旭日の艦隊全15話
第三帝国により窮地に追い込まれていた英国と単独講和を果たしていた日本は、後世日本が誇る最強不沈戦艦「日本武尊」を旗艦とした、40隻からなる「旭日艦隊」を援英派遣軍として出撃させた。だが、大西洋には強敵「Uボート」がその強靭な牙をむいて待ち構えていた。そして、喜望峰沖で遂に日独の初海戦が行われた…。
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(C)荒巻義雄・徳間書店
独軍のアフリカ侵攻を阻止するためジブラルタル海峡基地に奇襲をかけ、独装甲空母「グラーフ・ツェッペリン」を撃沈、遂に独海軍の誇る高速戦艦「ビスマルクII世」を出港させることに成功した旭日艦隊。一方、自ら発案した長距離砲「ゲルマン砲」の試射に立ち会ったヒトラーは、世界制覇の夢の実現を確信していたが…。
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旭日艦隊旗艦の日本武尊には、建造時に試験用に作られた原寸大の同型艦が存在した。木製戦艦「八咫烏」である。既に使い道のなくなったはずのこの木造艦に奇想天外な任務を与えることを思いついた大石は、この艦を大西洋に呼び寄せた。「八咫烏」の指揮を執る海野大佐に、大石が聞かせた作戦は、その名も「心臓」作戦!
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照和21年2月、旭日艦隊の前衛遊撃艦隊は、ジブラルタル要塞の陥落に成功した。だが、それは「心臓」作戦のほんの序章に過ぎなかった。旭日艦隊本隊は、第三帝国の中枢部に直接打撃を与えるべく荒天の北海を南下していた。それを察知したヒトラーは、全天候型高速長距離機「ホルス16」を出撃させる…。
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「心臓」作戦が開始され、旭日艦隊と英国空軍の合同爆撃機隊が、ドイツ本国のベルリンを空襲した。総統官邸の爆撃にも成功するが、ヒトラーは一命をとりとめた。怒りに燃えるヒトラーは、ドーバー沖に日本の超戦艦がいるとして、空軍に出撃を命じた。だが、そこにいたのは囮の木製戦艦「八咫烏」であった…!
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「心臓」作戦により被った大きな打撃からの立て直しには腐心したものの、ドイツ軍の英本土侵攻作戦発動の時は刻一刻と迫っていた。英国から科学者たちを亡命させることが決定し、後世日本は日英の技術力の粋を集めて開発された巨大輸送飛行艇「白鳳」を派遣する。その目的地で大石は、ある人物と秘密裏に会見する…。
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ヒトラーの野望はついえるどころか逆に激しさを増し、英国本土侵攻作戦「トド」作戦の実施時期を大幅に早めることとなった。だが、欧州各地で密かに進む独軍の配備状況を知った日本も、第三帝国への抵抗の準備を着々と進め、欧州へ強力な援軍を送ることを決定する。日本初の陸海共同作戦用特殊師団「霞部隊」である…。
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ヒトラーの仕掛けた情報戦略によって英国政府が危機感を失っている中、大石のみが事態を正確に洞察していた。彼は、霞部隊の協力を仰ぎ、トド作戦に対する迎撃作戦「NC」作戦を立案する。第三帝国による英本土上陸作戦が開始された。大石の警告を軽視して油断した英国を、第三帝国の列車砲弾と降下猟兵が空から襲う…。
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ワシントン郊外にて米新聞記者のパールと日系人画家のジェームス西は、警官に追われる少女のマリーを助けた。彼女が追われることになった背景には、合衆国を裏で操る“影の政府”によるトルーマン大統領暗殺計画があった。一方その頃、ヒトラーは、“影の政府”からの密使の訪問を受け、互いに手を組むことを了承する…。
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ジェームス西、パール、マリーの三人の活動により、“影の政府”の米大統領暗殺計画の存在はトルーマン本人に知らされた。遂に日本との和睦を決意し、連邦刑務所に収監されていた日本人ジャーナリストの尾崎を釈放したトルーマンは、大高首相に親書を託す。一方その頃、ハドソン湾には巨大な潜水艦が浮上して…。
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