「プロボノ」外国人嫁の離婚訴訟が急転―性的被害の真相から“詐欺結婚”1億ウォン請求へ【第5話ネタバレ】
2月20日放送のtvN土日ドラマ「プロボノ:アナタの正義救います!」(프로보노)第5話では、カン・ダウィット(チョン・ギョンホ)とパク・ギップム(ソ・ジュヨン)が、結婚移住女性カヤの離婚訴訟を担当することになるが、終局する直前に衝撃の事実が明らかになる。Netflixでも配信中のこの回のあらすじと見どころを紹介する。(ネタバレあり)
ニールセンコリアによると、第5話の視聴率は全国・首都圏共に4.0%を記録した。その他は【韓国TV視聴率TOP10】で紹介。
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■キャスト➡キャスト・キャラクターを人物相関図・画像付きで徹底紹介
カン・ダウィット役:チョン・ギョンホ
パク・キップム役:ソ・ジュヨン
オ・ジョンイン役:イ・ユミョン
チャン・ヨンシル役:ユン・ナム
ユ・ナンヒ役:ソ・ヘウォン
ファン・ジュヌ役:カン・ヒョンソク
ほか
■第5話(ネタバレあり)
ギップムは、泥酔したダウィットが現金入りの箱を受け取る映像を目撃し、彼に疑念を抱く。さらに、ダウィットが裁判官を辞めた理由が収賄疑惑だという噂を耳にし、不信感を募らせていく。
一方、ダウィットは地域人権団体主催のサッカー大会でカヤと出会う。自作のチア衣装で応援する彼女は注目を集め、その後、人権団体の紹介で「暴言と異常な嫉妬」を理由に離婚を望んでプロボノチームを訪ねてくる。高級ブランド品を身に着けた様子から、ダウィットは“コリアンドリーム目的ではないか”と疑うが、それらがコピー品だと判明する。
現地調査を兼ねてチームはカヤの家を訪問。夫は知事の息子で知的障害を持っており、周囲の評価も食い違っていた。豪邸や権力の気配、さらに夫がカヤを部屋に連れ込み密室にする様子を目にしたダウィットは、家庭内で何かが起きていると直感する。
訴訟を引き受けることに反対意見も出るが、代表オ・ジョンイン(イ・ユヨン)の判断で正式に受任。ギップムがダウィットの“賄賂映像”を巡って代表と交渉していた事実も明らかになり、二人の間には微妙な溝が生じる。
裁判が始まると、事態は深刻化。姑は「跡取りが必要な家なのに避妊薬を飲んでいた」とカヤを非難。カヤの首には絞められた痕があり、事件は殺人未遂の疑いにまで発展する。しかしダウィットは、夫が左利きである点から、首を絞めた人物は別にいると見抜く。
調査の結果、犯人は義父であり、性的暴行があったことも判明。翌日に緊急避妊薬を服用していた事実や、DNA証拠が決定打となり、義父は逮捕される。
離婚が確定するかに見えたその時、相手側弁護士がウ・ミョンフン(チェ・デフン)に交代。義父は「誘惑された」と主張し、さらにカヤの腹に妊娠線があったことを持ち出す。ウ・ミョンフンは、カヤが母国で出産した事実を隠して韓国に来たとして“詐欺結婚”を主張し、婚姻取消と慰謝料1億ウォンを請求する。
一転して不利な立場に追い込まれたダウィットは、カヤに「なぜ言わなかった。国外退去になる可能性もある」と問い詰め、事件は新たな局面へと突入する。
■見どころと視聴者の声
結婚移住女性を巡る離婚訴訟が、家庭内暴力から性的暴行、さらに「詐欺結婚」疑惑へと一転する予測不能な展開に引き込まれる。被害者だと思われていた人物が追い詰められていく構成に、「見ていて胸が苦しい」「簡単に救われない現実が重い」と涙を誘われたという声。
権力を持つ家族と社会的弱者という構図が際立ち、「これはドラマだけの話じゃない」と社会問題として考えさせられるとの反響。義父の逮捕で救いが見えた直後に“詐欺結婚”を突きつけられるどんでん返しに、「希望を見せてから突き落とす展開が残酷」「心をえぐられる」と視聴者動揺。
チョン・ギョンホ演じるカン・ダウィットの、怒りと困惑、無力感がにじむ表情に「感情移入して泣いた」「目の演技がすごい」と演技面も高評価。「誰が本当に守られるべき存在なのか」「正義とは何か」を突きつける回として、シリーズ屈指の重く記憶に残るエピソードとの声が多く上がっている。
vN「プロボノ」第5話は、12月20日放送、その後Netflixにて配信される。
◇tvN「프로보노」HP