[Alexandros]磯部寛之、大河ドラマ初出演 「豊臣兄弟!」で長宗我部元親役に抜てき 追加キャスト発表

13時00分ドラマ
画像提供:NHK / 長宗我部元親役:磯部寛之

NHKの2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」の追加キャストが発表され、ロックバンド[Alexandros]のベーシスト・磯部寛之が戦国武将・長宗我部元親役で出演することが明らかになった。磯部は本作がドラマ初出演であり、大河ドラマにも初参加となる。

「豊臣兄弟!」は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長を主人公に描く作品。主演は仲野太賀が務め、秀吉と秀長の兄弟を軸に戦国の激動の時代を描く。



四国の雄・長宗我部元親に磯部寛之
磯部が演じる長宗我部元親は、土佐(現在の高知県)を拠点に勢力を広げた戦国大名。かつては織田信長と同盟を結んでいたが、やがて四国の有力大名として台頭し、織田勢力と対立。後に秀吉・秀長兄弟と大戦を繰り広げることになる重要人物だ。

出演オファーを受けた際の心境について磯部は、「スカイダイビングでセスナ機から飛び降りた時、あまりに高すぎて逆に怖さを感じなかった時のような感覚」と振り返り、「現実味が湧かなかった」と語る。

その後、戦国時代や長宗我部元親について学びを深め、「高知に赴き元親の墓参りもした。土佐のコンビニで元親ライターを見つけ、改めて人気を実感した」と明かし、「脚本家・八津弘幸さんの描く元親を全身全霊で演じたい」と意気込みを語った。


堺の豪商・今井宗久役に和田正人
画像提供:NHK画像提供:NHK堺の豪商で茶人としても知られる今井宗久を演じるのは和田正人。宗久は千利休、津田宗及と並び「茶の湯三大宗匠」と称される人物で、戦国大名とも深く関わる存在だ。

和田は出演決定について「制作発表を見た時は視聴者として楽しみにしていたが、出演が決まると“楽しみを返せ”と言いたくなるほど重圧を感じている」と率直な思いを明かす。

撮影に向けては茶道の所作、とくに帛紗(ふくさ)さばきを徹底的に練習したといい、「どこへ行くにも帛紗を持ち歩いて練習した」と語った。


津田宗及役にマギー「小物感が出ないよう…」
画像提供:NHK画像提供:NHK同じく堺の豪商で茶人の津田宗及を演じるのはマギー。宗及もまた茶の湯三大宗匠の一人として知られる歴史的人物だ。

マギーは役の話を聞いた当初「お茶屋の主人かと思ったら、大物茶人だった」と驚いたという。「持ち前の小物感が出ないよう衣装スタッフの力も借りて、あらん限りの貫禄を絞り出しました」とユーモアを交えて語り、「終盤まで出る可能性もある?と期待している」とコメントした。


将軍側近・三淵藤英役に味方良介
画像提供:NHK画像提供:NHK味方良介が演じる三淵藤英は、室町幕府将軍・足利義昭に仕える奉公衆。義昭の将軍就任のため奔走し、信長との関係が悪化していく中でも献身的に仕える人物として描かれる。

味方は「幼い頃から観てきた大河ドラマに出演することは目標の一つだった」と語り、「主君第一という姿勢を丁寧に表現したい」と意気込みを明かした。


浅井家重臣・遠藤直経役に伊礼彼方
画像提供:NHK画像提供:NHK伊礼彼方が演じる遠藤直経は、浅井長政の重臣。長政が織田信長と同盟を結んだことに反発し、長政の父・久政とともに織田勢力の排除を図る人物だ。

伊礼は「朝ドラ『らんまん』以降、映像芝居の面白さに魅了されていた時に念願の大河出演が決まった」と喜びを語る一方、「甲冑の息苦しさには驚いた」と撮影の苦労も明かした。


朝倉景鏡役に池内万作
画像提供:NHK画像提供:NHK越前の戦国大名・朝倉氏の一門である朝倉景鏡を演じるのは池内万作。景鏡は信長を警戒し、浅井長政に働きかけるなど複雑な動きを見せる人物として描かれる。

池内は「世間では“裏切り者”のような印象で語られる人物だが、そこが面白そうだと思った」と語り、「戦国武士の倫理観や死生観について考えながら演じている」とコメントしている。


第3章「信長上洛編」に突入
制作統括の松川博敬チーフプロデューサーは、今回の追加キャストについて「共通するキーワードは“クセ強キャラ”」と説明。

四国の雄・長宗我部元親をはじめ、秀長と秀吉が京や堺で出会う多彩な人物たちが物語をさらに盛り上げていくという。


物語は今後、第3章「信長上洛編」へ突入。戦国の勢力図が大きく動く中、豊臣兄弟と新たな人物たちの関わりに注目が集まりそうだ。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」はNHK総合で毎週日曜午後8時から放送される。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト

【関連記事・全話のあらすじ】