「馬医」第17話あらすじと見どころ:死者を生き返らせたクァンヒョンが、越えられぬ身分に苦悩する

2015年01月23日17時30分ドラマ
(C)2012-13 MBC

前回の第16話では、遺体安置所に閉じ込められたクァンヒョン(チョ・スンウ)が死者を生き返らせたが第17話では、このうわさが恵民署に広がり、クァンヒョンは次なるステージへ挑戦することに…YouTubeポニーキャニオン「馬医」で予告動画を紹介している。

YouTubeに予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



【「馬医」を2倍楽しむ】でこれまでの全話の詳しいあらすじと見どころを紹介しているので、あわせてチェックすれが、これまでの回を見逃した方も十分間に合う。あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、豆知識赤字の見どころを先に呼んで、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。

■第17話「越えられぬ身分」
クァンヒョンが遺体安置所から息を吹き返した患者を連れて出てくる。クァンヒョンは、鍼を打った後、床をはがして土を掘りだし、その土を心臓近くに塗って体温を保ったのだ。馬医で培った医療方法を用いて仮死状態の患者を救ったのだ。恵民署では、死者が生き返ったと大騒ぎに。仲間からのいじめで試験が受けられなくなったことも露呈し、医学書を研究・講習する官吏である医学習読官となったソンハが、クォン教授を呼びつけ再試験をするよう命令する。コ・ジュマン首医は、クァンヒョンが遺体置き場に閉じ込められた状態で、馬医としての知恵を生かして患者を救ったことを知り感心し、イ・ミョンファンは、またもやコ首医が目を掛けるクァンヒョンが手柄を挙げたことに焦る。

その頃、チニョンはウンソに胸に小さなしこりがあったが薬で治せると伝えるが、ウンソはクァンヒョンに会いにいく。そして、病を見つけ、恥じずに生きてよいと言ってくれたクァンヒョンに改めて礼の言葉を告げる。一方、インジュ医女は、今回の一件でますますクァンヒョンが亡きカン・ドジュンの息子に違いないと確信し、もう一度クァンヒョンの素性を調べさせる。だが、それはそのままチニョンの幸せを奪うことになることに気づき、葛藤する。

そんな中、司僕寺にヨンダルと名付けた馬がやって来る。喜んでチニョンに見せようとするクァンヒョンは、ソンハから、チニョンとは姉弟ではないと聞く。そして身分に変わりなく医学にまい進するのはいいが、それはあくまでも恵民署の中だけでのこと。誰にも傷ついてほしくないからと、チニョンは両班でクァンヒョンは賤民だと言われ、クァンヒョンは改めて身分の違いを思い知らされる。

クァンヒョンは難関の医官採用試験に挑戦することになるが、その直前、医学教授のクォン・ソクチョルが父イ・ミョンファンと会っているところをソンハが目撃する。医官採用の一次試験に続いて二次試験が始まる。二次試験は、臨床で一対一の対戦形式。なんとクァンヒョンの相手はあの秀才のテジュ。しかも担当する患者役は…。

医女たちからもモテモテのクァンヒョン。今回、スッキ王女の前に強敵が出現しやきもちをやく。王女がやきもちを焼いたのは寡婦のウンソ。朝鮮時代、一度嫁いだ女性は、夫が死ぬと後を追って死ぬのが美徳とされ、婚家では、実家でも寡婦となって実家に戻って来るのは家門の名誉を汚すこととされていた。これは儒教思想の“烈女”という生活態度を女性に強いたもので、二夫に仕えない、貞操観念の教え。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
YouTubeポニーキャニオン「馬医」予告動画
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)