【最終回予告】悲願の有馬記念に臨む、妻夫木聡と目黒蓮は勝利を勝ち取るか?「ザ・ロイヤルファミリー」【第9話ネタバレ】

09時41分ドラマ
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ロイヤルファミリーの骨折・角膜実質炎と騎手・翔平(市原匠悟)の怪我。絶体絶命のピンチを救ったのは栗須(妻夫木聡)、耕一(目黒蓮・Snow Man)たちが率いるチームの力だった。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年12月14日、最終回・第10話を15分拡大で放送する。悲願の有馬記念での勝利を勝ち取るか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第9話が12月7日に放送された。

中川大志©TBS

二代目の“ボンボン” 展之(中川大志)の非情さ

若き馬主として耕一(目黒蓮・Snow Man)も影響を受けた、椎名(沢村一樹)の息子・展之(中川大志)。着実に勝利を重ねるが、ゲーム感覚で騎手も変更する。勝利に貢献してきた佐木(高杉真宙)を下ろし、ルメール(クリストフ・ルメール)に変更してしまう。第1話での武豊騎手を始め、これまでも多数の騎手が登場したが、ラストになってルメール騎手も登場し、話題をさらった。さらに、展之のイケイケなボンボンぶりが評判となっている。勝利を勝ち取り続けると、父のいうことも聞かず、もう“無双”状態だ。そんな展之を演じている中川大志は、好青年を演じることも多かったが、今作での“いやな感じ”のボンボンとして、耕一と対照的な立場をとる役が似合っていると評判だ。

第9話のゲスト、市川実日子は耕造(佐藤浩市)、耕一(目黒蓮)親子と関わる女医役

ロイヤルファミリーの怪我は足の骨折だと診断されたが、目にも負傷を負っていた。確実に治せるのは角膜移植だが、それができる獣医はフランスにいる佐渡(市川実日子)だけだ。意を決して、渡仏した耕一は本音で佐渡に話をして、なんとか日本に来てもらうことに成功した。佐渡がロイヤルファミリーにかけた「あなたを信じてる人がいる。あなたは幸せよ」という優しい一言も“泣ける”と話題となった。

14日放送の最終回・第10話で運命の有馬記念が描かれる

山王耕造(佐藤浩市)が描き続け、息子である耕一(目黒蓮)に引き継いだ夢、それは持ち馬で有馬記念に勝利することだ。夢は栗須(妻夫木聡)の、そしてチーム全体の夢になっている。怪我から立ち直ったファミリーと翔平(市原匠悟)がその勝利を勝ち取ることができるのか?

■第9話ネタバレあらすじ

ロイヤルファミリーの主戦ジョッキーとなった翔平(市原匠悟)は、秋のGⅠシーズンに挑む。だがその矢先、翔平は思わぬ大きなトラブルに巻き込まれてしまう。外に出そうとした時に、なにかのアクシデントにより、ファミリーは騎手の翔平を落として、走るのを辞めた。救急車で運ばれた翔平はくるぶしの骨折、ファミリーも足の骨折を負った。全治4ヶ月と全治半年の重傷だった。

一方、耕一のライバルである展之(中川大志)は、ソーパーフェクトでクラシック三冠制覇を狙っていた。父・椎名(沢村一樹)にゲームではないと制されるが、ジョッキーを佐木(高杉真宙)からルメール(クリストフ・ルメール)に変更し、G1での勝利を重ねる。

翔平の怪我はなんとか治り、レースに復帰するが、まったく勝敗にからまない。入着すらできない日々が続いていた。一方、日高にもどったファミリーだったが、調子が悪い。右目に炎症がある。獣医に診てもらうと角膜実質炎だという。最悪は失明の危機だ。失明しても馬は走れるが、右回りの有馬記念に右目が失明していて勝てることはない。広中(安藤政信)は引退も視野に入れるべきだと言う。獣医は角膜移植ができれば失明しないというが、それができる医者は日本にいないという。競馬記者・平良恒明(津田健次郎)はフランスにいる佐渡(市川実日子)なら角膜移植ができると調べてくれた。

耕一はファミリーにとって何が一番幸せなのかを考える。馬は自分が勝利したことをきちんとわかっているという耕造(佐藤浩市)の言葉を聞き、フランスにいる佐渡に日本に来てもらえるように説得に向かう。

佐渡はメールで断ってきたが、耕一はフランスまで向かう。佐渡は耕造のことも知っていた。耕造に罵倒されたことがあるというが、耕一の話を聞く。耕造からは「治して満足してるんじゃねー」と言われて、馬は“勝ちたい”と思っているのだと言われたことがあった。耕一も“勝つために”治してくれと言い、親子を感じる。そして佐渡は日本にゆくことにした。

翔平は自分がだめなら、実家の牧場もだめになるという気持ちでがんじがらめになっていた。そんな翔平に栗須は“誰のために騎手になったのか?”といい、自分の気持ちを優先させるようにいう。翔平は佐木のもとへ向い、アドバイスをもらう。佐木はぶっきらぼうに“前の自分”を忘れて、今の自分にあうように乗れという。そのアドバイスをもとに、翔平は鐙の位置を修正したりして調子を取り戻してゆく。

角膜移植の手術が終わったファミリーはうれしそうに走り出す。日高でのんびり甘やかされてきたファミリーは体格が一回り大きくなっていた。加奈子(松本若菜)のことを日高の牧場関係者が応援してくれたのだ。翔平がのり、テストランをみた、加奈子、広中、耕一、栗須は満足する。

そして、加奈子は栗須に「結婚しようか」という。栗須と二人抱き合った。

そのころ、展之のソーパーフェクトは順調に勝利を重ねていた。皐月賞、ダービーと勝ち進め、G1を3連覇した後、有馬記念に勝つと自信満々な表情だった。

■最終回・第10話あらすじ

栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)が夢見続けた“有馬記念の舞台”に立つためには、重賞レースでの勝利という、険しく厳しい条件が立ちはだかる。

それぞれの想いを胸にチームロイヤルは決起集会を開き、結束を確かめ合う。その場で耕一は静かに、しかし揺るぎない覚悟を口にする・・・。

TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。

TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト

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