風雲急の加賀百万石へ。黄門一行、陰謀邪剣の渦に起つ!テレビ番組として、昭和44年8月4日のスタート以来、常に高視聴率を維持し、また映画においても「水戸黄門」は「忠臣蔵」と並んで本格的時代劇の代表とも言える極めつけの名作で、過去100本近くの映画が製作されています。御存知〝天下の副将軍〟水戸黄門が助さん、格さん、さらに風車の弥七、うっかり八兵衛を従えて諸国を漫遊し悪を懲らしめ大活躍。今回は、黒覆面の一団に襲われた若侍を風車の弥七が助けたことから始まります。実は、その若侍が前田家城代家老の奥村作左衛門の息女由美だった。このことから加賀百万石のお家騒動を知った黄門一行は事件解決のために旅に出ます。ニセ黄門の出現や難事件が続出し、能登に伝わる後神乗太鼓のおどろおどろしい響きに乗って事件は波乱を含んで展開していきます。
監督 山内鉄也(1978年 88分)
水戸黄門(1978)

(c)東映