イ・ジェウク“視聴率より心に残る作品を”「ラストサマー 初恋の再生」【制作発表会動画・まとめ】

16時23分ドラマ
画像:KBS「마지막 썸머」Instagramより

10月29日、ソウル・九老区のザ・セイント グランドボールルームにて、KBS2の新土日ミニシリーズ「ラストサマー 初恋の再生」(마지막 썸머)の制作発表会が行われ、ミン・ヨンホン監督、主演のイ・ジェウク、チェ・ソンウン、キム・ゴヌが登壇し、ドラマの見どころなど語った。会見動画が公開されたので、コメントなどレポートする。本作はU-NEXTで独占見放題配信される。

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「ラストサマー 初恋の再生」は、ケンカしながらも惹かれ合う男女のロマンス、そして新たに加わるライバルの存在によって生まれる“夏の三重奏”を予告。イ・ジェウク、チェ・ソンウン、キム・ゴヌという個性豊かなキャストが織りなす繊細な感情のドラマが、秋の夜を鮮やかに彩る。

ラストサマーYouTube|「마지막 썸머」제작발표회 포토타임(フォトタイム)より

監督は「台本を読んだ瞬間、キャラクターの愛らしさと物語の弾みを感じました。夏を背景に、登場人物が抱える心の痛みや葛藤をどうリモデリングするかが物語のテーマです」と説明。舞台は、すでに建てられた家。そこに過去の思い出や感情を投影し、心の成長を描くという独特な設定が特徴だ。

キャストコメント:暖かさと共感を届ける物語
主演のイ・ジェウクは「夏の雰囲気が感じられる暖かい作品です。寒い季節に放送されますが、視聴者の皆さんに癒しや安心感を届けられると思います」とコメント。

チェ・ソンウンも「小さな日常の中に優しさや人間味が溢れる台本に惹かれました。視聴者が共感し、見終わった後に温かい気持ちになれるドラマになれば」と語り、共演者との現場の雰囲気も良好だったことを明かした。

さらに、キム・ゴヌも「視聴率も大事ですが、何よりドラマを見た方の心に残ることが大切です。この作品はきっと長く心に残るドラマになる」と話している。

イ・ジェウク、初の1人2役に挑戦
本作ではイ・ジェウクが双子の兄弟“ペク・ドハ/ペク・ドヨン”の1人2役に挑戦する。「性格が異なる2人をそれぞれ演じるのは難しかったですが、即興的なジェスチャーや表情で区別を表現できました。完成した映像を見て自分でも満足しています」と語った。

ミン監督も「イ・ジェウクは前作で暗く重い作品に出演していたため、今回はラブリーで明るいキャラクターを存分に演じられると思い起用しました」と説明。ドラマ全体に軽やかさと躍動感をもたらすキャスティングだ。

撮影の裏側:寒い冬に夏の物語
興味深いのは、夏を舞台にしているにもかかわらず、撮影は寒い時期に行われたことだ。イ・ジェウクは「冬に夏服を着て撮影するのは大変でしたが、キャラクターに集中して演じることで乗り越えられました」と振り返る。

チェ・ソンウンも「ジェウクさんは冗談をよく言い、現場を明るくしてくれるムードメーカー。そんな雰囲気のおかげで、寒さを忘れて撮影できました」と笑顔で語った。

視聴率への期待と意気込み
視聴率に関して、イ・ジェウクは「30%出たら嬉しいですが、それ以上に大事なのは視聴者の心に残る作品であること」と率直にコメント。監督も「多くの方に楽しんでいただき、感動してもらえたら視聴率以上の成果です」と語った。

YouTube|「마지막 썸머」제작발표회 포토타임(フォトタイム)
YouTube|「마지막 썸머」제작발표회(制作発表会動画一覧)

KBS 2TV週末ミニシリーズ「ラストサマー 初恋の再生」は、11月1日(土)21時20分より放送開始。そのあと、23時からU-NEXTで日本初・本国同時独占見放題配信する。青春の終わりと再生を描くこの“最後の夏”が、視聴者にどんな余韻を残すのか期待が高まっている。

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