日韓混合バンドCROWN HEAD、結成半年で韓国最大級ロックフェスに出演!1万人を熱狂させた圧巻ステージ
今年3月に結成された日韓混合バンド CROWN HEAD が、結成わずか半年にして韓国最大級のロックフェスに出演する快挙を達成した。会場には約1万人の観客が詰めかけ、チケットは全席ソールドアウトとなった。日本人アーティストとして唯一の出演となった彼らのステージは、まさに国境を越えた音楽の熱気に包まれた。
野外ステージに心地よい風が吹き抜ける中、静かな期待が漂う会場。ステージの幕が上がると空気は一変した。オープニングを飾ったのは、テレビアニメのオープニングテーマとして話題を呼んだ「鬼灯(ほおずき)」。重厚なギターリフと情熱的なボーカルが響き渡り、冒頭から観客の心を掴んだ。
続く「Cheese」では軽快なリズムと遊び心あふれるサウンドで会場を巻き込み、メンバー同士が笑顔を交わすたびにステージはさらに輝きを増していく。中盤に披露された新曲「鳴ル銅雷(なるどら)」では、鋭く切り込むギターと圧巻のドラムが重なり合い、雷鳴のような衝撃が観客の胸を打った。その勢いのまま、会場の熱気はピークに達した。
ラストを飾ったのは、これからのCROWN HEADの歩みを象徴するバラード「Climbing」。穏やかなイントロから徐々に昂るメロディに乗せ、「これからも駆け上がっていく」という意志を込めた歌声が会場に響き渡り、観客の表情には感動と期待が入り混じった光が宿った。音楽が国境を越え、一つの情熱として観客全体を包み込む瞬間だった。
CROWN HEADは4月にユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たし、1st Digital Single「Hidden」(テレビ朝日系ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』主題歌)に続き、2nd Digital Single「鬼灯」がアニメオープニングテーマに抜擢されるなど、破竹の勢いを見せている。韓国人メンバーを擁する彼らにとって、今回のフェス出演はまさに夢の舞台となった。母国のファンの前で演奏するその姿には、覚悟と誇り、そして音楽への純粋な情熱が宿っていた。
結成からわずか半年で国境を越え、韓国最大の舞台に立ったCROWN HEAD。彼らが放つ力強いサウンドとメッセージは、アジアのロックシーンに新たな風を吹き込み、新時代の息吹を象徴する瞬間となった。
YouTubeオフィシャルチャンネルで、彼らの楽しい動画が多数公開中だ。
◇YouTube|CROWN HEADチャンネル