「善徳女王」プレミアム・イベントレポート(3月31日)前編

特集 韓ドラここが知りたい イベント関連
2010年3月31日(水)東京・お台場のフジテレビマルチシアターで開催された、ポニーキャニオン主催の“イ・ヨウォン初来日記念!「善徳女王」プレミアム・イベント”をレポート。(  )は、文章だけでは伝わりにくい現場の雰囲気など。

おすすめ隊でもイチオシの「善徳女王」のDVDが、3月15日ポニーキャニオンから発売された。公式サイトでは、各界の著名人から続々と賞賛の声が届いている。中でも、浅野ゆう子の声は真剣だ!何しろ、あの美室(ミシル)に挑戦状をたたきつけたのだから(笑)。ということで、今回のイベント後半では、浅野ゆう子も登場するのでお楽しみに。

会場には、抽選で選ばれた100名のファンと、50~60名の報道陣。司会進行を担当するのは、フジテレビの吉崎典子アナウンサー(テンコさんだ~。以下、「司会:」と記載)。

予定の時間を15分ほど過ぎた夕方4時45分にイベントが始まった。まずは、司会から「善徳女王」の紹介があり、つづいて、ステージの大スクリーンでプロモーションビデオが流れる。
テレビで観ても迫力のあるドラマだが、大スクリーンで観るとその迫力は倍、いや10倍!

司会から紹介されて登場したイ・ヨウォンはシックな黒のスーツ姿に髪を結い上げて、ドラマのトンマンより大人っぽい。それより驚いたのはすらりとしたスタイルだ。170cmの身長に15cm以上のピンヒール。しかも顔ときたら拳くらいの大きさ。一体何を食べるとこんな体が作れるのだろう?でも、初めての日本に緊張しているのか、疲れたのか、少し元気がないようにも見える。

まずは、イ・ヨウォン(以下、「イ:」)からのご挨拶。
イ:こんにちは、お目にかかれて嬉しいです。コンニチハ、ハジメマシテ。(登場したときに感じた雰囲気と違って、彼女の話し口調はどこか幼い感じがする。カナは日本語)。善徳女王が日本でも多くの方に愛されるとき聞きました。これからもどうぞよろしくおねがいします。

ここで通訳さんと一緒に二人は舞台上手のイス席に移動。

司会:ダイジェスト映像の前にビデオメッセージが届いているので紹介します。
(大スクリーンには、キム・ユシンを演じたオム・テウンの動画メッセージ)
オム:今日のイベントに来てくださりありがとうございます。僕もとても出席したかったのですが残念です。変わりに、イ・ヨウォンさんが頑張りますのでよろしくおねがいします。どうぞ「善徳女王」を応援して下さい。

司会:このスペシャルメッセージいかがでしたか?
イ:(オムさんとは)久振りだったのでとても嬉しいです。出演者皆で来れたらよかったんですが…。
司会:オムさんとの思い出やエピソードは?
イ:オムさんもそうですが、戦闘シーンでは皆で苦労しました。花郎という青年団に参加していた皆やスタッフ全員で苦労しました。
司会:思い出のシーンを観ながら制作秘話をお聞きします。(今日のイベントは100名募集のところ、600名の応募があったらしい。やっぱり人気は本物のだ)

大スクリーンにイ・ヨウォンの思い出深いシーンが映し出され、それぞれその理由を発表する。

これが、トンマンスマイル!これが、トンマンスマイル!【好きなシーン】
①第8話、水に顔をつけて子役からイ・ヨウォンに変わるシーン。
②第17話、チュクパン、コド、徳曼(トンマン)の3人でコミカルな会話をするシーン。
イ:①のシーンは、私が始めて登場するシーンでした。子役のジヒョンちゃんが視聴者からとても愛されていてプレッシャーもあり、心配もしていましたが、監督がとてもナチュラルに演出してくださり、インパクトのあるシーンになったと思って印象に残っています。(子役のナム・ジヒョンちゃんは「大王世宗」にも出てたっけ)
司会:②のシーンはとても楽しいコミカルな感じでしたが、現場もそうでしたか?
イ:ええ、実際にも、序盤ではチュクパンやコドとコミカルなやり取りが多かったので、撮影中も楽しめました。ドラマの中盤になるとシリアスになってくるんですが、序盤のこういったコミカルな場面では、トンマンの明るく愉快な面がよく出ていたので楽しく演じることができました。

【苦労したシーン】
・第10話、円陣を組んで激しく戦い、泥水の中に倒れこむシーン。
イ:この場面は、私が「善徳女王」に参加して始めてのシーンだったんです。ですから、まだドラマになじむ前の段階でこのシーンを撮ったので、精神的にも肉体的にもとてもハードでした。男性の共演者たちと同じ動きをしたんですが、今でもどうやって撮ったのかわからないくらいです。
司会:甲冑や楯など重いものを持って戦っていますが、こういったトレーニングはしましたか?
イ:ええ、撮影に入る2ヶ月ほど前に。充分な時間とはいえませんが、乗馬、武術、基本動作などを練習しました。

【思い出のシーン】
・第20話、王妃と天明(チョンミョン)王女とトンマンの3人のシーン。
イ:トンマンが自分の出生の秘密を知る場面です。これがきっかけとなってドラマが新たに大きく転換することになる大切なシーン。感情的にはとても難しかしいと思ったんですが、共演者の方たちが迫真の演技をしてくれたので、スムーズにできました。

司会:トンマンの時代と王女になってからと比べるとどうですか?
イ:どちらも大変でした。前半では始めての男装。時代劇の男装は、現代劇よりより大変で、やっと男装になじんだところで王女になって、最初は不自然で男言葉になったりと苦労しました。

司会:この作品が、国民的ドラマになって変わったところは?
イ:特別そういったことに敏感なほうではなくて…幼い子からおじいさん、おばあさんまでが私のことを知っていただくきっかけとなったことだと思います。

続いて、サイン入りポスターとDVDのプレゼントのコーナーに入る。抽選BOXからイ・ヨウォンが5人選び、壇上でプレゼントを手渡す。1名は男性。(このドラマ男性ファンも多いというが本当だ。客席にも男性の姿がチラホラ。)

司会:DVDを当たった方に一言お願いします。
イ:実は、私もまだDVDを持っていないんです。DVDは続けて観れるメリットがありますので、自宅で楽しんでください。

次のコーナーでは、女優の浅野ゆう子が登場。- 後編へ -

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◆「善徳女王 <ノーカット完全版>」
・発売元:フジテレビ映像企画部/ポニーキャニオン
・販売元:ポニーキャニオン
・価格:13,440(税込)
・発売日:
・DVD-BOX Ⅰ は発売中
・DVD-BOX Ⅱ は4月21日発売。
・以降順次発売予定

ポニーキャニオン「善徳女王」公式サイト
BSフジ「善徳女王」番組公式サイト

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登壇者:イ・ヨウォン、浅野ゆう子
司会:吉崎典子