「マイ・ラブリー・ジャーニー」第7-8話：コン・スンヨンの前に現れた元恋人…ヨルムは芸能界で再び成功を掴めるのか【ネタバレ】

日本の小説を原作にChannel A土日ドラマとして放送された「여행을 대신해 드립니다」（あなたの旅、代行します/My Lovely Journey-）が、邦題「マイ・ラブリー・ジャーニー」としてNHKBSで2026年1月8日より毎週木曜18時より全10回で放送する。ここでは第7話と第8話のあらすじを先取り紹介（ネタバレあり）


第7話と第8話では、ハルコ（ともさかりえ）が抱えていた辛い過去が明らかになり、新たな依頼に明るい未来を見出したヨルム（コン・スンヨン）の前に、忘れられない初恋シワン（カン・ドンホ）が現れ、大きな転機を迎えた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう（ネタバレあり）

「マイ・ラブリー・ジャーニー」は、一度もセンターになれなかった元アイドルの旅リポーターが、依頼された旅行を代行しながら、真の成功と人生の意味を見出していく姿を描く“癒しトリップ”ドラマ。原田マハ著の小説『旅屋おかえり』が原作。日本でも2021年にNHKで安藤サクラ主演でドラマ化された。

■キャスト
カン・ヨルム役：コン・スンヨン
オ・サンシク役：ユ・ジュンサン
イ・ヨンソク役：キム・ジェヨン
ユ・ハナ役：ホン・スヒョン
ヒョン・パラム役：オ・ヒョンジュン
　ほか

■第7話「ハルコを探します（하루코를 찾습니다）」あらすじ

画像：Channel A「여행을 대신해 드립니다」EP.7より実は医者一家の出身だったサンシク（ユ・ジュンサン）。一人だけ医者にならなかった彼は幼かった娘を早くに亡くし、医者以外の道を進む決心をした。ヨルム（コン・スンヨン）も彼の気持ちに寄り添う。ある日、病院で恋を含め心拍数を高めることをするなと冗談交じりに診察するヨンフン（ハ・ソクジン）。彼が今回の函館旅行の依頼者だった。

函館でたびたび蜂合わせるハルコ（ともさかりえ）に警戒心を強めるヨルムだが、依頼人から渡された日付指定の旅程表とハルコの筆跡が一致して謎は深まる一方。その頃、出社しないサンシクが夏風邪を引いたと思ったハナ（ホン・スヒョン）は呆れながらもおかゆを作って届ける。サンシクは元妻ソナ（ユ・ジヨン）が作ってくれたと勘違いして話がこじれる。

ハルコのことを聞かれたサンシクは病院を訪ね、ヨンフンが闘病中で難しい手術を控えていることを知る。ヨンフンは苦学生だった頃、ハルコと過ごした幸せな時期について語り始め、ハルコと旅行に行く計画を立てていたが、貯めていたお金を全てハルコが持ち逃げしてしまったという。サンシクはハルコが今でも盗みまがいのことをして北海道で暮らしていることをヨンフンに打ち明けられず、一人涙する。

事情を聞いたヨルムは昼間訪れたカフェの主人にハルコの写真を見せると、彼女はハルコを知っていた。ハルコは当時、妹が妊娠しお金を頼られたことで、ヨンフンの金を持って日本に帰ってきたことを悔やんでいた。ハルコが居酒屋で財布を抜き取った女性は実は彼女の妹（藤井美菜）だった。ハルコは東京で妹の娘を代わりに育てながらも、いつまでも遊び回る妹にしっかりしてほしいと説得。妹は自分のために恋を捨ててしまったハルコに好きな人のところに行けと不器用に言い放つ。

妹に会ったヨルムは、財布の事件が誤解だったと知る。ヨンフンへの罪悪感と、妹からの言葉が心を刺し、涙するハルコ。ヨンフンの手術の朝、夜明けの海を訪れたヨルムはかつて愛し合った二人の再会を祈るが、そこにハルコが現れた。ヨンフンから送られた映像メッセージを見たハルコは涙を流した。空港で飛行機を待つヨルムのもとに手術成功の知らせが届き、ハルコも安堵で再び涙を流す…。

■見どころ

ともさかりえの登場でこれまでで最もミステリアスな代理旅行となった函館編。第7話では依頼人のヨンフンに関する真実や、ハルコとの関係、財布の事件の真相がまとめて明らかになり、ハルコが悪人でも盗人でもなく、姉としての責任感から妹のためにやむなく恋を捨てた悲恋のヒロインだったことが判明。これまでの怪しげな雰囲気がいいギャップとなり、ラストでの涙の場面を一層引き立てた。

これまでは次回の導入になるエピソードが先行してラストで描かれたが、今回はそれがなく、第8話ではどんなエピソードが描かれるのか視聴者の好奇心を巧みに掻き立てた。

■第8話「再び君のもとへ戻る（다시 너한테 돌아올 거야）」あらすじ

画像：Channel A「여행을 대신해 드립니다」EP.8よりいつになく真剣に服を選ぶヨルム。事務所の前には高級車が迎えに来てサンシクもよそ行きの格好。ヨンソクは普段と違うヨルムの装いに胸をときめかせる。緊張する二人が連れてこられたのは、かつて旅行番組のスポンサーを打ち切った大企業だった。実権を握る娘とは異なり、番組を応援していた会長ソン・イファ（ナム・ギエ）。足が不自由な彼女が次の依頼人だった。またもや秘密厳守で依頼を引き受けたヨルムは、報酬の条件として旅行番組を再開してもらう約束を取り付けた。サンシクは代理旅行を経て自信をつけたヨルムが誇らしいと感じる。

秘密厳守のため休暇を装って晋州を目指すヨルムだが、脚本を否定されろ旅行を決意したヨンソクと偶然遭遇して一緒に晋州を目指すことに。ヨンソクは彼女が秘密裏に代理旅行をしていることに気づいていた。ヨルムはなぜ自分が依頼されたのかがわからないまま、ヨンソクと晋州に降り立つ。

パラム（オ・ヒョンジュン）にヨルムへの気持ちを見抜かれたヨンソクは、別れ際に好きな気持ちを伝えようとするが、うまく伝えられず、自分の作品に出てほしいと遠回しに好意を伝えた。ソン会長の祖母の代から守られてきた歴史ある大屋敷に泊めてもらい、静かな生活を満喫。夜はヨンソクに呼び出され、事務所全員で撮ったダンス映像が好評でテンションが上がるが、ウンチェからの電話はいまだに出る勇気が沸かなかった。

翌朝、気合を入れて山に入ったヨルムに飛び込むソン会長の訃報。また放送に出られるというヨルムの期待も瞬時に水の泡に。失意の中帰宅したヨルムの家の前ではシワン（カン・ドンホ）が待っていた…。

ハナの気持ちに気づいていたソナは料理を手伝ってもらいながらサンシクの食の好みを伝え、ハナは困惑。ヨンシクはヨルムがシワンと歩いているのを見て気持ちが乱れる。シワンはヨルムといた時が一番安心できたといい、よりを戻そうと言い始めた。果たしてヨルムの答えは…。

■見どころ

第8話ではヨルムが再び旅番組で活躍できるチャンスが到来し、ようやく彼女に運が回ってきたような展開が続く。スポンサー企業の会長からの依頼を受け、明るい未来を期待し始めたヨルムとヨンソクのロマンスを予感させる場面が描かれるも、直後に会長の急逝が告げられ、代理旅行の依頼は宙ぶらりんに…更に住む世界が違うと思っていた元恋人シワンが自宅を訪れ復縁を切り出したことで、ラストとなる第9話第10話への期待を高めた。果たして今回の代理旅行は完遂できるのか？ヨルムはシワンとヨンソクどちらと結ばれるのか？第9話以降の展開に注目が集まる。

「マイ・ラブリー・ジャーニー（原題：あなたの旅、代行します）」はChannel A土日ドラマとして2025年8月2日から8月31日まで放送された。日本ではNHK BS にて2026年1月8日より毎週木曜18時より放送される。オリジナル版の関連動画は以下のYouTubeにて視聴できる。

◇YouTube｜채널A「여행을 대신해 드립니다」（関連動画一覧）
◇Channel A「여행을 대신해 드립니다」HP

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