自分と同じ風（船越英一郎）の愛人・美羽（佐藤仁美）から連絡を受けた久未（成海璃子）！美羽から驚きの提案をされる！なんと風の本妻に会いに行こうと言うのだが…第3話にて早くもラスボス・本妻（若村麻由美）登場！日本テレビ13日（木）23時59分より「黒い十人の女」第3話を放送！予告動画は番組公式サイトで公開。

バカリズム脚本だし、ブラックユーモアなドラマだろうと思っていた「黒い十人の女」。たしかに水野美紀、佐藤仁美、成海璃子ら愛人同士のやり取りは、バカリズムならではの笑いの要素を踏まえつつ、微妙なズレ感がクセになるドラマだ。

ところが、このドラマはそれだけで終わらなかった。放送時間が深夜ということを忘れていた。前回放送の第2話では「脱・風（船越英一郎）の愛人」を図ろうと、成海璃子演じる久未とトリンドル玲奈演じる志乃が、風以外の男性と…。

ドロドロの塗れ場とまではいかなかったが、成海璃子とトリンドル玲奈が深夜ドラマとはいえ、あそこまで濃厚なキスシーンを演じるとは驚きだった。「黒い十人の女」は単なるお笑いでは終わらない、大人向けのミステリアスなドラマだったのだ。

久未（成海璃子）、佳代（水野美紀）、美羽（佐藤仁美）、志乃（トリンドル玲奈）ら愛人たちの心理描写も実によく描かれている。ここまで女心を知るバカリズムとは、プライベートでいったいどんな恋愛をしてきたのか、興味がわく。そして改めて、脚本家・バカリズムの才能に驚かされるドラマである。

■前回のあらすじ
不倫から抜け出そうと久未（成海璃子）は新しい恋を見つけ前に進み出す。友人に誘われて久々の合コンに参加。一方、佳代（水野美紀）と美羽（佐藤仁美）は愛人同士の傷の舐め合いで2人飲み。志乃（トリンドル玲奈）は「ちょっといいかも」と思っているバラエティディレクターの浦上（水上剣星）と飲みに行く。

奇しくも全員同じもつ鍋屋だったが、幸いにもそれぞれ個室で顔を合わせることはなかった。

久未は竹井（細田善彦）という男といい感じになり、そのまま竹井の自宅にお持ち帰りされる。「私はこの人と…」頭の中で計算する久未。「このままズルズルと風の愛人の1人としてうだつが上がらない女に成り下がるより、商社マンの竹井の恋人になったほうが…」そう考えた矢先、急に玄関から女が入ってきた。

クローゼットに押し込まれた久未。ところが女は久未を見つけ出し激怒。なんとその女は竹井の恋人ではなく本妻、つまり竹井は既婚者だったのだ。

必死になって謝る久未。本妻はそれでも許さないと意気を巻く。揚げ句の果てに久未に土下座を要求。言われるがまま、久未は土下座をして許しを請うた。その帰り…身も心もズタズタになった久未を見つけたのは風。泣きじゃくる久未を、風は黙って優しく抱きしめてくれた。結局、久未はまた愛人に逆戻り。

一方、佳代と美羽はひたすら飲み続けベロンベロンに酔っ払う。美羽の話ではほかに女優の志乃と脚本家の夏希（MEGUMI）が風の愛人らしい。「まさか9人にまで増えるとは…」と歎きながら酒を飲み続ける2人。片や志乃は、浦上の家に行き、結局そのままベットイン。

愛人に逆戻りした久未のもとに、美羽からLINEで「風の奥さんに会いに行かない？」と…。果たして久未は美羽とともに風の本妻のもとへゆくのか！？

■第3話あらすじ
久未（成海璃子）は美羽（佐藤仁美）から「手を組まないか」と話をもちかけられ、成り行きで風（船越英一郎）の本妻・睦（若村麻由美）に会いに行くことになった。しかし2人を待ち受けていたのは…！？

日本テレビ10月13日（木）深夜23時59分より放送、新・木曜ドラマ「黒い十人の女」第3話を放送。出演は船越英一郎、成海璃子、トリンドル玲奈、佐藤仁美、佐野ひなこ、MEGUMI、若村麻由美（特別出演）、水野美紀ほか。脚本はバカリズム。第2話予告動画は番組公式サイトで公開。番組終了後「ytv My Do!」にて無料見逃し配信中。Huluにて全話見逃し配信中。

◇日本テレビ新・木曜ドラマ「黒い十人の女」番組公式サイト
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