「アスファルトの男」は、SBSのドラマで1995年と少々古い作品だが、今をときめくイ・ビョンホンとチョン・ウソンが兄弟という、なんとも豪華なキャスティングのドラマ。ヒロインは、故チェ・ジンシルさん。キャストを見るだけでも凄いドラマだというのがわかる。しかし、タイトルもなかなか意味深で、イ・ビョンホンのためにあるタイトルと言ってもいいだろう。その理由は後ほどわかるのでお楽しみに。
さて、これまで色々なタイトルの不思議を一緒に見てきたが、今回のタイトルをみてどんなドラマかを想像してみよう。
・ゼネコンの物語-ブッブー!
・道路の物語-惜しい!
・車の物語-ピンポン♪
イ・ビョンホンがカーデザイナーで、チョン・ウソンがカーレーサーに扮して、クルマ業界に生きる兄弟の夢と愛とをフルスピードで描いたドラマ。
このタイトルの一体何が不思議かというと、“アスファルト”…ではなく“男”の方なのだ。
邦題で“男”とあるのは、原題はアスファルト サナイとなっている。サナイの部分が日本語では男と訳されているのだ。辞書でサナイを調べるともちろん男とある。しかし、このサナイには単なる男ではなくて、モット深~い意味が隠されているのをご存知だろうか。
実は、サンという言葉は韓国語の古語から来たものらしい。古来、韓国では壮健な男を指す古語にサンという言葉を用いていたようだ。その言葉に、生まれという意味のナイをつけてサナイという言葉になったのだ。だから、原題の意図どおりに日本語タイトルをつけるなら、サナイはカッコいい男、粋な男、男の中の男とでもすべきところだろう。奇しくも、今月26日夜、韓国でイ・ビョンホンが今年最高の男達に贈られる「ブラックカラーウォーカー」の「A-Awards」賞を受賞した。「ブラックカラーウォーカー」とは、知的で創造的、そして社会的にも成功している専門職の男性のこと。まさに、サナイだ。
だから、「アスファルトの男」というのはイ・ビョンホンにこそぴったりあったタイトルとなるわけだ。
そういえば、2008年度アカデミー賞短編実写部門ノミネートされた作品に『アスファルトの上のマノン』というフランスの作品があった。これは、家族、友達、そして人生そのものが愛おしくなる、ちょっぴり悲しい人生賛歌だったが、イ・ビョンホンの「アスファルトの男」は、イケテル男の人生をどう描いているのか?気になる方は、ドラマをぜひ視聴してみよう。
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「アスファルトの男」は、イ・ビョンホンだからこそのタイトル?

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再生方法: 不明
放送年: 1995
監督/演出: イ・ジャンス
脚本: パク・ヒョンジュ
出演者: イ・ビョンホン、チェ・ジンシル、ホ・ジュノ、チョン・ウソン、イ・ヨンエ、チョ・ミンス、キム・スジ
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