「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド微糖」、ダウンタウンのCMとメイキングムービーを公開
コカ・コーラシステムは、缶コーヒー「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド微糖」を11月15日から発売するが、それに合わせてダウンタウンが出演するTVCM「微糖登場」篇と「バトル」篇、メイキングムービーを公開した。
同社がナンバーワン缶コーヒーブランドの代名詞でもあると位置づける「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」から、微糖という新しい製品が生まれることをダウンタウンの2人を通して印象深く訴求、「エメマンバトル」と題したキャンペーンを展開する。
ダウンタウンの2人が「ジョージア」のTVCMに出演するのは、浜田雅功が主演の“浜田課長”と、松本人志がいつもなぜか登場する“なぞの男”を演じた「明日があるさ」キャンペーン(2000年~2003年)以来となる。
CMは、エメマン微糖の「スッキリした味」を主張する松本人志と、エメマンの「王道の味」を主張する浜田雅功の頂上決戦「エメマンバトル」が勃発する。2人がそれぞれ製品を持ちながら、「どっち派?」と視聴者に問いかけて、エメマンバトルへの参加を呼びかける。
撮影は、10月初旬、都内近郊の撮影所で行われた。広いスタジオの中は、真っ黒で大きなトラックと、トレードマークの「エメラルドマウンテン」が飾られたステージが配置されている。
スタジオの中にダウンタウンの2人が「エメマン派」、「微糖派」のジャージ姿で現れ、「よろしくお願いします!」とあいさつすると、スタッフの間にも緊張感が走り、現場の空気がぐっと締まる。
最初の撮影シーンは、CMの最後にダウンタウンの2人が「どっち派やねん!」とカメラに向かって詰め寄るカットから。セリフのスピードや言い回しを変えて何パターンも撮影していく。
順調に進んでいると思いきや、「松本さん…目線が…」と監督がなぜか苦笑い。松本人志は、その言葉に「あはは! バレたか! 完全に違うトコ見てたもんな! いってしまえ! と思ったけど、やっぱりダメか!」と、笑いながらカメラではない方向を示す。
どうやら直前までカメラ横で指示を出していた監督の顔を見つめていた様子で、「ここまで近づいてんのになんで(目線が)そこやねん!」と浜田雅功からはすかさずツッコミが入る。2人のやりとりに、スタジオからは思わずどっと笑いが起こった。
次に撮影されたのが、松本人志が屈強な6人の外国人SPに囲まれて黒いトラックから登場するシーン。
「アルミウィング」と呼ばれる側面が開くタイプの4トントラック(ロング)が使われた。ウイングが開くと、トラックの内部には多くのライトが設置され、まさに同飲料のイメージカラーであるゴールドに輝いている。その中からドライアイスの煙とともに、胸を張りながら登場する松本人志の姿はまさに「降臨」といった雰囲気。
一日がかりの長い撮影も、いよいよ大詰め。最後に撮影されたのは、CM撮影をしている浜田雅功の目の前に突如トラックが走り込むシーン。
長時間に及ぶ撮影に疲れ気味のスタッフを気遣い、「さぁ、そろそろ終わりかな~♪」と歌い踊る浜田雅功に、スタッフもつい笑顔になってしまう。
浜田雅功が撮影している設定のCMの場面はどこかで見たような雰囲気。タキシードを着て同飲料を手にする浜田雅功は、まるで2000年の「明日があるさ」シリーズの浜田課長のCM撮影風景のよう。
そこにトラックが突如走り込み、逃げまどうスタッフたち。CM撮影スタッフを演じる役者を、本物のCM撮影スタッフが撮影するという、不思議な状況となった。
そして、「本日の撮影はすべて終了です!」とのスタッフの掛け声に、浜田雅功は「ありがとうございました!」と王子のような振る舞いでスタッフに深々とおじぎをする。
ハードスケジュールの中、ダウンタウンの2人をはじめ、芸人たちは最後までスタッフを気遣い、笑いの絶えないにぎやかな撮影現場となった。
こうした撮影の様子は、メイキングムービーで見ることができる。
また、エメマンバトルでは、微糖派とエメマン派の吉本芸人が、その主張を動画により表明する。視聴者は、その動画を見て、どちらかに投票する。
日本コカ・コーラ「ジョージア エメマンバトル」