ドラマ「37歳で医者になった僕」DVD&Blu-rayプレゼントキャンペーンもスタート!最終回あらすじ-KTV

2012年06月20日14時00分ドラマ

関西テレビ制作、フジテレビ系で放送のドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は19日に最終回を迎え、DVD&Blu-rayの発売を記念してプレゼントキャンペーンを実施している。また、過去放送もフジテレビオンデマンドにて配信、スマートフォンでの視聴も可能となっている。

■第11話(最終話) あらすじ
こん睡状態に陥ったすず(ミムラ)は、一向に目覚める気配はなかった。紺野(草なぎ剛)はかつてすずから聞いた昔話を思い出していた。沢村(水川あさみ)は転院話を進めた自分に責任を感じていたが、森下(田辺誠一)はそれを咎めることなく今は治療に集中するように励ます。沢村もまたすずを思い、隠れて涙を流す。翌日、紺野はしばらく休みであろうとその仕事分担を医局では相談するところだったが、紺野は普段通りに出勤してきた。普段は皮肉ばかりの患者の石浜(でんでん)すら紺野を心配したが、紺野は通常業務をこなしていた。すずの母(藤吉久美子)は長い付き添いで披露も濃く、紺野のアパートで休むことを勧められて沢村に案内される。アパートに着くと電話が鳴ったが、それはDVDレンタルの延滞料を請求する内容だった。すずと見るつもりで紺野が借りっぱなしだったDVDを、沢村は代わりに返却しに行った。
その翌日は総合内科のカンファレンスだった。佐伯教授(松平健)の医学部長就任でお祝いムードに包まれる中、声を上げたのは下田(八乙女光)だった。下田は伊達の妻から預かった手紙を佐伯教授に渡した。それはかつて、佐伯教授が伊達に宛てたものだった。しかしその一通を佐伯教授は破り捨て、今年の研修医はことごとく不出来だったと言い捨てる。しかしその直後、佐伯教授はその場に崩れ落ちた。佐伯教授が気付くと院内の特別病室にいた。既に他の教授らも揃って佐伯教授が不在の体制を固めに入っていた。それらの指図を行っていたのは、佐伯教授が重度のすい癌であることを事前に聞き入れていた森下だった。佐伯教授は自分の後継として教授代行には森下を指名しており、中島(鈴木浩介)に対しては器ではないと却下していたばかりだった。佐伯教授は自らが森下に取って代わられたことを知る。佐伯教授は総合内科の患者となり、新見(斎藤工)が担当することとなった。
翌日から森下は院内改革に向けて精力的に動き出した。その内容は患者のためのものであると看護師長の相澤(真飛聖)は評価するものの、中島は経営的には問題が多いと頭を抱える。そうした森下の動きを耳に入れた佐伯教授は、森下が理想に燃えているのも今のうちだと言葉を投げかける。病を押して医学部長戦に出た真意を森下が問うと、佐伯教授は目の前の大きなケーキを食べたいと思わないものがいるだろうかと自嘲気味に笑った。そんな佐伯教授に対して森下は不快感を露にした。一方で紺野は、佐伯教授の家族に聞き取りを行っていた。そして容態が比較的安定しているすずの病室で、すずの母から沢村が返却したビデオをもう一度借りてある事を知った。
次の日、医局では佐伯教授をホスピスに移す方針が固まっていた。しかし紺野は家族の以降はそうでないと言い、あらゆる治療法を試すべきだと主張する。それはかつて紺野が導入を主張した新薬を使用することも意味していた。その新薬を投薬した患者・木島(甲本雅裕)はかつて容態が急変して死亡しており、佐伯教授が投薬に同意するはずがないと森下は退ける。しかし最後まで患者治療のために尽力するべきだという紺野に対し、森下はとうとう紺野を面倒な存在だと言い捨てる。佐伯教授は新見にホスピスに移る頃かと尋ねたが、研修医たちが佐伯教授を助けたいがために森下に反発しているという事実をさりげなく告げた。その頃、紺野は名刺を見て呼び出された佐伯教授の病室を訪れていた。そこで紺野は自らの信念を述べたが、そんな考えでは出世しないだろうと佐伯教授に笑われる。しかしかつての佐伯教授も同じだったのではないかと言う紺野は、先日佐伯教授が破り捨てた手紙をテープで修復した上で返却した。そこの書かれている事は、紺野が現在主張している事と変わらないものだった。大きなケーキは分け与えるべきだったと言う佐伯教授は、自暴自棄だった思いから生きたいと思うようになっていた。
そして紺野は医局に佐伯教授が新薬を投薬することに同意したと報告した。森下は一瞬悩んだ後、家族に副作用の説明をした上で佐伯教授に新薬治療を開始する指示をした。佐伯教授に対する治療に医局は再び活気付く。中島は森下に対し、自分は教授の器ではないが、経営についてのサポートは出来るとして森下に協力を申し出た。佐伯教授が新薬治療を受け入れたと紺野は喜んですずの病室に報告に行く。相変わらず目を覚まさないすずだったが、紺野は自分を呼ぶすずの声が聞こえた気がする。すずの顔は穏やかに笑みをたたえおり、紺野も同じく笑顔になるのだった。

2年後。東央大学病院総合内科には、沢村が正式に医師として赴任して厳しく研修医を指導していた。下田は同じ院内の小児科で働き、子ども達に自らを「下ちゃん」と呼ばせる人気の医師になっていた。谷口(桐山漣)は大学院に進学して研究を続ける傍ら、自ら志願して外来診察も担当していた。森下が教授となった総合内科では、教授回診の際は教授自ら問診や触診を積極的に行い、移動中にもスタッフ間で意見交換を行うようになっていた。佐伯はすい癌が完治し、リタイアして第二の人生を送っていた。沢村は自らやその周りの近況を墓前に報告していた。すずの墓だった。沢村は、紺野が今も相変わらずだと墓碑に向かって笑顔で手話で語りかける。紺野は別の総合病院に勤務し、再び名刺を手に医療現場からの地道な改革を始めようとしていた。

「37歳で医者になった僕」DVDとBlu-rayプレゼントは関西テレビの同ドラマ公式サイトにて応募受付中、締め切りは6月26日(火)ひる12時まで。

37歳で医者になった僕~研修医純情物語~|関西テレビ
37歳で医者になった僕~研修医純情物語~|フジテレビオンデマンド

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