【10月新番組】「フリーター、家を買う。」二宮和也、一番大変なのは竹中直人のアドリブ?-フジ
若侍になったり、SFコミックのヒーローになったりと、非日常の役柄に挑戦している嵐の二宮和也が、10月19日(火)から始まる等身大の25歳の若者の日常を「フリーター、家を買う。」で演じる。すでに番組公式サイトもオープンし、予告動画も公開されている。
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しかし、この動画を予告動画と知らないで観た方は、きっと何かの情報番組の「若者に聞く!」的なインタビューと間違うはず。スーパーアイドルの二宮、映画「大奥」の水野、映画「GANTZ」の玄野、このどれとも違う、少々くたびれた誠治青年に驚くはず。
ドラマ「フリーター、家を買う。」は、有川浩原作の同名の小説を映像化した作品。壊れかけた家族の絆を再生するため、フリーターの青年がバイト代で家を買う決心をし、さまざまな経験を通して、家族や働くということ、そして自身のことを振り返り、成長していく社会派ホームドラマ。
原作者自らが、ドラマ化するなら「絶対に二宮和也!」という肝いりのキャスティング。予告動画を観ただけで、原作者のひらめきが正しかったことが証明されたようだ。
二宮演じる武誠治は、大学卒業後就職するも、社風になじめずたった3ヶ月で会社を辞めた青年。再就職なんていつでもできると甘い考えの誠治は、面倒な人間関係で嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう根性なし。そんな中、いつも明るかった母がうつ病にかかってしまった。母の病が、一方的に誠治のせいだと押し付けるプライドの高い父誠一。不景気な世の中、就職活動もうまくいかない誠治はやっと焦り、とりあえず時給の高い土木現場で働くことにする。
誠治はここでさまざまな人と出会い成長していくのだが、誠治を取り巻くキャストを演じる俳優陣が何しろ凄い。誠治と折り合いの悪い父には共演者泣かせの竹中直人、うつ病を患う母には元祖トレンディー女優の浅野温子、誠治の姉には癒し系女優の井川遥。なんとも個性的な家族となった。土木現場で働くことになる二宮には、当然肉体労働も強いられるが、二宮は、力仕事より父役の竹中直人のアドリブ攻撃に悩まされたようだ。個性的なだけでなく演技面でも定評のある武家の面々が、竹中相手にどう演じるのかが見どころた。
土木現場で働く人々も個性的だ。男性に混じって現場仕事で頑張る女性社員千葉真奈美には、美人3姉妹モデルとしても人気の香里奈、社長で誠治の良き相談相手となる大悦貞夫にロックバンド・HOUND DOG(ハウンド・ドック)の元ボーカリストの大友康平、アルバイトの豊川哲平には関ジャニの丸山隆平。
出演者だけを見ても、ドラマのスタートが待ち遠しくなるほどの豪華さだが、スタッフもそうそうたるメンバー。脚本は「不毛地帯」の橋部敦子、音楽は「月の恋人~Moon Lovers~」「JIN‐仁‐」の高見優、演出は「我が家の歴史」の河野圭太。プロデューサーは「泣かないと決めた日」などを手がけた橋本芙美。
第1回の放送は、10月19日火曜日、夜9時から初回のみ15分拡大で放送する。
予告動画は番組サイトの[予告]から、[インタビュー]のコーナーには、二宮、香里奈のインタby-記事が掲載されている。
「フリーター、家を買う。」予告動画
「フリーター、家を買う。」番組サイト
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※ナビコンでは、過去に紹介した嵐関連の動画を嵐のCM特集のコーナーで一挙紹介。
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