パク・ジフン、“端宗”から二等兵へ―“兵役未経験だからこそ表現できた”「伝説のキッチン・ソルジャー」制作発表会動画
俳優 パク・ジフン が、“1600万俳優”としての期待を背負いながら、新たな代表作に挑む。5月6日、ソウル・広津区のプルマンアンバサダー・ソウル・イーストポールで、tvN月火ドラマ「伝説のキッチン・ソルジャー」(취사병 전설이 되다)制作発表会が開催され、主演のパク・ジフンをはじめ、ユン・ギョンホ、ハン・ドンヒ、イ・ホンネ、イ・サンイ、そしてチョ・ナムヒョン監督が出席した。YouTubeにて会見動画が公開されたので、レポートしよう。
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「伝説のキッチン・ソルジャー」は、同名の人気ウェブ小説・ウェブ漫画を原作にしたミリタリー“軍隊飯”コメディ。銃の代わりに包丁を、弾帯の代わりにエプロンを身につけた二等兵カン・ソンジェが、“伝説の炊事兵”へと成長していく過程を描く。さらに、ゲームのクエストのようなシステム要素や、奇想天外な料理、青春ドラマ的な共感ポイントまで盛り込まれた“ミリタリー・クッキング・ファンタジー”として、韓国でも大きな話題を集めている。
“端宗オッパ”が二等兵に パク・ジフンの新境地
特に注目を集めたのは、映画『王と生きる男』で歴史上の王・端宗を演じ、“端宗オッパ”ブームを巻き起こしたパク・ジフンの変身だ。同作は1600万人を超える観客を動員し、彼を“千万俳優”の仲間入りへと押し上げた。
そんなパク・ジフンが今回演じるのは、厳しい家庭環境の中でも真面目に生きてきた青年カン・ソンジェ。逃げるように入隊した軍隊で、“本物の男”になれると思っていたものの、予想外に炊事兵へ配属され、人生が180度変わっていく。
ユン・ギョンホは会見中、「“二等兵になった端宗オッパ”を見られるチャンスだ」と紹介し、会場を笑わせた。
パク・ジフンは次回作へのプレッシャーについて、「もともとプレッシャーをあまり感じない性格。作品の中で自分が何を表現できるか、先輩方とどんなシナジーを出せるかだけを考えた」と語り、「撮影中は緊張したけれど、負担感はなかった」と落ち着いた様子を見せた。
「兵役未経験だからこそよかった」
会見で最も注目された話題の一つが、“兵役未経験者”としての軍人役挑戦だった。
これについてパク・ジフンは、「むしろ二等兵らしい姿を自然に表現できたと思う」と語った。「すべてが初めてだから、ぎこちなくて、恥ずかしくて、何をすればいいのかわからない。その感覚をリアルに生かせた」と説明し、「監督も、カン・ソンジェ役には兵役未経験者を望んでいた」と明かした。
実際、カン・ソンジェは軍隊に適応しながら成長していく人物。右も左もわからない初々しさが、キャラクターと絶妙に重なった形だ。
「僕の強みは“かわいさ”」初の本格コメディ演技
本作では、これまでのシリアスなイメージとは異なる“コミカル演技”にも挑戦している。
パク・ジフンは、「ただ面白いだけではなく、その中にかわいらしさがある」とし、「作品を見れば『かわいい!』と感じてもらえると思う」と自信を見せた。
さらに、「コメディの中で、カン・ソンジェとパク・ジフン自身の境界を行き来するような曖昧さがある」と語り、“天然さ”と“愛嬌”を活かした新しい魅力を予告した。
包丁さばき猛特訓「料理の才能はなかった」
炊事兵役を演じるため、パク・ジフンは撮影前から料理の練習にも取り組んだ。
「実際に料理を作りながら、包丁の使い方をかなり練習した」と振り返り、「料理の才能は特別なかったけれど、包丁さばきは本当に上達した」と笑顔を見せた。
チョ・ナムヒョン監督も、本作の見どころについて「ウェブ漫画では表現しきれない“味”や“湯気”、食欲を刺激するリアルな料理描写」を挙げ、「映像だからこそ感じられる“おいしさ”を届けたい」と説明した。
ユン・ギョンホ「パク・ジフンは意外と“男っぽい”」
ユン・ギョンホは、昇進漏れ常習犯の行政補給官パク・ジェヨン上士役を担当。現場では、パク・ジフンの“意外な一面”も明かした。
「見た目はかわいいけれど、実はかなり“テトナム(男らしい男)”気質がある」と語り、「プロレスやスカイダイビングなどエクストリームスポーツが好きで、海兵隊にも興味を持っている」と暴露した。
さらに、映画『王と生きる男』ブーム当時については、「撮影後半になると、現場で急にパク・ジフンに接しづらくなった」と冗談を飛ばし、「今は本当に誇らしい。一緒にいると写真も撮られるし、うれしい」と笑わせた。
また、自身がバラエティ番組『Pinggyego』出演後に人気を集めたことについては、「ありがたい気持ちが大きい。でも人気はいつか落ち着くものだから、今を大切にしたい」と謙虚に語った。
イ・サンイ、“特別出演”のはずが全話出演?
イ・サンイ は、グルメな第4中隊長ファン・ソクホ大尉役として特別出演する。
しかし本人によると、「最初は“少しだけ出演”と聞いていたのに、撮影が進むほど出番が増えた」とのこと。結局、最後まで撮影に参加し、この日の制作発表会にも出席することになったという。
イ・サンイは「特別出演なのに、こんなに広報活動までしているのは、それだけ現場が楽しかったから」と作品愛を語った。
また、自身の軍生活とのシンクロ率については「0%」と即答。「義務警察として広報活動をしていて、ダンスや歌、マジックショーをしていた」と明かし、“本物の軍人”とはまったく違う経験だったと笑いを誘った。
若手俳優たちの挑戦にも注目
ハン・ドンヒは、女子大学ROTC出身の哨所長チョ・イェリン中尉役で初主演に挑戦。「長い呼吸の役は初めてだったので緊張したけれど、先輩たちのおかげで安心できた」と感謝を伝えた。
また、イ・ホンネは除隊まで100日を残したベテラン炊事兵ユン・ドンヒョン兵長役を演じる。彼は「もともと軍隊が大好きで、職業軍人を考えていたほど」と語り、「実際の軍生活とのシンクロ率は80%くらい」と強い自信を見せた。
ミリタリー、料理、ファンタジー、そして青春ドラマが融合した 炊事兵、伝説になる 。“端宗オッパ”から“伝説の炊事兵”へ――パク・ジフンの新たな挑戦に期待が高まっている。
◇YouTube「취사병 전설이 되다」제작발표회 풀영상(制作発表会Full動画)
◇YouTube制作発表会Full動画一覧
tvN月火ドラマ「伝説のキッチン・ソルジャー」は5月11日より月・火曜日20時50分より韓国tvNで放送開始、TVINGにて月曜日に2話連続で先行配信、日本ではDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。