【ネタバレ】「UDT:私たちの町の特殊部隊」娘か町か…ユン・ゲサンに突き付けられた究極の選択にパルス発動!最終回5%
17日放送されたENA「UDT:私たちの町の特殊部隊」(UDT: 우리 동네 특공대)第10話(最終回)では、チェ・ガン(ユン・ゲサン)とクァク・ビョンナム(チン・ソンギュ)ら町の仲間たちとの協力で、拉致されたドヨンと町を救った。
ENAチャンネルで同時間帯2049ターゲット視聴率1位を安定して維持してきた本作は、最終回で全国世帯・瞬間最高視聴率5.5%、首都圏世帯瞬間最高視聴率5.2%を記録。全国世帯視聴率5%で月火ドラマ1位に輝いた。(ニールセンコリア調べ)。➡全国1位は「UDT」、首都圏1位は「憎らしい恋」…月火ドラマ視聴率“逆転現象”
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「UDT:私たちの町の特殊部隊」は、「家族」と「町」を守るために立ち上がった元・特殊部隊員たちの奮闘を、笑いと感動を交えて描くアクションコメディ。車両爆発やATM爆発事故の真相がつかめぬうちに、再びバス爆発が発生し、チャンリ洞一帯に暗雲が立ちこめる。
■キャスト
➡キャスト・キャラクター(俳優・登場人物)画像付きで徹底紹介チェ・ガン役:ユン・ゲサン
クァク・ビョンナム役:チン・ソンギュ
チョン・ナムヨン役:キム・ジヒョン
イ・ヨンヒ役:コ・ギュピル
パク・ジョンファン:イ・ジョンハ
ほか
■第10話「ようこそチャンリ洞へ」
EMP作戦とドヨン救出
ビョンナムはEMP(電磁パルス)を使い、町の通信基地局をかく乱する作戦を開始する。通信が遮断されれば、サリバン(ハン・ジュヌ)が起爆装置を作動させても爆破は起きない計画だった。一方、サリバンは最後の任務として傭兵たちに爆破装置を配っていた。
ガンは行方不明の娘ドヨン(パク・ジユン)を捜し続け、かすかに聞こえた笛の音を頼りに建物の中に入ろうとするが、傭兵たちに囲まれてしまう。その危機を救ったのは、スイル(ホ・ジュンソク)の車から狙撃を行ったクリーニング店店主オ・チュンベ(チョン・ソクヨン)。彼は元・精鋭部隊のスナイパーだった。
ガンは仲間と通信をつなぎ、単身建物へ突入。激しい銃撃戦と死闘の末、ついにドヨンを救出する。ドヨンは「サリバンと遊んだ」と静かに語った。
究極の選択と通信遮断
同時刻、ビョンナム、ジョンファン(イ・ジョンハ)、ナムヨン(キム・ジヒョン)はそれぞれ三か所の基地局でEMP発動の合図を待っていた。サリバンは「(娘シャロット交通事故死)裁判が間違っていたと、誰か一人でも声を上げていれば、こんなことにはならなかった」と語り、復讐の理由を明かす。
さらにサリバンはガンにスマートフォンを渡し、「押せばドヨンは助かり町の人々は死ぬ。押さなければドヨンが死ぬ」と、残酷な選択を迫る。
その瞬間、EMPが作動し町中が停電するが、ナムヨンの担当分だけが作動しない。モニターに背を向けるサリバンは気づかない。シェルターのヨンヒ(コ・ギュピル)は直接通信線を切断するよう指示するが、傭兵の襲撃を受ける。ヨンヒとスジン(パク・ファ二)は激しい戦闘の末、これを制圧する。
サリバンに決断を迫られたガンは「爆弾のことは任せろ」というビョンナムの言葉を信じ、「私はドヨンを選ぶ」と告げる。直後、ナムヨンが通信線の切断に成功し、町全体の通信は完全に途絶えた。
復讐の終焉と粘土のウサギ
これに気づいたサリバンは、泣き出したドヨンに「元気でな」と別れを告げる。ガンはドヨンをスイルたちに託し、サリバンと一対一で対峙。激しい殴打されても「シャーロットの無念を晴らしたかった」というサリバンに、「その機会をあんたが壊した」とガン。続けて「ドヨンと町を恐怖に陥れた代償だ」と言い放ち、サリバンの腕を撃つ。
倒れたサリバンの脳裏には、ドヨンと過ごした数時間がよみがえる。爆弾が仕掛けられていると知らずに、粘土で作ったウサギをサリバンに手渡し、優しく抱きしめてくれたドヨンの姿だった。
建物から出たガンが、イ次官(ハン・ジェソク)に「すべて終わった」と報告する中、サリバンはそのウサギをそばに置いていた。
そして2025年9月18日深夜0時―シャーロットの命日に、5度目の爆発が起きた。
町に戻った日常
ドヨンを抱いて帰宅したガンを、妻(ソン・ジユン)は涙で迎え入れる。仲間たちも全員無事にそれぞれの居場所へ戻った。翌日、物流倉庫の爆発事故は「ヘリウムガスタンクの爆発」「死者はいなかった」として報じられた。
ナ議員(イ・ボンリョン)は国防長官の不正を告白し議員辞職。しかしまだあきらずにいた。ナ議員を録音データで脅す国防長官キム・ソクチュン(チョ・ハンチョル)は録音データと引き換えの現場でイ次官に逮捕される。
ガンは家族と過ごし、ジョンファンは亡き友ミョンオ(チョ・チャンビン)の納骨堂で「町の仲間たちと犯人を捕まえた」と報告。町には静かな平和が戻った。
ボティゴ保険SIU詐欺調査チーム長(イ・ジュウォン)のスマホに「チェ・ガンの監視対象終了」の通知が届き、チーム長はそれを削除した。
■見どころ・考察
この回では「町の特殊部隊」が真の一つのチームとして完成する瞬間が描かれた。ジョンファンのアイデアから始まったパルスで爆弾の元凶封鎖作戦は、それぞれの専門性と生活密着型の能力が融合した「チャンリ洞作戦」として展開され、爽快なカタルシスを与えた。ヨンヒの中央統制のもと、近所の人々が各個戦を繰り広げる姿は完璧なチームワークを生み出した。金物店、スーパー、クリーニング店、中継塔など、見慣れた“私たちの町”そのものが作戦の舞台となる設定は、「UDT」ならではの差別化された緊張感と笑いを最大化。特にスイルとクリーニング店主オ・チュンベの活躍が加わり、新たな面白さを生み出した。
終盤では、誘拐された娘を救うためにガンが究極の選択を迫られ、善悪を超えて「人を守ること」の意味を問いかける結末が、物語のメッセージを強く印象づけた。
そして、ガンの家で町の人々と引っ越しパーティーの後、屋台で“私たちの町の特殊部隊”5人が打ち上げをしている最中、1台の車が近づいてくる。これは、物語の終わりと同時に「完全な終結ではない」ことを示す象徴的な演出。続編に期待したい。
終盤では、ユン・ゲサンと「誘拐の日」、「TRY~僕たちは奇跡になる」で共演したチョン・スンウォンが特別出演して、コミカルなケミストリーで視聴者を笑わせた。➡チョン・スンウォン、サプライズ出演
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