「シバのおきて」第4話ネタバレ:犬は家族のかすがい!福助が見せた“やめて”のサインとは
NHK総合で放送中の大東駿介主演ドラマ「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」。10月28日(火)放送の第4話「シバは、家族のかすがいか」では、編集部が一躍脚光を浴びる一方で、愛犬・福助の“本当の力”に気づかされる感動回となった。関連動画は公式HPで、NHK ONEで見逃し配信されている。
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」は、ノンフィクション作家・片野ゆかの『平成犬バカ編集部』を原作とした、犬によって心が優しく解きほぐされていく人々を描いたヒューマンドラマ。
■第4話「シバは、家族のかすがいか」ネタバレあらすじ
廃刊の危機を免れた「シバONE」。さっそく次号の準備に取り掛かるが、原稿トラブルに追われていた相楽(大東駿介)は、苦し紛れに始めた企画「シバ川柳」が大ヒット。一躍、編集部は“お荷物”から社内注目の存在に。気をよくした相楽は「福助をスターに!」と張り切るが、過激な“犬かき”撮影で福助が溺れかけてしまい、妻の亜衣(瀧内公美)から撮影NGを出される。
落ち込む相楽は、福助の代わりを務めようと自分が犬の目線で取材に出るが、不審者と間違われ交番へ。その出来事を通して、「自分では福助の存在を代われない」と痛感する。
そんな中、編集部では「昭和の犬文化」をテーマにした新企画がスタート。石森(飯豊まりえ)は父(やす)が母に贈ろうとしていた昭和レトロな服を持参。石森が預かっているひとみ(声:MEGUMI)や、ボム(声:津田健次郎)も参加し、華やかな撮影となった。
その後、相楽の謝罪の手紙を受け取った妻も福助の復帰を許可。3匹そろった編集部犬チームの撮影は順調に進む。
福助の復帰報告に滑沢動物病院の院長・好美(松坂慶子)を訪ねた石森は、「犬は家族のかすがいになる」と聞き、新企画「仲裁戦隊シバレンジャー」を思いつく。
相楽家での喧嘩取材では、福助が“やめて”のシグナル「カットオフ」を見せ、石森と父との親子喧嘩ではひとみは「隠れる」という反応を示す。カメラマン・三田(こがけん)の一人芝居ケンカにはボムが無反応と、それぞれの性格が垣間見える。
最後には、ひとみが石森家の正式な犬となり、3匹目のスタッフ犬として仲間入り。
相楽の妻が「突撃!隣の犬ごはん」の担当になるなど、新たな展開を予感させるラストだった。
■第4話見どころ:犬は人の“心の空気”を読む
今回のテーマは、「犬は家族のかすがい」。
親のケンカが子どもに悪影響を与えるように、犬もまた家庭内の不穏な空気に敏感だ。
犬は人の声のトーンや表情、空気の変化を感じ取り、大きな声や険悪な雰囲気があると、不安や恐怖を覚える。実際に福助は「やめて」のサインを出し、ひとみは「隠れる」という行動でストレスを表した。このシーンは、犬が家族の感情をどれほど受け止めているかを象徴的に描いている。
犬のストレスサインとしては、しっぽを巻く・耳を伏せる・食欲が落ちる・夜に落ち着かない・過剰に舐める・吠えやすくなる——といった行動が挙げられる。
家庭の平和は、犬の心の安定にも直結する。犬の前ではケンカを避け、穏やかな声で安心させ、静かに過ごせる空間を作ることが大切だ。
またこの回では、石森と仏像研究者・上村智輝(水川かたまり)の距離が縮まり、恋の予感も…?福助たち犬編集員の次なる活躍にも注目だ。
■第5話「犬温泉より愛をこめて」
スタッフ犬2号のボムが病気を患い、編集部が心配に包まれる。そんな中、清家(片桐はいり)が以前から温めていた「犬温泉の旅」特集が始動。相楽(大東駿介)ら編集部の仲間たちは、ボムの回復を願いながら清家の実家でもある温泉へ向かう――。
仲間と犬への思いやりがあふれる、温かなエピソードとなっている。
放送情報
ドラマ10「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」
放送開始:2025年9月30日(火)スタート(全9回)
放送枠:毎週火曜 22:00〜22:45 NHK総合・NHKプラス
再放送:毎週金曜 午前0:35〜1:20(木曜深夜)
【原作】片野ゆか 『平成犬バカ編集部』
【脚本】徳尾浩司
【音楽】YOUR SONG IS GOOD
【出演】大東駿介、飯豊まりえ、片桐はいり、こがけん、篠原悠伸、松坂慶子、瀧内公美、有香、やす/柄本時生(声)、津田健次郎(声)/水川かたまり、川島潤哉、黒田大輔、勝村政信 他
◇NHK「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」HP
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