韓ドラファンの間では、このOSTがドラマの良し悪しを決める重要な役割を担っている。ちなみに、OSTとは、“original soundtrack”のことで、映画、テレビドラマ、テレビゲーム、アニメなどの音やそれらを収録したアルバムをさす。今回は、四季シリーズで奏でられた「音楽」について考えたい。
まずは、GyaOの『韓国ドラマOST特集』STAGE1:RIYONのピアノを聴いて

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四季シリーズのピアノメドレーだが、既にドラマを観た方には、ドラマのクライマックスシーンが見えてきたのでは?冬ソナの強力なファンの中には、“チャ・ラ・ラ・ラーン、チャララーラ…”(「最初から今まで」のつもり)とイントロを聴くだけでも涙が零れるというツワモノもいると聞く。
“人生楽ありゃ苦もあるさ~♪”と訊けば、「水戸黄門」を思い出すし、古いところでは“チャン、チャン、チャン、チャーン、チャン、チャン♪”とくればキーハンター、“ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダン”(←これは難しい)とくれば福山雅治の「ガリレオ」を思い出す。 【『韓ドラ』ここが知りたい】⑤韓国歴史ドラマに嵌るツボ の嵌るツボ4でも書いたが、どうも女性は“耳で恋する”ことが多いようだ。
ともあれ、韓ドラでOSTというものをここまでメジャーにしたのもやはり四季シリーズのお手柄といっていいだろう。
ドラマの中で音楽の使われ方は日本とそうは違わない。“代表曲”(主題曲またはエンディング曲)や“挿入曲”がもっとも効果的な場面で流される。しかし、四季シリーズにはもう一つ共通した取り決めがあるようだ。それが“イメージ曲”。もっともこのイメージ曲という概念と呼び方は、韓ドラおすすめ隊が勝手につけたものなので、ユン監督が意識したかどうかは定かではない。あしからず!
ただ、間違いなくこのイメージ曲が、四季シリーズをこれまでの韓国ドラマにありがちな“泥臭さ”を消しさり、“都会的な匂い”をつけたといっていいのではないだろうか。(※泥臭いと言う表現は決して悪い意味ではないので。)
次は、それぞれの作品の【イメージ曲】、【OST(オリジナル・サウンドトラック)】について調べていく。
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