英祖が恐れた党派、イ・サンが憎んだ党派とは(後半)

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党派の歴史が一目で分かる図表を見ながら説明しよう。

さて、英祖の時代に入る前に、もう一度19代粛宗の時代に戻ろう。熾烈な争いを繰り広げた西人派と南人派は、粛宗の側室チャン・ヒビンが失脚したことで、彼女を擁護する南人派の力が弱まった。しかしここで、またひと悶着が起きた。今度は、西人派の中から、南人を根こそぎ粛清しようという“老論派”と、チャン・ヒビンの息子の世子(後の景宗)のために最後までチャン・ヒビンの極刑を阻止しようとした“少論派”だ。
もちろん、景宗の母であるチャン・ヒビンを極刑にしようと叫んだ老論は、景宗が王位に就くことを猛烈に反対した。だから、彼らには別に王を推戴する必要があった。そこで白羽の矢が当たったのが、元宮中の雑役係から側室になったチェ・スクビンの息子、後の英祖だった。ちなみに、7月現在韓国で人気放送中の「同伊(トンイ)」は、このチェ・スクビンが主人公の物語である。

ここでひとつ付け加えておこう。ドラマ「張禧嬪」を視聴した方にはお分かりだろうが、少論派もチャン・ヒビンの失脚を強く望んでいた。しかしその少論が、息子の景宗を推戴したのは、彼が第1子だということがその理由だ。
ここで王朝系図を見てほしい。
基本的に朝鮮王朝は、第1子つまり、長男が王位を継ぐことが正当とされてきた。だから、王朝系図に長男以外の続柄が書いているものは、王に子供がいないか、長男が病死か王位を継承できえない特別な事情がある場合だけに限られている。それ以外はクーデターによるものがほとんど。そして、クーデターを起こさせないために、現勢力は、王位継承の資格のある王子を抹殺した。つまり、王位継承の可能性のある王子は、王になるか殺されるか、選ぶ道は2つに1つしかなかったのだ。「イ・サン」第3話でヘビン母が、渋るサンを説き伏せて王位を継ぐことを決意させたのには、こういった事情があったのだ。このあたりの事情よく分かるドラマとして、「王の女」もおすすめだ。

結局、景宗が20代王に就き、自分たちへの報復を恐れた老論派は、景宗が病弱なのを利用して、後の英祖となる二男が代理に立つべきだと主張した。ここでまた、粛清という名前を借りて、老論派のメンバー数百人が惨殺された。しかし、結局、早逝した景宗についで英祖が21代の王となった。これが“辛壬士禍(しんじんしか)”である。
つまり、英祖にとって老論派は、数百人の命と引き換えに自分の命と王位を守ってくれた恩人というわけだった。もちろん本人が望んだわけではないが、結果的にそうなったのだ。

しかし、英祖の息子である思悼世子(サドセジャ)は、過激な思想集団の老論派より、穏健派の少論派に歩みよっていた。そして、老論の言いなりになるより、少論を自分の支持勢力にしようとしたのだ。そのために、過激派グループの老論がありとあらゆる手を使って思悼世子の失脚を謀ったのだ。彼らがやったことについては、ドラマの中で徐々に明らかにされるのでお楽しみに。但し、ドラマに描かれているのはあくまでも物語の中でのこと。史実と大きく違うこともあることをご理解の上、お楽しみいただきたい。

思悼世子の死は、また新たな分派を生んだ。今度は、老論が思悼世子の死を正当化する”僻派”と、思悼世子の立場に同情する“時派”とに分かれた。時派には、少数の老論以外に南、少論のメンバーが加わりサンの側についた。


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演出:イ・ビョンフン、キム・グノン(キム・グンホン)、脚本:キム・イヨン、音楽:イム・セヒョン

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