【最終回ネタバレ】「最後列からの声」チェ・ミンシクを待ち受ける残酷な現実と明かされる因縁【第5話第6話】

06月27日13時48分ドラマ
Netflixシリーズ「最後列からの声」独占配信中

複雑に絡み合う人間関係と濃密な心理サスペンスを描いたNetflix「最後列からの声」(原題:맨 끝줄 소년)がいよいよ6月26日に全6話独占配信を開始した。

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「最後列からの声」は、挫折を経験した作家であり国文学科教授のホ・ムノ(チェ・ミンシク)が、講義室の最後列に座る学生イ・ガン(チェ・ヒョヌク)の天才的な才能を見出し、彼の文章に魅了されていく中で予想外の事件に巻き込まれるサスペンスドラマ。【「最後列からの声」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころやキャスト・キャラクター徹底解説、制作発表会レポート、韓国での評判などまとめている。

第5話と第6話では、ガン(チェ・ヒョヌク)を通じて初恋相手の家庭の事情にのめり込んでいくムノ(チェ・ミンシク)が破綻していく様子が描かれ、度重なるどんでん返しを経て衝撃のエンディングとともに、二人の12年前からの因縁が描かれた(ネタバレあり)。

■キャスト⇒【キャスト・キャラクター(俳優・登場人物)を画像とおすすめ作品とともに徹底解説】
ホ・ムノ役:チェ・ミンシク
イ・ガン役:チェ・ヒョヌク
キム・スフン役:ホ・ジュノ
アン・ウンジュ役:キム・ユンジン
チョ・ヒョンスク役:チン・ギョン
キム・セユン役:イ・ジヌ
 ほか

■第5話あらすじ

謎の脅迫状で公園に呼び出されたスフン(ホ・ジュノ)。しかし、公園には彼の不倫を知らないと思われていた妻ウンジュ(キム・ユンジン)が現れた。彼女は夫の不倫について一番よく知っていて、ホテルで調査していたのも彼女だという。肝心の続きを聞きたがるムノ(チェ・ミンシク)だが、誰かに呼び出されたガン(チェ・ヒョヌク)は飛び出してしまい、翌日になっても話が気になって授業に身が入らない。

施設に入所していた父が失踪したと言い、話の続きを聞けないムノのフラストレーションは溜まっていく中、ようやく送られてきた原稿を読むため、授業もそっちのけで社会生活での支障は大きくなっていく。

夫の不倫を疑っていたウンジュの独白が書かれた新しい原稿は、ミニ(ハン・ジウン )の妊娠に気づいて彼女の家を訪ねたウンジュが、二人の不倫関係が誤解だと知って面食らいながらも、スフンに関する驚くべき秘密を聞かされたというところで終わっていた。

ミニは病死した姉が書き残した小説を出版社に送る前にスフンに渡すが、それを盗作・出版されてしまう。社会的名声を盾に開き直るスフンだったが、原本ファイルがあると知ると、ミニの言いなりにならざるを得なかった。催促の末に手に入れた原稿の展開に大喜びするムノだが、彼女が夫の悪事を隠すためにUSBを回収して闇に葬ったと知ると、やり場のないもどかしさを感じた

パク教授(チョ・ハンチョル)の出版パーティーに参加する予定だったヒョンスク(チン・ギョン)は胃痙攣のため、夫を見送ると一人で病院へ。スフンら夫妻も欠席し、途方にくれるムノに新しい原稿が届く。それによると、事故当時まだ生きていたミニがスフンに殺されたのと確信するセユン(イ・ジヌ)とウンジュが、真相を探るため結託して脅迫文を送りつけたというのだ。

結局、姉ジョンフ(チョン・イソ)の妨害で呼び出しは失敗に終わり、病院での証拠も手に入らず、真相が詰まったUSBを燃やしたことを悲観するウンジュ。原稿を読んだムノは彼女を救うために、ガンを目撃者に仕立て物語に終止符を打つことを命じる…。

■見どころ

スフンと死んだミニの不倫疑惑をめぐるサスペンスにウンジュが関与していると知り、ますます物語に没頭していくムノの危うげな様子が描かれた第5話では、疑惑の真相が不倫ではなく、盗作による脅迫と口封じ殺人だったこと、証拠隠滅のために暗躍したウンジュが息子セユンと共にスフンを脅迫していたことが明らかになり、物語が目まぐるしく展開していく中、仕事や妻への無関心が対比的に描かれ、ムノののめり込み具合が不穏に描かれた。果たしてこの物語の着地点はどこなのか?それが真実なのかフィクションなのか?視聴者の興味を最大限に惹きつけながらいよいよ最終回に突入する。



■第6話(最終回)あらすじ

最後列Netflixシリーズ「最後列からの声」独占配信中証拠を捏造するよう強要するムノは、ガンの同意を得られず腹を立てるが、これまでの文章はもうムノの作品だという彼の言葉に悪魔が囁き、徹夜でスフンの悪事を暴く結末を書き上げるが、翌朝ガンからの電話で衝撃を受ける。セユンとウンジュがスフンに殺されたかもしれないというのだ。

自身の悪事が知られ、妻子を襲って家に火をつけたスフン。そんな結末を想像し、ムノは救急に通報すると警察に追われながらも車を飛ばす。しかし、屋敷はそのままだった。警察や救急消防に主張するも聞き入れてもらえず、更にはスフンやウンジュ、セユンが何事もなかったかのように帰宅。

茫然自失のムノは自宅前でガンを目撃して激怒して追いかけるが、彼は悪い微笑みを浮かべながら逃亡。彼の口からウンジュへの執着を聞いたヒョンスクは、密かに彼と関係を持ち、ムノに愛想を尽かして家を出て行ってしまう。大学でもすふんを陥れる文章を書かされたという告発文が掲載され、懲戒委員会で教授の資質を問われたムノは、なぜガンが自分を陥れたのか思いつかない。

家族も社会的信頼も失い、底辺に落ちたムノのもとにガンから、12年前の出来事が綴られた最後の原稿が送られてくる。作家としてスランプに陥り、不妊治療も失敗続きだったムノは、ヒョンスクについて児童養護施設を訪れ、まだ8歳だったガンはその際に文章を書くことの楽しさを教わるが、その尊敬を無下にされてしまった。それ以来、彼がムノに接近しようとしていたこと、家政婦ミニなんて存在しなかったこと、後の物語は即興で考えたフィクションだったことが書かれており、見事に踊らされたムノは全てを失っても彼の才能に笑うしかなかった。

古書店を開いたムノのもとに再び現れたガン。再び文学指導をしてほしいという彼の唐突な頼みに、しばらく言葉を失ったムノが開口一番に尋ねたのは、次の作品の題材が何かだった…。

■見どころ

クライマックスとなる第6話では冒頭から中盤にかけて、物語にのめり込みすぎたムノが、全てを失っていく様子が描かれた。初恋のウンジュをめぐる最悪の結末が提示されるも、全てガンが仕組んだフィクションだったという事実に驚かされ、ムノは妻とのささやかな幸せだけでなく教職や社会的立場、自分のものにしようとしたガンの原稿、スフンやウンジュからの信頼全てを失う残酷な現実が描かれた。後半はなぜガンがそこまでしてムノを陥れたのかという、12年前に端を発するエピソードが描かれ、ガンに既視感を感じたというヒョンスクの伏線が回収された。

クライマックスの再会シーンで、ガンの意表を突いた頼みを聞いたムノの反応にも注目したい。全てを奪っていった憎い学生を前にして、次の題材を気にする彼の一言が飛び出すまでの30秒にも及ぶ長い沈黙が、ガンの文才やそれを期待してしまうムノの作家としての欲を物語り、深い余韻を残して物語は幕を閉じた。

「最後列からの声」は6月26日よりNetflixで独占配信中。

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