「馬医」第4話あらすじと見どころ:交錯した運命のまま新しい人生へ…

2014年10月17日15時45分ドラマ
(C)2012-13 MBC

前回の第3話では、クァンヒョンとヨンダル役の子役たちの可愛い胸キュンシーンも満載で、本作ではこれまでにないラブラインを描こうとしたイ・ビョンフン監督の心意気も見え隠れした回だったが、「馬医」第4話では、入れ替わった2人の運命がまた大きく動き出す!番組サイトには前回のダイジェストと第4話の予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



※あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、赤字の見どころを先に呼んで、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。また、全話のあらすじや時代背景などは、韓流コーナーの【「馬医」を2倍楽しむ】で紹介。

■第4話「新しき人生」
クァンヒョンは洞窟に戻るが、父ペク・ソックはすでに息絶えていた。書き残された「カン・ドジュン」の字を目にするが意味がわからない。やむを得ず洞窟を出るが、敵の矢を受け崖から転落する。イ・ミョンファンはヨンダルこそが、探していたカン・ドジュンの娘チニョンだと知る。ヨンダルは、自分はミョンファンの探している娘ではないと言うが、身分も家も回復したので、もう怯えなくてもいいと諭される。ミョンファンは、チニョンを優れた良家の子女に育てると亡き友に誓う。ヨンダル(チニョン)は自分が名家の跡継ぎだと知らされて戸惑うなか、クァンヒョンが死んだと聞かされ、声をあげて嘆く。ミョンファンは、ソックやクァンヒョンが死んだのは自分のせいだと思い、すっかり元気をなくしているヨンダルを妻の実家で養生させることにする。地方に向かうヨンダルを乗せた船と逆に、都に向かう船には、クァンヒョンとチニョン=ヨンダルの入れ替わり運命を知る唯一の人物チャン・インジュが乗っていた。

その頃クァンヒョンは、ひん死の状態で、ある牧場の馬医に発見される。牧場主はそのまま捨てておけというが、奇跡的に一命を取り留め、牧場の奴婢として働くことに。クァンヒョンはヨンダルとの約束を守るために牧場からの脱走を試みるも失敗。共に命を繋いだ馬をヨンダルと名付けかわいがる。そんなある日、ある馬の異変にいち早く気づいたクァンヒョンは、馬医のキベを手伝って馬の治療にあたる。キベは、クァンヒョンの手際の良さや機転が利くことに感激し、馬医の勉強を勧めるが、クァンヒョンは「医術は嫌いだ」と断る。その時、不審者の気配がし、クァンヒョンはキベと不審者を捕まえようするが、男に鍼を打たれて気絶、洞窟の小屋に連れてこられる。男は自らを医員と言い、瀕死のクァンヒョンを治療し、命を救ったと言う。男は、五臓六腑を調べるために夜な夜な動物の死骸を持ち去っていたのだった。

チニョンとして暮らし始めたヨンダルはミョンファンの息子ソンハとも仲良く過ごし、すっかり元気になっていた。そんなチニョンを見たミョンファンも、これなら官吏たちに紹介できると、家族みんなで都に向かう。そんな中でもインジュはなんとかクァンヒョンの消息を知ろうと、恵民署(ヘミンソ)にも行くが、クァンヒョンの消息は依然としてつかめない。

馬の売買をする馬市がやって来た。その日は、多くの両班がやってきて馬の品評をするが、ミョンファンとチニョン、ソンハも、そしてインジュも牧場にやってきて、太鼓や群舞など賑やかなイベントを見学する。その時、誰かの「クァンヒョン」と呼ぶ声を聞きつけ、牧場内を探し回る。ところが、チニョンを実姉のように慕っているソンハが、チニョンを探し回り、運悪く、クァンヒョンが手綱を握る馬のヨンダルが興奮し、ソンハに向かって暴走!

クァンヒョンとの思い出はわらじだけ。そんな大切なわらじを下女に取り上げられそうになった場面で抵抗する姿や、わらじを抱きしめてクァンヒョンを思い出しながらしのび泣く姿には見ているこちらも胸が詰まる。
さて、馬医キベの機転でクァンヒョンは助かるが、ここで奇跡が起きる。果たしてどんな奇跡が起きるのか?そして、この“奇跡”だが、これまでのイ・ビョンフン監督作品では、韓ドラによくある偶然は多発するが、こうした奇跡はあまり見かけない。果たして、これもまたイ監督のラブラインにつづく新しい試みなのか?それとも監督お得意の今後の何かを際立たせるための仕掛けかなのか?答えはドラマの後半でお確かめを…。
ドラマ後半の馬市で行われる太鼓の舞や見事な群舞は必見!お見逃しなく。


kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)