タイガーマスク全105話
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米国マット界を反則行為で荒らし回り、黄色い悪魔と恐れられたタイガーマスクが帰国した。その戦いぶりを見た馬場は、彼が悪役レスラー養成所・虎の穴の出身ではないかと訝しむ。孤児院・ちびっこハウスの若槻先生とルリ子は、タイガーに憧れの眼差しを向ける健太少年に、10年前に院を飛び出した伊達直人の面影を見る。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
いじめっ子にケンカで負け、ふて腐れた健太はプロレス会場に忍び込む。彼の前に現れたタイガーマスクは、アントニオ猪木と組み、殺人男爵バロンと正義の業師ブリスコ組とのタッグ戦に挑む。姿を消した健太を捜すルリ子たちは、夢中になってタイガーを応援する彼の姿を、プロレス中継のテレビ画面の中に見つける。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
10年ぶりに孤児院を訪れた直人は、子どもたちにプレゼントを配るが、はねっ返りの健太には嫌われてしまう。再会した直人にタイガーマスクの姿をダブらせていたルリ子は、立ち退きを迫る暴力団に卑屈な態度を取る彼に落胆。直人は借金の借金のカタに取り壊されそうな孤児院を助けるため、全額返済を申し出るのだが……。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
孤児院に暴力団の赤沼組が訪れた。組長は高額な利子の支払いを迫り、若月先生とルリ子は頭を抱える。一方、タイガーは鋼鉄の牙を持つ荒業師・ミスターウルフと対戦。クリーンファイトで相手を追いつめるが、思わぬ苦戦を強いられて反則行為に走ってしまう。観客のブーイングを浴びる彼の脳裏に、10年前の記憶がよぎる。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
改めて虎の穴への服従を誓ったタイガーは、黒い魔人ボボ・アフリカを反則技でボロボロにしてしまう。見かねたジャイアント馬場は、タイガーを日本マット界から追放しようと考えるが、ちびっこファンが彼にサインを求める姿を見て思いとどまる。タイガーは虎の穴に、ファイトマネーの半分を上納すると約束していた。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
裏切り者のタイガーを抹殺するため、虎の穴は死の使いブラック・バイソンを刺客として放った。本物の人喰い虎をも一撃で倒す、恐るべき強敵だ。ブラック・バイソンはタイガーに、鉄格子の檻に囲まれたリングでの無制限デス・マッチを挑んできた。試合は陰惨な反則合戦によって、血で血を洗う文字通りの死闘となる。
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悪役に憧れる健太に道を誤らせないため、タイガーは反則をやめることを決意する。クリーンファイトに徹する彼は、プロレス界最上級の技であるバックドロップで勝利。健太とルリ子は心打たれる。ミスターXが試合後にタイガーの控え室を訪れて死の宣告を言い渡すが、タイガーはあくまで戦い抜く覚悟を決める。
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ミスターXはタイガーマスクを抹殺するため、リングの外にいる伊達直人の命を奪おうと殺し屋を放ってきた。催眠術師の陳、レーサーのジョジョ、怪力柔道家の海坊主が、不慮の事故に見せかけて直人を殺そうとする。陳の策略に陥った直人は、催眠術で自殺させられそうになるが、健太に危ういところで助けられる。
(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション
アフリカから船便で届いた檻の中には、虎の穴第二の刺客・獣人ゴリラマンが閉じ込められていた。密林の中でゴリラに育てられたという彼は、生肉を喰らい、5台のバスを軽々と牽く怪力を備えている。ホーストン&ブルータス組に苦戦した試合後、タイガーマスクはゴリラマンの想像を絶する怪物ぶりを目の当たりにする。
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報道陣の見守る中、タイガーはゴリラマンとの決戦に備えて特訓を重ねていた。ところが馬場の不注意から首を痛め、二人の間には亀裂が走ってしまう。そしてついに、対決のゴングは鳴らされた。孤児院のちびっこたちが見守る中、タイガーは決死の覚悟でゴリラマンに立ち向かうが、絶望的な体力差に圧倒されてしまう。
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