大江戸科学技術者列伝全3話

この「天の巻」では江戸時代の天文学と測量術を紹介します。中国の暦書を輸入して以来、明治五年の太陽暦採用まで日本の暦はずっと太陰太陽暦でした。江戸時代の天文学者は、実際の天象の動きに合うように太陰太陽暦の精度を上げることに努力と工夫をしました。その成果は地球の大きさの割り出しにいかされて、正確な測量と地図制作が可能となりました。
  • 金子 務  大阪府立大学名誉教授、増岡 弘 ナレーター
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この「人の巻」では、江戸時代の蘭学に影響を受けた博物学者と医学者を紹介します。江戸時代中期、徳川吉宗による西洋書籍の輸入解禁により “蘭学”とよばれるオランダからの学術知識が日本国内に急速に広まりました。西洋科学の正確さに大きな衝撃をうけた医学をはじめとする様々な分野の科学者たちは、西洋学術書の理解に努力します。さらにシーボルトの登場により、彼に手ほどきを受けた弟子たちは西洋科学の考え方や方法を実際に体得していくのでした。
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この「地の巻」では江戸時代の科学技術者たちを紹介します。現代の“もの作り日本”の原点は、江戸のからくり技術者たちの“わざ”と“匠”の中にありました。外国船の来航などの幕末までに至る国内情勢の中で、“見世物”としてのからくり技術を近代産業技術の実現化まで高めた江戸時代後期の科学技術者たちを中心に描きます。
  • 上記キャストと同じ
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