【宮廷女官チャングムの誓い】(全54話)ドラマ紹介

厳しい身分制度の時代に不幸な家庭環境に生まれた主人公チャングム(長今)が、シリーズ前半は宮廷料理人として、後半は女医として活躍し、「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの波乱の半生を描いた作品。

※特集 【「チャングムの誓い」を2倍楽しむ】

■解説
アジアの至宝と呼ばれるイ・ビョンフン監督の代表作で、オカルト、サスペンス、ミステリー、アクション、純愛、ホームドラマ、師弟愛などあらあらゆるドラマジャンルの要素がぎっしり詰まった不朽の名作。

2003年当時日本では、「冬のソナタ」に代表される純愛ドラマや、「私の名前はキム・サムスン」のようなラブコメが人気で、ファン層も主婦層が多かった。
ところが、「宮廷女官 チャングムの誓い」が放送されるや、そのファン層は男性やこれまで韓流ドラマに興味の無い人々までを虜にした。結局本作は、韓国、日本を始め中国、インド、アフリカ、アラブ、アメリカ、欧州など60ヶ国以上の国々で放送され大ヒットし、韓国歴史ドラマの金字塔を打ち立てるに至った。

イ・ビョンフン監督といえば、最近では「馬医」「トンイ」「イ・サン」が人気だが、1999年には「ホジュン 宮廷医官への道」で視聴率63.7%を叩きだし、“巨匠”と呼ばれ、2003年この「宮廷女官チャングムの誓い」で57.8%を叩きだし、海外でも高く評価され“アジアの至宝”と呼ばれるようになった。(視聴率一覧表参照)

イ監督は、本作で、初めて歴史ドラマにチャレンジする方にも興味がわくように、出演者の衣装などにもこだわり、難解な時代劇用語にはわかりやすいテロップを入れるなど工夫を凝らし、丁寧かつ面白い作品に仕上がった。韓ドラ上級者はもちろん、初心者にもお勧めしたい1作だ。

「宮廷女官 チャングムの誓い」は、500年以上続いた朝鮮王朝(1392年~1910年)の中期に王の主治医を務めた実在の人物の物語で、当時、中国は明、日本は室町時代あたりというところだ。しかし、残されていた記録はほんのわずかで、ドラマはその殆どがフィクションだという。

■あらすじ
王朝9代王・成宗13年。チョンスは王の成宗の命令を受け、中宮の毒殺を実行する。毒殺実行後、良心の呵責に耐えかねて浴びるように酒を飲んだ彼は、中宮の呪いの声を聞いたために足を踏み外して崖から転落。そこで謎の老師と出会い、三人の女が彼の運命を握ると予言されてしまう…。

■DVD-BOX 
全6BOX
発売日:2005/04/21より
販売元:バップ

■作品紹介

【「チャングムの誓い」を2倍楽しむ】

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