ティム・バートン監督が贈る空飛ぶ小象の愛と勇気を描いた実写版『ダンボ』を15日金ローにて地上波初放送

08時30分映画
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5月15日の金曜ロードショーでは、監督ティム・バートンが贈る名作アニメの実写版『ダンボ』(21時~23時9分)を本編ノーカットで地上波初放送。予告動画は番組ホームページで公開中だ。



実写版『ダンボ』(2019年)は1941年のディズニー名作アニメ『ダンボ』をティム・バートン監督が新たに再解釈したファンタジーアドベンチャー。舞台は1919年のサーカス団。耳が大きなダンボは見た目の違いから笑われ、見世物のように扱われてしまうが、その大きな耳には予想を超える特別な力が隠されていた。

ティム・バートンらしい幻想的で少しダークな世界観が物語を包み込み、サーカスや巨大テーマパーク“ドリームランド”の美術はまさにバートンらしさが色濃く反映されている。華やかさもありながら、どこか不気味さや寂しさが入りビジュアルは、夢と現実の間のような独特な空気感を放っている。

ティム・バートンは、かつてディズニーのアニメーターとして活動していた経歴があり、その頃から「はみ出し者」というキャラに惹かれていたという。そんなバートンが、監督として昔から愛されるディズニー作品を、オリジナル脚本で再構築した。

実写版では、アニメ版とは違い人間ドラマが描かれるのも、魅力のひとつ。戦争帰りで片腕を失くしたホルトをはじめ、発明家を夢見るミリー、巨大テーマパークの支配者ヴァンデヴァー、空中ブランコのコレットなど、ダンボを中心に個性豊かな登場人物たちが物語を紡いていく。

公開当初、人間ドラマが全面に出されていると賛美両論が別れたが、物語が描いているのは、単なるファンタジーではない。見た目との違いによって傷つけられた痛み、家族を失う不安、搾取される悲しみ、そこから一歩踏み出す勇気なども盛り込まれた現代的なファンタジーと生まれ変わっている。

ストーリーもさることながら、注目したいのはダンボのかわいさや表情。CGで絵が描かれたキャラクターでありながら、母親と引き離されるシーンや、不安そうに周囲を見つめる仕草は、セリフがなくても、自然と感情移入してしまうだろう。

サーカス団の元看板スター・ホルトをコリン・ファレルが演じ、マイケル・キートンや、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンなど、バートン作品の経験者が多く起用されている。日本語吹き替え版では、西島秀俊がホルトを演じる。また、音楽は長年バートンとタッグを組んできた盟友・ダニー・エルフマンが担当している。

大きな耳を笑われたダンボがその耳で空を飛ぶという、シンプルな逆転劇が、人々の心を救う実写版『ダンボ』。ティム・バートンが描き出すファンタジーと、ダンボを取り巻く人間ドラマが感動を呼ぶ物語へ生まれ変わった作品となっているので、家族で観ても見応え抜群。初めて観る人にも、アニメ版との違いを確かめたい人にもオススメしたい。

■あらすじ
国中を旅して回るメディチ・ブラザーズ・サーカスの乗馬ショーのスターだったホルト(コリン・ファレル)が、戦争から帰還する。サーカス団の団長マックス(ダニー・デヴィート)は馬を売り払い、代わりに妊娠中の象・ジャンボを購入し、集客の目玉と期待された赤ちゃん象が誕生する。その小象は、大きすぎる耳を持ち、客から笑われてしまう始末・・・。しかしダンボの世話係となったホルトの子どもエミー(ニコ・パーカー)とジョー(フィンリー・ホビンス)はダンボが耳を羽ばたかせて空を飛べることを知る。

2人は空飛ぶダンボで集客を増やし、ジャンボを買い戻そうと決意。サーカスには空飛ぶ象を一目見ようとお客が殺到する中、噂を聞きつけやって来た大物興行師・V.A.ファンデヴァ―(マイケル・キートン)が自らの巨大テーマパーク「ドリームランド」にサーカス団ごと買収。母象を処分しようとするヴァンデヴァーの本性を知ったホルトたちは、ダンボ親子の自由を取り戻すために立ち上がる・・・。



■キャスト
ホルト・ファリア:コリン・ファレル(西島秀俊)
V.A.ヴァンデヴァー:マイケル・キートン(井上和彦)
マクシミリアン・メディチ:ダニー・デヴィート(浦山迅)
コレット・マーチャント:エヴァ・グリーン(沢城みゆき)
J.グリフィン・レミントン:アラン・アーキン(糸博)
ミリー・ファリア:ニコ・パーカー(遠藤璃菜)
ジョー・ファリア:フィンリー・ホビンス(岡部息吹)
ニールズ・スケリッグ:ジョセフ・ガット(阪口周平)
サザビー:ダグラス・リース(巻島康一)
ルーファス:フィル・ジマーマン(竹田雅則)
ベイツ:マイケル・バッファー(銀河万丈)
ミス・アトランティス:シャロン・ルーニー(大塚千弘)

■スタッフ
監督:ティム・バートン
脚本:アーレン・クルーガー
製作:ジャスティン・スプリンガー アーレン・クルーガー カッテルリ・フラウエンフェルダー デレク・フライ
製作総指揮:ティム・バートン ナイジェル・ゴストゥロウ
音楽:ダニー・エルフマン
音楽監修:マイク・ハイアム



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