四季シリーズ・ロケ地の魅力「秋の童話」編

特集 韓ドラここが知りたい 四季シリーズ
ドラマの中でいくつもの感動のシーンを生み出した美しいロケ地。初回は「秋の童話」から。まず朝鮮半島の地図で江原道(南)の位置確認しよう。江原道は朝鮮半島中東部にある道で、現在は38度線を境に韓国と北朝鮮に分断されている。「秋の童話」の名シーンここでの撮影が多いので部分地図(ウィキトラベルより)(ウィキトラベルより)江原道地図で詳しく見よう。

(ウィキトラベルより)ケッペ(ウィキトラベルより)始めはドラマが大きく動き出す渡し舟のあるロケ地から。江原道の束草市(ソクチョシ)という場所。黄色い傘をさして渡し舟に乗っているウンソを、ジョンソが逆方向を行く舟の上で見つけるあの場面だ。
渡し舟は「束草アバイ村」に行くために、市内の青草湖と海を結ぶ水路の両岸をワイヤでつなげ、レバーのような道具で動かして渡る舟で「ケッペ」と呼ばれている。
ウンソの家(ウィキトラベルより)(ウィキトラベルより)ドラマではウンソの家はここにあることになっている。アバイ村は、朝鮮戦争の時に北から逃れてきた人々が作った村で、北朝鮮にもっとも近い街として知られている。

次は「祥雲(サンウン)廃校」だ。(C)KBS&KBSi(C)KBS&KBSiここはジュンソとウンソが暮らしたアトリエとしてドラマに登場する。元は祥雲小学校だったが、廃校となってからは陶芸工房として活用されている。ドラマロケ地となってからは観光客が後を絶たず、今は陶芸体験プログラム参加者だけが見学できる。場所は江原道襄陽郡巽陽面祥雲里。

(C)KBS&KBSi All rights reserved. (C)KBS&KBSi 次は二人が愛の逃避行(トマン)した「三養大関嶺」。シネが両親にウンソとジュンソの関係をばらし、思わず二人で駆け落ちした場所だ。
江原道平昌郡にある標高850m~1470mにある大規模な草原牧場で二人は愛を確かめ合った。

(C)KBS&KBSi (C)KBS&KBSi さて、ここでテソクのファンのために「フェニックスパーク」を紹介しておこう。平昌郡にあるリゾート地で、テソクの父親はこのホテルのオーナー。ウンソはここで電話交換手として働いていたが、テソクの強引な引き抜きで彼の専属メイドとなる。テソクの暮らすゴージャスな部屋は、6人は泊まれるほどの広さとのこと。このリゾート地でのテソクの強引なアプローチ、ゴルフ場の指輪のシーンなど、テソクファンにはたまらないシーンが満載だ。

最後は、「花津浦(ファジンポ)海水浴場」。(C)KBS&KBSi (C)KBS&KBSi ここはウンソの家のアバイ村のある、束草市から1時間あまりバスにゆられたもっとも北に位置する高城市にある海岸だ。ジュンソが、自分の背中で死んでいったウンソを負ぶったまま、全長1.7kmもの砂浜歩き続けたあの感動の砂浜だ。
ファジンポは有数の観光地で、一箇所で海とつながっている穏やかな海岸。すぐ近くにはあの金日成の別荘があるという。

「もう一度生まれ変わるなら木になりたい」と願ったウンソ。最期の瞬間、やっと己の罪から解き放たれたジュンソ。二人のはかなくも美しい愛を、韓国の「秋の童話」ロケ地を訪ねて思い出してはいかがだろう?韓国旅行は“無理!”という方は、もう一度「秋の童話」を視聴するという手もある。
次は「冬のソナタロケ地」!

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ドラマ場面写真: (C)KBS&KBSi All rights reserved.
秋の童話:ソン・スンホン、ソン・ヘギョ、ウォンビン
冬のソナタ:ペ・ヨンジュン(ヨン様)、チェ・ジウ(ジウ姫)
夏の香り:ソン・スンホン、ソン・イェジン
春のワルツ:ソ・ドヨン、ハン・ヒョジュ
監督:ユン・ソクホ