NHK大河「豊臣兄弟!」墨俣一夜城作戦の裏で直(白石聖)を襲った悲劇 第8話ネタバレ第9話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)3月1(日)放送の第8話「墨俣一夜城」ゴールイン直前の小一郎(仲野太賀)に悲劇。直の死に視聴者騒然。3月8日放送の第9話「竹中半兵衛という男」小一郎らが竹中半兵衛(菅田将暉)の調略に挑む。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
3月1日(日)に放送された第8話では、手に汗握る墨俣一夜城での熱い戦いの後、小一郎に襲った悲劇が視聴者を驚がくさせた。序盤から2人で暮らし始めた小一郎と直の熱々ぶりが描かれたが、終盤では、直が村人の抗争に遭遇。巻き込まれた少女を直が体を張って守り、命を落としてしまった。この悲劇に「嘘でしょ。」「半兵衛出て来たと思ったら直退場かー!」「直さま、もう少し見たかった」など驚きと悲痛の声が寄せられた。
そして3月8日(日)放送される第9話では、竹中半兵衛が本格的に登場する。小一郎と藤吉郎による、美濃攻めのキーパーソン竹中半兵衛の調略。そして、信長による稲葉城攻めなど、いよいよ美濃攻めも佳境となる。
■史実にない恋が生んだ切なさ
第8話で悲しくも命を落とした直。直はドラマのオリジナルキャラクターとして登場し、これまで小一郎の成長を覚醒した人物として描かれてきた。直の死はフィクションならが、戦国時代の民衆が日常的に暴動に巻き込まれていたことは、戦国時代の不安定な治安を表していた。
そもそも、小一郎が武士としてスタートをきったのは、手柄を立てたいわけではなく、“よりよい世の中を作るため”。百姓出身の小一郎だからこそ、不条理な世の中を憂い、農民では大きく世の中は変えられないという強い気持ちが、出生へと導いて来た。戦国時代では日常にある死。直もまた、その中で儚く散っていったことが、これからの小一郎の成長に影響してくるのか、今後の展開に期待したい。
■第8話ネタバレ
小一郎と直は藤吉郎たちとは別に居を構え2人での暮らしを始めていた。直は結婚の許しをもらうため中村へ向かうことになり、小一郎と藤吉郎は家族に見送られ、墨俣へ向かった。その頃、木曽川の上流では蜂須賀正勝(高橋努)と前野長康(渋谷謙人)の指揮のもと、川並衆が筏づくりを進めていた。墨俣は尾張と美濃の境にある要地だが、周囲は大垣城の氏家直元(河内大和)、曾根城の稲葉良通(嶋尾康史)、北方城の安藤守就(田中哲司)が控え、織田方が築城しようとしても直前で崩されてしまい失敗続きだった。
信長は兄弟に、敵の目を墨俣に引き付け、その間に北方城への奇襲をするよう命じる。その頃、北方城主の安藤は、ある庵を訪ねていた。姿を見せないその男は、「墨俣」と書かれた紙を差し出し、さらに「此度は何かが違う」と忠告した。不安を抱いた安藤は、龍興に何か対処を考えるべきと進言するが、龍興はそれを軽くあしらい、今回も完成直前で攻めれば良いと判断。安藤はその命に従うしかなかった。
しかしその深夜、無数の筏が川を下り、川並衆が上陸し、正勝の合図で作業が始まる。夜明けには墨俣砦が姿を現した。報告を受けた龍興は激怒。すぐに出陣を命じた。一方、砦では、急ピッチで作業が進められていた。そんな中、敵軍が現れ攻撃が開始された。小一郎は直に作ってもらった握り飯を落とした拍子に、間一髪で鉄砲弾を避けた。計画通り、小一郎と長康は砦を離れ、北方城へ向かうのだった。
一方、直は中村に帰省し、父・坂井喜左衛門(大倉孝二)に結婚の報告をする。初めは反対した喜左衛門だが、最後は直と小一郎の結婚を許し、直のために準備していた花嫁衣裳を贈り、幸せならそれでよいと告げる。幸せいっぱいの直だが、まさかの事態に巻き込まれる。村人の抗争に出くわし、幼い少女を庇い直は命を落としてしまうのだった。
墨俣では斉藤軍の総攻撃が始まり、藤吉郎と正勝は必死に応戦する。「ここまでか」という時、正勝の合図とともに、油が流され砦を囲んだ。脱出した藤吉郎が、火矢を放つと、砦が火を囲み、まさに一夜限りの城は焼けつくされた。一方、北方城では策が見破られ、安藤の兵が待ち構えていた。窮地に立たされた小一郎は、安藤を織田方につかないかと誘い「信長様なら、新たな面白き世を必ずお作りになると。斉藤龍興さまにはそれができまするか」と詰め寄った。一瞬ひるんだ安藤だが、「織田の手になど渡せるか」と再び攻撃を開始した。
激戦の末、小一郎と長安は脱出。暗闇の中、扇子を持つ男に策の主を問われるが、答えぬまま、その場を後にした。戦場から辛うじて戻った小一郎は、家に入ると、そこには直の冷たい亡骸が。「何じゃこのありさまは!直、起きろ直・・・」と泣き叫ぶ小一郎だった。
■第9話あらすじ
小一郎と藤吉郎、蜂須賀正勝は、美濃・齋藤龍興の家臣、竹中半兵衛の調略に乗り出す。だが、知恵者と名高い半兵衛は相当の変わり者で、小一郎たちは翻弄される。その一方で、兄弟は齋藤家家臣の安藤守就から思いがけない申出を受ける。兄弟の報告を受けた信長は、龍興の居城・稲葉山城を包囲するも、窮地の龍興の前に半兵衛が現れ・・・。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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