「スピリット・フィンガーズ」嫉妬とすれ違いを越えて、パク・ジフとチョ・ジュニョンがついに両想いに【第7話第8話】
映像配信サービス「Lemino®」で配信中のTVINGオリジナル韓国ドラマ「スピリット・フィンガーズ(스피릿 핑거스)」。11月12日に公開された第7話と第8話では、イェリムの策略によって一度はすれ違ったウヨンとキジョンが、ついに正式なカップルとして結ばれるまでが描かれた。以下、ネタバレを含むあらすじと見どころを紹介する。
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「スピリット・フィンガーズ」は、2015年に韓国NAVER WEBTOONで公開され、世界中で愛され続けている人気漫画が原作。アートを通して“自分らしさ”を見つけていく若者たちの姿を、鮮やかな映像とともに描いた“青春ヒーリングロマンス”だ。タイトルの「スピリット・フィンガーズ(Spirit Fingers)」とは、登場人物たちが所属するアートサークルの名前。絵の上手さではなく、自分を自由に表現することを大切にしている個性派集団で、彼らの交流を通じて主人公が少しずつ成長していく。
■キャスト
ソン・ウヨン役:パク・ジフ(ブルーピンクフィンガー)
ナム・ギジョン役:チョ・ジュニョン(レッドフィンガー)
ク・ソノ役:チェ・ボミン(ブルーフィンガー)
ナム・グリン役:パク・ユナ(ミントフィンガー)
アン・イェリム役:カン・ヘウォン(ウヨンのライバル)
ピョン・テソン役:チャ・ウミン(ギジョンの友人)
ほか
■第7話
一方、ウヨンはキジョンの“目へのキス”に戸惑いながらも、彼の優しさに心を癒やされていた。キス事件の後、キジョンは「責任を取る」と言いふらし、ウヨンはそんな彼に呆れつつも、まっすぐな気持ちに惹かれていく。
次回のサークルテーマは「レッド」。赤いタータンチェックのワンピースを着たウヨンに、キジョンは思わず見とれてしまう。
その日、ソノは仲間たちの前で入隊を発表。グリンは欠席していたが、ソノの想いに気づいた仲間は二人を応援する。
ソノはウヨンに「昔の自分に似ていたから誘った」と語り、そこに現れたグリンに「もう僕のことは考えないで」と言い残す。しかしその言葉は、彼女の心にソノの存在をより深く刻み込む“逆心理作戦”だった。
一方で、イェリムはウヨンとキジョンを引き裂こうと、「キジョンは元カレ」と嘘をつき、自分もサークルに参加したいと申し出る。ウヨンの心には不安が広がっていった。
■第8話
カップルポーズの撮影では、イェリムが自らモデル役を買って出てキジョンと組む。密着ポーズを取る二人を見たウヨンの胸はざわめくが、平静を装う。そんなウヨンの態度に、キジョンは「本当に平気なのか」と苛立ち、ウヨンも「私たち、付き合ってるわけじゃないでしょ!」と突き放してしまう。
キジョンが怒って帰り、グリンとソノもそれぞれ姿を消す中、イェリムはウヨンに「キジョンが好きなの?」と探りを入れる。ウヨンは「友だち」と否定するが、その気持ちはもう隠せない。
その頃、ウヨンをいじめていた“三人組”と偶然遭遇したセラとミレが大喧嘩を起こし、警察沙汰に。ウヨンが駆けつけると、三人組は「イェリムに指示された」と証言する。キジョンはその場でイェリムに「人の心を利用するお前が嫌いだ」と言い放ち、ウヨンのそばにいる理由をくれたことに「感謝する」と去っていく。
夜、ウヨンはイェリムに会い、「あなたのおかげで自分の気持ちに気づいた」と感謝の言葉を伝える。その帰り道、自宅前で待っていたキジョンと再会し、ハグで仲直り。「私もあなたが好きみたい」と告白するウヨンに、キジョンは「俺の方がもっと好き」と抱きしめ返す。
母に素直に謝るウヨンの姿には、かつての“妄想自我”がもう見えなかった。
一方、グリンもソノへの想いを自覚。友人のように振る舞おうとするが、ソノからの突然のキスに心を奪われ、熱い想いを交わす。
■見どころ
恋と友情が交錯し、それぞれの「本当の気持ち」が動き出した第7・8話は、まさに青春の痛みとときめきが詰まった回となった。
「スピリット・フィンガーズ」は毎週水曜、TVINGで韓国独占配信中。日本ではLeminoで独占配信。第9話と第10話は11月19日(水)に配信予定。
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