「スキャンダル」チ・チャンウクとソン・イェジンの関係に異変…ナナとの駆け落ちで波乱の予感【第5・6話】

17時29分ドラマ
Netflix「スキャンダル」独占配信中

2003年公開のペ・ヨンジュン主演大ヒット映画をより繊細にリメイクしたソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナら主演のNetflix「スキャンダル」(原題:스캔들)が9月18日(金)に全8話の独占配信を開始した。第5話と第6話のあらすじと見どころ、ドラマを深く知るための豆知識など紹介。

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第5・6話では、ウォン(チ・チャンウク)とヒヨン(ナナ)が急接近し、彼らの大胆な行動が、周囲にも影響を及ぼし始めたことで、ユン(ソン・イェジン)を動揺させ、危険な賭けの歯車が少しずつ狂い始めた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)

「スキャンダル」は、朝鮮時代、優れた才能を持つ女性“チョ氏夫人”と朝鮮最高のプレイボーイ“チョ・ウォン”が繰り広げる大胆で危険な愛の賭けごと、そしてその賭けごとに絡み合う女性“ヒヨン”の話を描いたロマンス時代劇。※navicon特集➡【「スキャンダル」を2倍楽しむ】

ペ・ヨンジュン主演の大ヒット映画『スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞』(2003年)のリメイク作品であり、フランスの古典小説『危険な関係』を朝鮮王朝時代を舞台に置き換えて描いている。映画版と同じく「R-18指定」だが、監督は「過激な描写も期待していい」と自信をのぞかせている。(日本では「16+」=視聴推薦16歳以上)

■キャストキャスト・キャラクター(登場人物)を画像、映画版比較、おすすめ作品と共に徹底解説
チョ氏夫人(チョ・ユン)役:ソン・イェジン
チョ・ウォン役:チ・チャンウク
アン・ヒヨン役:ナナ
プニ役:ハン・ソナ(元Secret)
クォン・インホ役:カン・チャニ(SF9)
ソオク役:シン・ユナ
 ほか

■第5話あらすじ

ウォン(チ・チャンウク)とヒヨン(ナナ)の関係に波を立てるつもりが、左議政夫人(カン・ジウン)の手に渡ってしまった手紙。ユン(ソン・イェジン)はどうにかそれを奪還しようと左議政の屋敷を訪れる。夫人は淫らな文に心躍らせながらも、表向きはウォンの不貞さを正直に打ち明けたとユンを評価。二人を引き離すべきではという彼女の提案は却下されたものの、左議政の働きかけで、王宮から追い出されていたユ大監(イ・ジフン)に復帰の希望が生まれ、ユンは感謝される。

ユ大監は、子を授かれないのは自分のせいだと詫びるが、ユンはそれを否定。二人の仲睦まじい会話は外まで響き、それを聞いたウォンは機嫌を損ねる。そこにインホ(カン・チャニ)との逢瀬のため、屋敷を抜け出したソオク(シン・ユナ)が現れ、二人の関係を知るが、見逃すことに。一度屋敷に戻ったソオクは寝入ってしまい、慌てて待ち合わせの場所に向かうが、インホは既に帰ってしまっていた。ソオクはそのことで怒りをぶつけるが、勢い余って側女であることを口走ってしまう。

祭事の準備を任されたユ大監は、戻ってきたらソオクを正式に側女として迎え入れると言い、屋敷を去って行く。ユンは手紙がちゃんとヒヨンに届いたと嘘をつき、ウォンを揺さぶろうとする。

娘が側女として嫁ぐことで鼻高々なプニ(ハン・ソナ)は、突然かつて関係を持ったウォンが現れ動揺する。ウォンの体が忘れられないプニは喜ぶが、ウォンは彼女が軽はずみに恋文を送ったことを暗に責めて警告。

一方、ユンは別の計画を進めていた。ユ大監の側女となるソオクが、実はインホにひそかに思いを寄せていることを知ったユンは、その秘密を利用することを思いつく。もともとソオクにウォンの子供を孕らせることが狙いだったユンの狙いも知らず、恋文の書き方を教えてもらいに訪れたソオク。ウォンは彼女の母親が自分に宛てた恋文をそっくりそのまま真似させ、予行練習に付き合うが、興奮したソオクはその気になって服を脱ぎ始める。しかしウォンは寸前で思い直して彼女を部屋に帰したとユンに報告。

プニの長女ミオク(チェ・ソリン)に弁解文を書かせ、ヒヨンに再び近づこうとするウォンだったが、彼女は華城にある実家に帰ったという。雨の中、彼女が会ってくれるまで待ち続けるというウォンに根負けしたヒヨンは、彼の訴えに遂に泣き崩れ、本当は生きたいと本心を吐露。それを聞いて、彼女の気持ちが完全に自分に傾いたと実感したウォンは、彼女を守り抜くと宣言しつつ、不敵な笑みを浮かべる…。

■見どころ

第5話冒頭では、10代のウォンが朝鮮以外の地図を目にして、学問に興味を示し始めた経緯や、父の死、それに対する支えとしてのユンの存在の大きさが描かれた。

第5話の見どころは、ウォンの中で「賭け」と「本当の恋」の境界が崩れ始めるところ。ヒヨンとの関係が深まるほど、これまで女性との恋愛をゲームのように楽しんできたウォンが、次第に彼女の言葉や気持ちに心を乱されていく。

2003年の映画版ではペ・ヨンジュン演じるウォンの華やかな色男ぶりが強く印象に残るが、Netflix版ではその裏側にある孤独や執着まで掘り下げられているのが大きな違いだ。一方、ユンはソオクがインホに抱く密かな恋心を利用し、新たな策略を仕掛ける。つまり第5話では、ウォンとヒヨンの「本物になりつつある恋」と、ユンが周囲の感情を利用して進める「計算された恋」が対照的に描かれる。三人の思惑が少しずつ食い違い始めることで、後戻りできない展開へ進んでいくところに注目したい。

■豆知識

還暦宴:ユ大監が王命を受けた「恵慶宮様の還暦の祝宴」。恵慶宮は王・正祖の実母恵慶宮洪氏で、先代王に米びつに閉じ込められた思悼世子の妻。昌徳宮から水原華城へ向かった行幸の行列は、長さが約1kmにも及び、朝鮮王朝の歴史上最も華麗な大規模行事として知られている。
※もっと詳しく⇒第6話「豆知識」であわせて解説。



■第6話あらすじ

スキャンダルNetflix「スキャンダル」独占配信中自害を仄めかす遺書を残し、ヒヨン下人に扮装しウォンの屋敷で隠れ住むことに。道中、彼女が夫を追う自殺を美徳とする朝鮮の風習と、罪とする天主教の教えで揺れ動いていたことを打ち明けるヒヨン。初めて彼女の口から気持ちを聞いたウォンは思わず心が揺れ動く。

ソオクの部屋にミオクを送り込んだプニは、自分がウォンに送ったのと全く同じ内容の文を彼女が書いていたことを知り、目前まで迫っていたセレブ生活に暗雲が立ち込める。

ユンが送りつけた手紙をヒヨンが読んだと思っていたウォンは、先に弁解文を読まれたことで彼女を不安にしてしまい、ユンの策にはまったことを悟る。即興で組み立てた物語とも知らず、彼の真心だと信じ心を開くヒヨン。泣き落とし作戦が成功し、ウォンがヒヨンを口説き落としたと知らせを受けたユンは眉を細める。

その頃、ウンシル(キム・ジアン)によって左議政の屋敷にも、ヒヨンが自害したものだと伝わる。左議政夫人はユンから王にヒヨンを烈女として認めてもらい、名誉を授かれるよう提言を頼み込む。屋敷の主たちが外出し、一人になったソオクはインホからの文を受け取りときめく。突如押しかけたプニは文のことを問い詰め、ウォンが娘にも手を出そうとしたことにショックを受けるが、ソオクからヒヨンが夜逃げしたのではないかという噂を聞き、何かを思いつく。

突然ウォンの屋敷を訪ねたユンは二人の関係をこれ以上進めることの危険性を警告する。そもそも二人の賭けは、ウォンがヒヨンを誘惑し、その結果によって自分の望むものを手に入れるために始めたものだった。しかしヒヨンの死が偽装されたことで状況は大きく変わった。ユンは、これ以上このゲームを続ければウォン自身の名誉を傷つけるだけでなく、家名まで汚すことになると忠告する。ヒヨンは夫を亡くした貞淑な女性であり、彼女を誘惑することには大きな危険が伴う。もし二人の関係が世間に知られれば、ウォンだけでなくヒヨンにも取り返しのつかない影響が及ぶ。それでもウォンは引き下がろうとせず、二人の話し合いは決裂してしまう。

ユンはヒヨンが生きていたことを大袈裟に泣いて喜び、怯える彼女の警戒を解くと、ウォンとの関係を応援するふりをしながらも、しばし女性としての喜びを味わった後に、予定通り夫の後を追って自害するべきだと吹き込む。やりとりを知らないウォンは、一緒にいたいというヒヨンの言葉に、彼女との末長い幸せを想像し始めるのだが…。

■見どころ

第6話は、ウォンが自分の中に芽生えたヒヨンへの感情を、ついに無視できなくなっていく重要な回となった。

ユンは、二人の賭けを続ければウォン自身の名誉だけでなく家名まで傷つけると警告する。しかしウォンは、それでも最後までゲームをやり遂げると反発。ここで注目したいのは、その「やり遂げる」という言葉の意味が、物語の序盤とは変わっていること。最初はユンとの賭けに勝つことが目的だったはずが、ヒヨンの気持ちに揺れ動き始めたことで彼の表情にも変化が見える。

2003年映画版と比較すると、Netflix版はウォンの内面の変化をより時間をかけて描くことで、「女たらしが本気の恋に落ちる」という展開に説得力を持たせている。ヒヨンのそばにいるときだけ見せるウォンの表情や態度の変化も重要。終盤ではユンの策士としての恐ろしさが強調されるが、果たして彼女が賭けの先に手に入れたがっていた本当の着地点はどこなのかに注目したい。

■豆知識

敦化門から華城への行列(1795年):恵慶宮の還暦祝いに向かうための行列。敦化門は、世界文化遺産「昌徳宮」の正門で、ソウル市内に現存する宮殿の正門の中で最も規模が大きく、最古の門(国指定重要文化財)。行列の様子は映像と共にイラストがこの回冒頭に流れる。当時,宮廷絵師たちによって『正祖大王華城行幸班次図』として描かれ、劇中で登場する精巧なイラスト(画帖)は、まさにこの「班次図」の技法や構図、独特のタッチをベースにしている。
※もっと詳しく⇒「秘密の扉」第7話<班次図の印>

Netflixシリーズ「スキャンダル」は、9月18日(金)より世界独占配信。【「スキャンダル」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、時代背景、キャスト・キャラクターの徹底解説、映画との違いなど、ドラマの魅力を深掘りしていく。

本予告

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