【チョン・ドジョン(鄭道傳/鄭道伝)】(全50話)ドラマ紹介

「チョン・ドジョン(鄭道傳)」は、朝鮮王朝の建国者である太祖(テジョ)ことイ・ソンゲの右腕として活躍し、朝鮮王朝の建国と初期の国家運営において重大な役割を果たしたチョン・ドジョンの生涯を、徹底した時代考証によって描いた2014年KBSの大型時代劇。
チョン・ドジョンが高潔な理想を胸にいかにしてイ・ソンゲを王位に導いたかを軸に、政敵との戦いや建国に踏み切るまでのイ・ソンゲの葛藤などが克明に綴られる。
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■解説
人間ドラマとしての面白さも際立ち、最高視聴率19.8%、総合視聴率ランキング20週間連続TOP10入りの大ヒットを記録。チョン・ドジョン役を「階伯[ケベク]」のチョ・ジェヒョン、イ・ソンゲ役を「龍の涙」ではイ・バンウォン役を演じた“韓国時代劇界のカリスマ”ことユ・ドングンが熱演。後にチョン・ドジョンと敵対するイ・バンウォン役には「龍の涙」のアン・ジェモを抜擢。このほか高麗の名将チェ・ヨン役に「百済の王クンチョゴワン(近肖古王)」のソ・インソク、高麗最後の忠臣チョン・モンジュ役に「宮廷女官チャングムの誓い」のイム・ホ、高麗の国政を牛耳る奸臣イ・イニム役に「海神-HESHIN-」のパク・ヨンギュと正統派時代劇にふさわしい硬派な主役級名優が勢ぞろいし、火花散る演技合戦が繰り広げられる。

■あらすじ
時は高麗王朝末期・恭愍(コンミン)王の時代、亡くなった王妃・魯国大長公主の霊堂の建設と恭愍王の心の病により、高麗は没落の一途をたどっていた。最高教育機関・成均館で下級官職に就いていたチョン・ドジョン(チョ・ジェヒョン)は、高麗の未来のため、王に民心を察して国を統治するよう上訴しようとするが、王が読む前に貴族階級の権力者イ・イニム(パク・ヨンギュ)に阻まれてしまう。その後もドジョンは同志のチョン・モンジュ(イム・ホ)ら成均館儒生と共に、イニムら腐った権門勢家を弾劾しようとするが、末端官吏の彼には何の権限もなく、イニムに楯突いたことで流罪になってしまう。流刑の地で新たな国を開く決意をしたドジョンは、多くの外敵と戦ってきた武人イ・ソンゲ(ユ・ドングン)を次の王にふさわしい人物だと見込むのだった。
一人のキングメーカーではなく、新しい国と新思想、新文明を切り開こうとした男チョン・ドジョン。そんなドジョンを中心に、高麗から朝鮮王朝に移る激動の時期に新しい国を建国しようとする人々と、高麗を守ろうとする人々の物語を描いた時代劇。

■DVD-BOX
全BOX4、各16200円他
販売元:ブロードウェイ
発売日:2015/06/03より

■作品紹介

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(C)KBS