「フォーハンズ」ソン・ガン&イ・ジュニョンのピアノ演奏を支えた2人のピアニストが明かす撮影秘話!11話公演ポスター・チケット
Netflixで配信中のソン・ガンとイ・ジュニョンが天才ピアニストを演じるtvNドラマ「フォーハンズ 〜2人のソナタ〜」(原題:포핸즈)。美しい演奏シーンも作品の大きな魅力となっているが、そのリアルな音楽表現を陰で支えているのが、ピアニストのイ・ミンソンとパク・ジュヨンだ。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「フォーハンズ 〜2人のソナタ〜」は音楽の天才たちが集まる芸術高校を舞台に、1台のピアノを2人で演奏する「フォーハンズ(連弾)」を通じて繋がる若者たちの友情、競争、愛、そして成長を描いた青春クラシックロマンス。
イ・ミンソンとパク・ジュヨンはこれまで単に俳優の演奏シーンの“代役”を務めただけではない。7カ月以上にわたって俳優たちにピアノを指導し、手の動きや呼吸、演奏時の感情表現まで伝授。撮影現場でも俳優とともに演奏シーンを作り上げた。
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■「死の舞踏」を数千回?イ・ジュニョンの驚異的な努力
特にイ・ジュニョンの成長には、イ・ミンソン自身も驚かされたという。劇中で貧しい家庭環境の中に育った天才ピアニスト、チェ・ジョンヨを演じるイ・ジュニョンは、撮影当初、ピアノ経験がほとんどなかった。「戸惑いも、途方に暮れた様子もありました。『先生、どこに行けばいいんですか?』と何度も聞いていました」そう振り返るイ・ミンソン。
しかし、イ・ジュニョンはそこから猛練習を重ねた。劇中で重要な意味を持つサン=サーンスの「死の舞踏」にも挑戦。フィギュアスケートのキム・ヨナが過去に使用したことでも知られる楽曲だ。特に冒頭部分は、何度も繰り返し練習したという。イ・ミンソンは「数百回、数千回は弾いたと思う」と語り、イ・ジュニョンがリズムで曲を覚え、撮影終了まで忘れずに演奏していたことを明かした。
さらに一つの曲を習得するだけで満足せず、別の楽曲にも次々と挑戦。「奇跡を見ました」イ・ミンソンがそう語るほど、イ・ジュニョンの努力は印象的なものだった。
■ソン・ガンはラフマニノフ、チン・ウンスクの難曲にも挑戦
一方、音楽一家に生まれた完璧主義者カン・ビオを演じるソン・ガンも、徹底的な準備を重ねた。母親がピアノ教師だったため、幼い頃からピアノに触れていたソン・ガンだが、だからこそ本格的なピアニスト役にはプレッシャーもあったという。ソン・ガンはパク・ジュヨンの指導を受けながら、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をはじめ、世界的作曲家チン・ウンスクの難易度の高い作品にも挑戦した。
なかでも印象的なのが、第5話で描かれたコンクールの演奏シーンだ。ビオがラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏して優勝するこの場面は、作品の中でも重要な意味を持つ。ラフマニノフ自身が長いスランプを乗り越えて完成させた作品であることも、ビオとジョンヨの物語と重なる。
パク・ジュヨンはソン・ガンについて、「鍵盤から手を空中に持ち上げる瞬間、魔法を見ました」と振り返った。さらに、撮影中もソン・ガンは演奏シーンを携帯電話で撮影し、何度も見返しながら練習していたという。
■「手」だけではない。呼吸や感情まで伝授
「フォーハンズ」のピアノシーンがリアルに見える理由は、単純にプロのピアニストが音を担当しているからではない。ピアニストたちは、俳優が実際に鍵盤を弾いているように見えるよう、指の動きや手の方向だけでなく、呼吸や演奏中の身体の使い方まで細かく指導した。
撮影では、まずピアニストが演奏。その動きを俳優が身につけ、実際にピアノを弾く姿を撮影する。その後、俳優の手の動きに合わせてピアニストが音源を担当するという作業が繰り返された。
パク・ヒョンソク監督は、それらの映像を秒単位で細かく編集。その結果、俳優の手と実際の演奏音が自然にシンクロし、クラシック音楽を扱う作品でありがちな「手の動きと音が合っていない」という違和感を極力なくしている。
■劇中とは正反対?ソン・ガンはムードメーカー、イ・ジュニョンは真面目派
興味深いのは、ソン・ガンとイ・ジュニョンの撮影現場での素顔だ。劇中では、完璧主義者のビオと自由な天才ジョンヨという対照的なキャラクターを演じている2人だが、ピアニストたちによれば、実際の性格はむしろ逆だったという。
ソン・ガンは現場のムードメーカー。「前腕が燃え上がっている」などと冗談を飛ばし、周囲を和ませていたという。一方、普段はいたずら好きなイメージのあるイ・ジュニョンは、撮影現場では静かに演技について考え続ける真面目なタイプだった。
そんな2人の姿を間近で見てきたピアニストたちだからこそ、劇中で描かれる2人の音楽への情熱にも説得力を感じたのかもしれない。
■ピアニスト自身も「フォーハンズ」で新たな挑戦
「フォーハンズ」に参加したことで、イ・ミンソンとパク・ジュヨン自身の活動にも変化が生まれた。イ・ミンソンは第10話で、ソン・ガン演じるビオの代役ピアニスト役としてドラマに出演。演奏だけでなく、セリフも披露して注目を集めた。
一方のパク・ジュヨンは、ドラマ撮影中にソウル大学の指揮専攻に合格し、現在は指揮を学んでいる。さらに、パク・ジュヨンのSNSには世界各国から注目が集まり、1日に約100万人が訪れるほどの反響を見せたという。
本人は、自ら録音したOSTが世界中に届くことについて、「大変だったことさえ、より美しく感じられました。これが音楽の持つ力だと思います」と語っている。
俳優たちの演技だけでなく、画面には映らないところで多くの音楽家たちが作品を支えている「フォーハンズ」。
ソン・ガンとイ・ジュニョンが奏でる音楽の裏側には、2人のピアニストとの7カ月以上にわたる努力があった。だからこそ、劇中の演奏シーンは単なる“演技”を超え、2人のキャラクターの感情そのものを伝える重要な場面になっている。
■チェ・ジョンヨ&カン・ビオの公演ポスターとチケット
そして、昨日放送された最終回直前となる第11話では、チェ・ジョンヨ(イ・ジュニョン)とカン・ビオ(ソン・ガン)がついに同じステージに立ち、息をのむような公演を披露した。
そんな第11話の放送に合わせ、tvNの公式SNSでは、2人が劇中で披露した公演をイメージしたポスターとチケットも公開された。公開されたのは、「フォーハンズ」の世界観のために制作された架空のアルバム・コンセプトポスター。劇中の2人を思わせるピアノと、青春をともに過ごした彼らの音楽を感じさせるビジュアルとなっている。
「ハーモニーのように絡み合う、青春たちの友情と成長」という「フォーハンズ」のメッセージとともに、第11話の公演をさらに楽しめる仕掛けとなった。
なお、ポスターには公演チケットの案内も掲載されているが、これはドラマの世界観に基づいて制作された架空の企画で、実際の公演チケット販売ではない。
ドラマは今夜、ついに最終回を迎える。9年前の誘拐事件の真実と、チェ・ジョンヨによる長年の復讐劇がどのような結末を迎えるか。ビオの祖父カン・スンウン(チョン・ジニョン)の命は?異なる道を歩んできた若者たちの友情と和解の行方は…。全てが明かされる最終回は10月4日21時30分から放送され、Netflixで視聴できる。
第11話と第12話(最終回)のあらすじと見どころ、視聴者の声などは最終回放送後に【「フォーハンズ」を2倍楽しむ】で紹介する。
◇tvN[최종회 선공개](最終回先行予告)
◇フォーハンズ 〜2人のソナタ〜 | オフィシャル クリップ映像 | Netflix 【日本語字幕】
◇tvN「포핸즈」HP