パク・ミニョン主演「セイレーン」、松嶋菜々子主演の名作「氷の世界」を原作にPrime Videoで世界配信
パク・ミニョンとウィ・ハジュンが主演を務める韓国ドラマ「セイレーン」(세이렌)が、3月よりtvNでスタートする。ティーザー映像も公開中だ。
「セイレーン」(脚本:イ・ヨン/演出:キム・チョルギュ)は、抗えない魅力を持つ保険詐欺の容疑者である“彼女”と、彼女の周囲で相次ぐ死を疑いながら真相を追う一人の男を描いた、濃密なロマンススリラーだ。
物語の中心となるのは、保険詐欺調査チーム(SIU)のエース調査官チャ・ウソク。鋭い観察力と洞察力を武器に、数年にわたり生命保険詐欺の摘発率トップを誇ってきた人物で、人の命を金に換えようとする者たちを追い詰めてきた。そんな彼の前に現れるのが、謎めいた女性ハン・ソラ。彼女を追う過程で、ウソクは自身の信念と理性を根底から揺るがす一本の通報を受け、事件は思わぬ方向へと転がり始める。
ヒロインを演じるパク・ミニョンは、これまでのロマンティックなイメージを封印し、秘密と影を抱えた女性像に挑戦。ウィ・ハジュンは、冷静沈着でありながら内面に激しい葛藤を抱える調査官を演じ、2人の緊張感あふれる関係性が物語の大きな見どころとなっている。
本作の原作は、1999年に松嶋菜々子と竹野内豊主演でフジテレビで放送された名作ドラマ「氷の世界」。保険金を巡る人間の欲望、愛憎、裏切りを冷徹なトーンで描き、日本ドラマ史に残るサスペンスとして高い評価を受けた作品だ。
原作「氷の世界」との違い
「氷の世界」が調査側の視点を軸に、抑制された演出で人間の冷酷さや闇を浮かび上がらせたのに対し、「セイレーン」はその骨格を受け継ぎながらも、登場人物の感情と関係性をより濃密に描く構成となっている。
主人公である保険詐欺調査官と謎の女性との関係は、単なる追う者と追われる者にとどまらず、愛と疑念が交錯するメロドラマ性が強調されている点が大きな違いだ。人物の過去や内面が丁寧に掘り下げられることで、善悪の境界が揺らぎ、視聴者自身も判断を試されるような感覚に引き込まれていく。
また、韓国ドラマならではのスピード感ある展開と感情表現を取り入れることで、心理戦とロマンスが同時に加速。Prime Videoでの世界配信を前提としたスケール感ある演出も加わり、原作を知る視聴者にとっても新鮮な再解釈となっている。
「セイレーン」は、Prime Videoにて世界同時配信予定。ただし、日本での正式発表はまだない。
日本の名作ドラマを原作に、韓国ドラマならではの情感と現代性を融合させた本作が、国境を越えてどのような反響を呼ぶのか注目が集まる。
◇YouTube「세이렌의 노래 티저」(ティーザー)
◇tvN「세이렌」HP
tvN の新作月火ドラマ「セイレーン」は 3月2日(月)20時50分 に放送開始予定。