NHKスペシャル 文明の道全7集
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約2300年前、ギリシャ軍を率いた二十歳のアレクサンドロスは強敵ペルシャを倒し、ギリシャからエジプト、中東、インドにおよぶ空前の世界帝国を築き上げました。彼は征服する一方で敵の長所を取り入れ、異なる文明との融合を計りました。第1集はユーラシア大陸を舞台に、大遠征を通して文明の交流とシルクロードの礎となる交易を図り、多民族の共存共栄をめざした新たなアレクサンドロス像を描きます。
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アレクサンドロスは東方遠征の途上、軍事拠点となる都市を次々に建設しました。その数は70を越え、交易の要として栄えたと言われます。近年、アフガニスタン北部で発見されたアイ・ハヌム遺跡も、まさにギリシャ様式の都市でした。アジア文明と融合した「神の像」があったことも判明しています。第2集はアイ・ハヌム遺跡を訪ね、研究成果を基にCGで幻の都市を復元し、中央アジアに花開いた東西文明融合の姿に迫ります。
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地中海を束ね、平和と豊かさを享受していたローマ帝国。1964年、ローマ市郊外で発見された少女のミイラに、その繁栄の秘密を解き明かす証拠があります。その少女が身に付けていた装飾品は、当時のローマ帝国では産出されない金やサファイア、絹など贅沢(ぜいたく)な品ばかりで、はるか東方から海を渡ってきたのです。第4集はローマ帝国初代皇帝が東方への夢をかなえた新たな交易の道、海のシルクロードをたどります。
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約1100年前、バグダッドは世界最大の都市で「平和の都」と呼ばれて栄えていました。中心に周囲7キロの円形の城がそびえる街には、イスラムの教えのもとに多民族が共存。最先端の科学や医学、高度な貨幣経済が発達し、世界に名高い文学「千夜一夜物語」の舞台でもありました。その繁栄はどのように成し遂げられたのか。第6集は大いなる知恵が集ったイスラム帝国の都・バグダッドが繁栄を極めた秘密を探ります。
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