「ウ・ヨンウ20%?行けない理由はない」 チュ・ジフン×ハ・ジウォン新ドラマ「クライマックス」に自信【制作発表会動画・まとめ】
ENA新月火ドラマ「クライマックス」が、欲望と権力が交錯する濃密な人間ドラマとして注目を集めている。
10日、ソウル・九老区のザ・セイント グランドボールルームで制作発表会が行われ、演出を担当するイ・ジウォン監督をはじめ、主演のチュ・ジフン、ハ・ジウォン、ナナ、オ・ジョンセらが出席し、作品の見どころや撮影秘話を語った。この模様はライブ配信され、YouTubeにてアーカイブ配信しているので、レポートしよう。
「クライマックス」は、韓国の頂点を目指して権力カルテルに飛び込んだ検事パン・テソプと、その周囲にいる人々が繰り広げる熾烈な生存劇を描くドラマ。映画「ミス・ペク」で知られるイ・ジウォン監督が初めてドラマ演出に挑戦する作品でもあり、映画的な演出と緻密な人物描写が融合した作品として期待されている。
制作発表会に登壇したイ・ジウォン監督は、「2018年に『ミス・ペク』を公開して以来、久しぶりに制作発表会の場に立つことになりました。実はその後に撮影した作品がまだ公開されておらず、『クライマックス』が先に視聴者の皆さんのもとに届くことになり、感慨深いです」と語り、「血と汗と涙を注いで作った作品なので、どう見ていただけるのかとても期待しています」と心境を明かした。
今回の制作にあたり、監督はできるだけ映画スタッフとともに作業を進め、ドラマでありながら映画レベルのクオリティを目指したという。「ドラマは短い時間で多くのシーンを撮影しなければならない点が映画と違いますが、毎話タイトルにふさわしい“クライマックス”を届けられるよう全力を尽くしました。俳優たちの細やかな感情をしっかりと映し出すことにもこだわりました」と語った。
一方で最も苦労したのは脚本執筆だったという。「タイトルを先に決めて書いていたので、毎話クライマックスを作らなければならないというプレッシャーがありました。人生で初めてバーンアウトを感じるほど大変でしたが、視聴者の方に“エンディングが印象的なドラマ”だと思ってもらえるはずです」と自信を見せた。
主人公の検事パン・テソプを演じるチュ・ジフンは、「テソプはコネも人脈も家柄もない人物で、さまざまな事件に巻き込まれながら苦しんできました。勝ち目がないなら上に行くしかないと考え、強い野望を抱いてもがくキャラクターです」と説明した。
ハ・ジウォンは、かつて華やかなスポットライトを浴びたトップ女優チュ・サンアを演じる。「サンアは輝いていた過去と、不安定で揺れる現在が共存する人物です。再び頂点を目指す欲望と冷静さを持ちながらも、その内面では人間としての葛藤が揺れ動いています」と役柄を紹介した。
さらにハ・ジウォンは、劇中で“女優が女優を演じる”ことの難しさについても言及。「むしろ女優役を演じることがとても大変でした。ハ・ジウォンという俳優を消してチュ・サンアとして生きなければならず、毎瞬間が簡単ではありませんでした」と語り、「監督とモニターを細かく確認しながら演技を作り上げました」と振り返った。
また、「私自身もここ7〜8年ほど“私は誰なのか”“なぜ俳優を続けているのか”ということを考え続けてきました。人生のジェットコースターのような時間を過ごしてきたので、サンアという人物の感情には共感する部分もありました」と打ち明けた。
チュ・ジフンとハ・ジウォンは劇中で夫婦として複雑な関係を築く。ハ・ジウォンは「ロマンティックコメディのようなメロは経験がありますが、『クライマックス』のように強烈なメロは初めてでした。チュ・ジフンさんが相手だったので、とても息が合ったと思います。クールで率直な方なので演技の呼吸も良く、テイクを重ねなくても感情のシーンが自然に合いました」と語った。
チュ・ジフンも「若い恋愛のような甘いメロではなく、大人として失望や信頼を繰り返しながら関係を築いていく物語です。最後には“この人は自分を裏切らないはずだ”という感情を抱く関係を演じる中で、ハ・ジウォンさんにたくさん助けてもらいました」と語り、共演への信頼を示した。
ナナはパン・テソプの秘密情報源であるファン・ジョンウォン役を演じるが、「この役はストーリーのネタバレにつながる部分が多いので詳しく説明できません。ベールに包まれた人物ですが、ドラマを見ていただければジョンウォンがどんな人なのか分かると思います」と意味深なコメントを残した。
一方、オ・ジョンセは権力に翻弄される財閥2世クォン・ジョンウク役を担当。「権力を振りかざすこともあれば、逆に振り回されることもある人物です」と説明。チュ・ジフンが「チャ・ジュヨンさんの息子役」と紹介すると、オ・ジョンセは「撮影現場では“お母さん”と呼んでいました」と笑いを誘った。
作品の視聴率についての質問も飛び出した。イ・ジウォン監督は「映画からシリーズに移って興行成績のプレッシャーはなくなると思っていたのですが、今度は視聴率があります」と笑いつつ、「この俳優たちが出演しているので、ENA史上最高の視聴率が出るのではないかと期待しています」と自信をのぞかせた。
司会者が「『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の20%に挑戦するということですか」と尋ねると、監督は「20%?行けない理由はないでしょう」と冗談交じりに答え、会場を沸かせた。
ただし最後のあいさつでは「さっき最高視聴率と言いましたが、『ウ・ヨンウ』の存在を忘れていました。数字よりも、私たちがどれだけ情熱を込めて作った作品かを見てほしい」と語り、「すべてを注ぎ込んだ作品なので、きっと面白いはずです」と強調した。
チュ・ジフンは「監督の性格そのものがこのドラマです。とても自信満々に話したかと思えば、次の瞬間には“ミスでした”と言う。予測できない魅力があります。そんな方が脚本を書き演出したので、感情もあり、予想できない面白さを持つ作品になっています」と語り、期待感を高めた。
◇스튜디오지니チャンネル[클라이맥스] 제작발표회 LIVE!(制作発表会フル動画
◇YouTube[클라이맥스] 제작발표회(制作発表会動画一覧)
ENA月火ドラマ「クライマックス」は、3月16日(月)22時に初放送される予定で、韓国ではKTジニTV、Rakuten Viki、Disney+で配信される。
◇ENA「클라이맥스 」HP