【最終回予告】「もしもこの世が舞台なら」オーナー、支配人夫婦の退場で、菅田将暉が権力を握る?【第10話ネタバレ】
カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)にべた褒めされて有頂天の久部(菅田将暉)。そして、退場してゆく劇場の支配人・浅野大門(野添義弘)がまさかのタイトルコール。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年12月17日、最終回・第11話を30分拡大で放送する。男から産まれた男に足を引っ張られる?予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第10話は12月10日に放送された。
「もしもこの世が舞台なら、じゃ楽屋はどこにあるんだよ!」のタイトルコール
ながーーいタイトルの今作で、このタイトルがどうやってついたのかの回収が10日放送の第10話で行われた。劇場の支配人で、久部(菅田将暉)にも理解があった浅野大門(野添義弘)だが、妻・フレ(長野里美)の小さな使いこみがばれ、退場を余儀なくされる。その時の久部と浅野の会話で、久部が「この世は舞台!」というと、浅野が「この世が舞台?じゃ楽屋はどこにあるんだよ!」とタイトルコールをしていた。意外な人物のタイトルコールは視聴者を驚かせた。17日に放送される最終回はどんな結末が待っているのか?
劇場のオーナー・ジェシー才賀(シルビア・グラブ)を実質的に退け、支配人夫婦(野添義弘・長野里美)もいなくなった。カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)にべた褒めされ、劇場を好きに出来るようになった久部(菅田将暉)はどうしてゆくのか?前の劇団をでていったように、劇団員たちともめ始める。そして、久部、リカ(二階堂ふみ)、蓬莱(神木隆之介)、樹里(浜辺美波)の四角関係はどう決着するのか?最終回は30分拡大で放送される。巨大オープンセットをご紹介
主演の菅田将暉も驚いたという40年前の渋谷を再現した巨大なオープンセットについての紹介が番組公式サイトに掲載された。菅田将暉はその規模について「『いいものをつくるぞ』という爆発力を感じた」と語っていたという。昼は雑多で活気があり、夜はネオンが眩しく妖艶な雰囲気が漂う八分坂。約60メートル続く坂に17軒の建物が並ぶこのオープンセット製作は、建物を安全に建てるための土台作りから始まり、建て込み(セットの組み立て)前の事前準備、建て込み、装飾など、2ヵ月近くかかったそうだ。詳細は番組公式サイトに掲載されている。■第10話ネタバレあらすじ
「冬物語」を上演し終えた夜。ジャズ喫茶「テンペスト」で久部三成(菅田将暉)を待っていたのは、カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)だった。蜷川から褒められ、「とにかく今は、がむしゃらに突き進みなさい」と激励され、震えるほどの感動を味わう。一方、久部が気付かないところで蜷川は、マスター・風呂須太郎(小林薫)とも親しそうに談笑を交わす。久部は支配人・浅野大門(野添義弘)と共に、劇場オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)と対峙していた。置かれたラジカセからは、逮捕されたトニー(市原隼人)の肉声が流れてきていた。ジェシーは弱みを握られ、120万円の上納金は13万円に減額された。
そんな久部にリカ(二階堂ふみ)は支配人も追い出せば良いという。
警官だった大瀬(戸塚純貴)はモネ(秋元才加)にプロポーズするが、速攻で断られた。そこで大瀬は舞台で再度プロポーズをすることにした。シェイクスピアを愛する是尾(浅野和之)は怒ってしまう。
その後の打ち上げで、リカは樹里(浜辺美波)に聞こえるように、スタッフが素人ではだめだという。久部は二人の女性の間であたふたしてしまう。
リカに支配人の部屋にゆくように言われた久部。部屋に向い、帳簿と金庫を確認させて欲しいという。妻のフレ(長野里美)もいる。支配人は自分が疑われているのかと言う。久部はフレにブローチをみせてくださいという。そこにジェシーとリカも入ってきた。フレはブローチをオーナーにもらったと言うが、ジェシーはそれがニセモノだと良い、自分は渡していないという。支配人は土下座して許しを請うが、リカは首にするようにゼスチャーで久部に伝える。
舞台をみて「この場所が好きだった」という大門は久部のことを“疫病神”だといい、そこ“疫病神”に賭けたのは自分だという。そんな大門に久部は「この世は舞台』と言い出す。すると、大門は「じゃ、楽屋はどこにあるんだよ」と詰め寄った。
案内所にいっておばば(菊地凛子)に占ってもらうと、久部の足を引っ張るのは「男から産まれた男」だと告げられる。もどってきた久部にリカは「私をここ以外のどこかにつれて行って」という。
そのころ、テンペストでは蓬莱(神木隆之介)が伴(野間口徹)に、久部がいう“ノイズ”がわからないと相談していた。“ノイズ”は蜷川がよく使う言葉だと教えてくれ、さらに久部のことを人に影響を受けやす過ぎて惜しいという。
久部は前にいた劇団にいき、自分が支配人となったので、“ハムレット”を演じるといい、みんなに「見に来なさい」という。
蓬莱は樹里に、自分の母親の名前が“乙子”、“おとこ”だと話していた。
■最終回・第11話あらすじ
WS劇場を手に入れた久部三成(菅田将暉)は倖田リカ(二階堂ふみ)との関係も良好だ。案内所のおばば(菊地凛子)は久部にもらった植木が枯れていることに気付いたおばばは、「あの男の運気が下がっておるぞ」と呟く。WS劇場では、上演演目は「冬物語」から「ハムレット」へと変わっていた。主人公のハムレットを演じるのは久部だが、ひときわ人気があるのは大瀬六郎(戸塚純貴)が演じるレアティーズだ。一方、楽屋ではヒロイン・オフィーリアを演じるリカが自信を喪失していた。久部は懸命にフォローするが、リカは楽屋を出て行ってしまった。
フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。
◇フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト
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