揺さぶりをかける。

ゆずは(八木莉可子)の母親(雛形あきこ)が尋ねてきて、ゆずはから金を奪い取るようにしていった。心配した海斗(塩野瑛久)にゆずはは「殴った後は優しい」と言う。

公園で、樹はこはるから口止めされていたことを真琴にはなす。そして、こはるの心の整理がついて真琴に話すまでの間の二人の秘密にしようといった。さらに真琴に「だれかに八つ当たりしたくなったら呼び出してください」とまで伝える樹だった。

そのころ、真琴の夫・利人(要潤)は、真琴の担当編集である森山静音(国仲涼子)と不倫を重ねていた。

翌日、こはるの仕事場近くを通りかかった樹は公園でこはると一休みする。いたって元気だといっていたこはるだが、その場で倒れてしまった。

■第4話あらすじ

病院へ運ばれる救急車の中、意識のないこはる(風吹ジュン)から「俊さん…」と呼ばれて手を握られた樹(草彅剛)は、真琴(中村ゆり)の父親であろうその人のことを、こはるが今も想っていることに気づく。

知らせを受け、病院に駆け付けた利人(要潤)は、義母の病気のことを知らず、明らかに不機嫌になる。夫の背後で、真琴はおろおろするばかり。利人はすぐに病院を後にした。

一方、海斗(塩野瑛久)、ゆずは(八木莉可子)、碧(小澤竜心)の3人は、親の反対を押し切り、お笑い芸人を目指していた故人・稲葉大輔(川合諒)の部屋を訪ねる。すると、故郷の小学校で校長をしていたという厳格な父・稲葉博貴(六平直政)が、遺品の中からお笑いに関するものだけを徹底的に排除していた——。

カンテレ・フジテレビ 2025年10月13日スタート。毎週月曜日22時放送「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」。出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shumaku_rondo」。

カンテレ・フジテレビ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」番組公式サイト

【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】