前代未聞の「終活」コメディ 綾瀬はるか主演「ひとりでしにたい」1月3日全話一挙再放送|全話あらすじ

19時00分ドラマ

綾瀬はるかが主演を務め、放送時に大きな反響を呼んだNHKドラマ「ひとりでしにたい」が、2026年1月3日(土)、NHK総合で第1話から最終話まで一挙再放送されるほか、NHK ONEでも視聴可能となる。



「ひとりでしにたい」は、“よりよく生きて、よりよく死ぬための準備”という普遍的かつ永遠のテーマに真正面から向き合う、前代未聞の社会派「終活」コメディ。重いテーマながら、綾瀬はるかの自然体の演技と、テンポの良い会話劇が視聴者の心をつかんだ。

■原作はカレー沢薫による同名漫画。
主人公・山口鳴海(綾瀬はるか)は、未婚・子どもなし・実家とも距離のある独身女性。ある出来事をきっかけに「自分は将来、どう死ぬのか?」という現実的な問題と向き合うことになる。
孤独死、介護、家族との関係、老後資金――。
誰もが避けて通れないテーマを真正面から描きつつも、作品全体にはどこか軽やかさと希望があり、「怖いけれど、考えてみようと思えた」「笑いながら見られた」という声が多く寄せられた。

■綾瀬はるかの新境地
本作で綾瀬はるかは、従来の“癒やし系”“ヒロイン像”とは一線を画す、等身大で不器用な女性、山口鳴海を好演。感情を爆発させるシーンから、静かに自分と向き合う場面まで、幅広い表現力が高く評価された。「自分の人生を自分で引き受ける覚悟」をにじませる演技は、多くの視聴者の共感を呼び、放送後もSNSで議論が続いた。

■豪華共演陣
鳴海の両親に國村隼と松坂慶子。叔母に山口紗弥加、弟夫婦に小関裕太と恒松祐里、元カレに満島真之介。山口鳴海の同僚の「那須田優弥」役でM!LKのメンバー佐野勇斗。那須田は、鳴海に好意を寄せる“こじらせ男子”を好演した。

【2025-26年末年始】
■放送・配信予定
NHK総合
2026年1月3日(土)全話一挙再放送
第1話:午前8:00~8:44
第2話:午前8:45~9:29
第3話:午前9:30~10:14
第4話:午前10:20~11:04
第5話:午前11:05~11:49
第6話:午後0:15~0:59
※放送時間は変更となる場合があります。
配信
NHK ONE にて視聴可能

「ひとりでしにたい」は、決して特別な人の物語ではない。
誰もが“自分のことかもしれない”と感じる、静かで強いメッセージを持った一作だ。
年末年始、少し立ち止まって人生を考えたくなったときに、ぜひ一気見してほしい。

なお、2025年6月21日~8月2日の放送にあわせて紹介したあらすじと見どころは【全話あらすじ(ネタバレあり)】で紹介している。