一ノ瀬颯が松井玲奈の恋の相手役に! NHK夜ドラ「青の花 器の森」波佐見焼が紡ぐ大人のラブストーリー
NHKの夜ドラ「青の花 器の森」が2026年秋から放送される。
長崎県波佐見町を舞台に、陶磁器づくりに携わる人々の姿と、器を通して心を通わせていく男女の恋を描く本作。主人公・馬場青子を松井玲奈が演じることが発表されている中、今回、青子と恋に落ちる陶芸家・真鍋龍生役として一ノ瀬颯の出演が決定した。
原作は、「坂道のアポロン」などで知られる小玉ユキの同名漫画。日常の中にある温かな人間ドラマと、胸を揺さぶるドラマチックな展開を併せ持つ物語が、長崎・波佐見の美しい町並みや陶磁器づくりを背景に実写化される。
松井玲奈×一ノ瀬颯、器づくりを通して育まれる恋
物語の主人公は、長崎県波佐見町で生まれ育った絵付け職人の馬場青子(松井玲奈)。
波佐見で作られる陶磁器の多くは、特別な美術品というよりも、日々の暮らしの中で使われる身近な器だ。町では多くの人々がそれぞれの工程を分担し、一つの器を作り上げている。そんな土地で、青子は絵付け職人として働きながら、穏やかな日々を送っていた。
そんな青子の前に現れるのが、フィンランドで作陶活動をしていた若き陶芸家・真鍋龍生(一ノ瀬颯)だ。
龍生は磁器を学び直すため、波佐見町を訪れ、青子が働く光容窯で修業することになる。しかし、無口で愛想がなく、人との交流を避けがちな龍生には、周囲を驚かせる独自のこだわりがあった。
それは「自分の器には絵付けは必要ない」という考え。
絵付けを仕事とし、器に彩りを加えることに誇りを持つ青子にとって、龍生の言葉は自分自身だけでなく、町や仲間たちの仕事までも否定されたように感じられるものだった。
二人は当初、器づくりをめぐって真っ向から対立。しかし、共に器を作る時間を重ねる中で、青子は次第に龍生が生み出す器の造形美に心を奪われていく。
「器」をめぐる価値観の違いから始まった二人の関係が、どのように恋へと変化していくのかが大きな見どころとなる。
一ノ瀬颯が演じる孤高の陶芸家・真鍋龍生
今回発表された一ノ瀬颯が演じる真鍋龍生は、フィンランドで作陶活動を行っていた若き陶芸家。
磁器を学び直すために波佐見町へやって来るが、無口で愛想がなく、周囲との交流を避ける傾向がある。一方で、器に対しては人一倍強い情熱を持つ人物だ。
特に「絵付けは不要」という芸術家としての信念を持っており、絵付け職人である青子とは当初から衝突する。
しかし、単なる頑固者というわけではない。龍生は青子と共に器を作る中で、少しずつ彼女の仕事や考え方を認めるようになっていく。そして、龍生が胸の奥にしまい込んでいる過去が、やがて青子との関係、そして二人の運命を大きく動かすことになるという。
さらに、芸術家らしい孤高の雰囲気を漂わせる一方、「蛇や昆虫が苦手」という意外な一面も持つキャラクターとなっている。
一ノ瀬颯「今までやりたいと切に願っていたお芝居が叶っています」
龍生を演じる一ノ瀬颯は、今回の出演について、小玉ユキ原作の物語に「日常にあるような柔らかさ」と「ドラマチックな面」の両方があることに魅力を感じたとコメント。
すでに撮影がスタートしており、波佐見の自然や町並みに癒やされながら撮影を楽しんでいるという。
また、深川栄洋監督とは今回が初めての仕事となるが、「監督の視点に毎日驚かされています!」と撮影現場について語っている。
さらに、松井玲奈の芝居からも大きな刺激を受けているといい、「自分が今までやりたいと切に願っていたお芝居が叶っています」と、龍生役への手応えを明かしている。
一ノ瀬は、窯で働く人々や二人を取り巻く人物たちの芝居にも注目してほしいと呼びかけており、作品そのものの完成を自身も楽しみにしているという。
波佐見焼の町を舞台に描く「ものづくり」と「恋」
「青の花 器の森」の大きな魅力の一つが、長崎県波佐見町という土地だ。
波佐見で作られる陶磁器は、暮らしの中で使われる身近な日用品として親しまれており、一つの器を完成させるまでには、町の人々がさまざまな工程を分担して関わっている。
本作では、そうした陶磁器づくりの現場を舞台に、職人たちの仕事やものづくりへの思いも描かれていく。
「絵付け」を大切にする青子と、器そのものの造形美を追求する龍生。
異なる価値観を持つ二人が一つの器を作ることで、互いのことを知り、理解し、やがて惹かれ合っていく――。
単なる恋愛ドラマではなく、ものづくりに向き合う職人たちの姿と、大人同士の恋愛を重ね合わせて描く物語となっている点にも注目したい。
松井玲奈が主人公・馬場青子を演じる
主人公の馬場青子を演じるのは松井玲奈。
波佐見で生まれ育ち、絵付け職人として光容窯で働く青子は、地域に根付き、仲間たちとともに器を作ることを大切にしている人物だ。
そんな青子にとって、龍生の「絵付けは必要ない」という言葉は、自分の仕事だけでなく、これまで大切にしてきた町や仲間たちまで否定されたように感じられるものだった。
しかし、龍生が作る器を目にするうちに、その確かな才能と造形美に心を動かされていく。
仕事上では対立しながらも、互いのものづくりへの姿勢を知ることで距離を縮めていく青子と龍生。二人がどのように心を通わせていくのかは、本作の最大の注目ポイントとなりそうだ。
「青の花 器の森」放送は2026年秋
「青の花 器の森」は、2026年秋からNHK総合で放送予定。全32回、8週間にわたって、月曜から木曜まで放送される。
原作は小玉ユキ、脚本は泉澤陽子、演出は深川栄洋が担当。制作統括は井上衛(レプロエンタテインメント)と遠藤理史(NHK)、プロデューサーは森永恭平、本田七海が務める。
波佐見の美しい自然や町並みを背景に、器を作る人々の仕事、価値観の異なる男女の出会い、そして二人の間に芽生えていく恋。
松井玲奈と一ノ瀬颯が演じる青子と龍生の関係が、器づくりを通してどのように変化していくのか――。温かな日常とドラマチックな人間模様を併せ持つ、大人のラブストーリーとして期待が高まる。
「青の花 器の森」放送情報
放送開始: 2026年秋予定
放送: NHK総合 毎週月曜~木曜 22時45分~23時
回数: 全32回(8週)
配信: NHK ONEで同時・見逃し配信予定
原作: 小玉ユキ
脚本: 泉澤陽子
出演: 松井玲奈、一ノ瀬颯 ほか
演出: 深川栄洋