連続テレビ小説「風、薫る」メインビジュアル公開 見上愛&上坂樹里が看護の黎明期を生きる

02月17日22時55分ドラマ

NHKは2月17日、2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」(3月30日放送開始)のメインビジュアルを公開した。



本作は、明治18(1885)年に日本初の看護婦養成所が誕生した時代を背景に、看護の黎明期を生きた若き女性たちの姿を描く物語。主人公・一ノ瀬りんを演じるのは見上愛、大家直美を上坂樹里が演じる。

公開されたビジュアルでは、着物を脱ぎ、真っ白な看護服に身を包んだりんと直美が軽やかに飛び出す姿が印象的に描かれている。旧来の価値観や固定観念を脱ぎ捨て、新しい時代へ踏み出していく女性たちの決意と希望を象徴する仕上がりとなっている。

デザインを手がけた太田江理子は「当時の女性たちが背負っていた古い価値観を脱ぎ捨て、新しい道を切り開いていく物語を重ねた。りんと直美の希望に満ちた姿が、見る人にとっての『新しい道』へと背中を押すものになれば」とコメントしている。

物語は、不運が重なり若くしてシングルマザーとなったりんと、生まれてすぐ親に捨てられ教会で育った直美が、運命に導かれるように看護婦養成所へ入所するところから始まる。手探りで始まった看護教育の中で「看護とは何か」「患者と向き合うとはどういうことか」を模索しながら成長していく姿を描く。

二人は鹿鳴館の華と称された大山捨松や明六社に所属した商人・清水卯三郎らと出会い、明治という激動の時代の新しい風を感じ取る。養成所卒業後は同じ大学病院でトレインドナースとして働き始めるが、看護の仕事がまだ社会的に確立していない中で困難に直面する。やがて全国的にコレラや赤痢などの疫病が猛威を振るい、離れ離れになった二人は再び手を取り合い、大きな試練に立ち向かっていく。

原作はなく、田中ひかるの『明治のナイチンゲール 大関和物語』を原案に、実在の人物をモチーフとしながら大胆に再構成したフィクションとして描く。脚本は吉澤智子、音楽は野見祐二が担当。主題歌はMrs. GREEN APPLEの「風と町」。語りは研ナオコが務める。

連続テレビ小説「風、薫る」は、3月30日より全26週(全130回)で放送予定。NHK ONEでの同時・見逃し配信も予定している。放送開始まで約1か月、明治の新しい風を描く物語に期待が高まっている。