「ドクターⅩ」19.5%の牙城に「完璧な嘘」が挑む!ユ・ヨンソク×ソ・ヒョンジン、10年ぶりの共演で地上波対決へ
キム・ジウォン主演のSBS「ドクターⅩ~白衣のマフィア~」(原題:닥터X : 하얀 마피아의 시대)が全国視聴率19.5%を記録し、20%の大台を目前にする中、ユ・ヨンソク×ソ・ヒョンジン主演のMBC「完璧な嘘」(原題:라이어)が、あす10月30日(金)にスタートする。この日は両作とも韓国で午後9時50分から放送。独走する医療ノワールに、実力派コンビが仕掛ける心理サスペンスが真っ向から挑む。
■20%目前の「ドクターⅩ」、迎え撃つのは第7話
地上波の金土ドラマ対決で、先行する「ドクターⅩ~白衣のマフィア~」の強さは際立っている。10月24日放送の第6話は、ニールセン・コリア調べで全国19.5%、首都圏19.2%を記録。瞬間最高視聴率は21.3%に達し、自己最高を更新した(【10月24日視聴率TOP10】より)。
物語をけん引するのは、キム・ジウォン演じる天才外科医ケ・スジョン。卓越した手術の腕と妥協しない姿勢で医療界の不条理に立ち向かう姿が、痛快なカタルシスを生んでいる。イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュらの演技も加わり、患者を救う緊迫感と権力に屈しない爽快感を併せ持つ作品だ。
「完璧な嘘」の初回とぶつかるのは、すでに視聴者をつかんだ「ドクターⅩ」の第7話。新作への好奇心が、続きの気になる人気作への視聴習慣にどこまで食い込めるかが、最初の注目点となる。
■制作発表会でも対決が話題に――勝負するのは心理戦
10月28日、ソウル・上岩のMBCで開催された「完璧な嘘」の制作発表会でも、強力な競合作との対決が話題になった。
ユ・ヨンソクは「ドクターⅩ」の手術シーンにも目を向けたと明かしつつ、自分たちの作品が勝負するのは心理スリラーの領域だと説明。登場人物の細かな感情の変化や神経戦、食い違う主張を追うことで、次の放送を確かめたくなる作品だという自信を示した。ソ・ヒョンジンも、このジャンルを待ち望む視聴者の期待に応えられるのではないかと語っている。
また、視聴率への期待を問われたソ・ヒョンジンは「視聴率は天運」と回答。結果を断言する代わりに、作品に最善を尽くしたという姿勢を見せた。チョ・ヨンミン監督も、視聴率の難しさを認めながら、視聴者が楽しめる作品になっていると自信をのぞかせた(【制作発表会レポート】)。
■「キム・サブ」の二人が、今度は互いを疑う関係に
「完璧な嘘」の大きな武器は、「浪漫ドクター キム・サブ」で共演したユ・ヨンソクとソ・ヒョンジンが、約10年ぶりに顔をそろえることだ。
ユ・ヨンソクが演じるのは心臓外科専門医ミン・ジュンホ、ソ・ヒョンジンは小学校の司書教諭カン・ジソンに扮する。距離を縮めた二人はデートを楽しむが、その翌日、同じ出来事について相反する主張をすることになる。甘い出会いが疑惑へと変わり、視聴者もまた、どちらの言葉を信じるべきかを問われる。
医師役でも親しまれてきたユ・ヨンソクが出演するだけに、医療ドラマ同士の対決と受け止められそうだが、「完璧な嘘」の中心にあるのは記憶と証言の食い違いだ。二人の共演を懐かしむ気持ちで見始めた視聴者が、いつしかその表情や言葉を疑いながら画面に見入る――そんな関係の変化が、今回の再共演の見どころになる。
■爽快感と疑惑、異なる面白さがぶつかる金曜夜
両作の対決を面白くするのは、視聴者を引きつける仕組みの違いだ。
「ドクターⅩ」は、難局に立ち向かう主人公の技術と決断が、緊張を解き放つ快感につながる。一方の「完璧な嘘」は、人物の言葉や反応が新たな疑問を呼び、簡単には答えにたどり着けない緊張を積み重ねていく。前者が築いた人気に対し、後者が別の視聴欲求を刺激できるかが、今回の地上波対決を読み解くポイントだ。
初回の数字とともに注目したいのは、「完璧な嘘」が第2話以降も確かめたくなる謎を提示できるか、そして「ドクターⅩ」が新作登場後も上昇を続けるかという点。初日の勝敗だけでなく、翌日、翌週へと続く視聴率の動きが、両作の勢いを映し出すことになる。
20%突破を狙うキム・ジウォンと、10年ぶりの共演で新たな顔を見せるユ・ヨンソク×ソ・ヒョンジン。10月30日の夜、韓国地上波の金土ドラマに新たな競争が幕を開ける。
両作品の全話あらすじと見どころや、制作発表会、キャスト解説などはそれぞれのnavicon特集【2倍楽しむ】でまとめている。